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独身貴族の異世界転生~ゲームの能力を引き継いで俺TUEEEチート生活  作者: 髙龍


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五百八十四話

ハイエルフ達に頼まれ色々教えていたらあっという間に数日が経過していた。

世界樹801層に挑もうと思ったら待ったがかかった。

最近、イフさんの姿を見ていないと思ったら一緒に潜る為に世界樹を登っているとのことだった。

クロードとしても協力者が増える分には困らない。

それほど801層からの敵は厄介だった。

出現する魔物はピクシー。

単体では大した力を持たない魔物なのだが数が集まってくると厄介な存在へと化ける。

化け物のような魔法を連発してくるようになるのだ。

しかも、その魔法は前の魔法と連鎖し襲い掛かってくる。

対処法は魔法を撃たれる前に少しでも数を減らすこと。

そうでなければあっという間に魔法の餌食になってしまう。

そして厄介なのはそれだけじゃない。

部屋と部屋はランダムで繋がっており801層から899層の間を行ったり来たりすることになる。

クロードは経験はなかったが運が悪いと全ての部屋を攻略する羽目になるらしい。

幸いそうなっても大丈夫なだけの食料と消耗品は持っている。


イフさんは夜には帰ってきた。

彼女の体調を整える意味を込めて今日は攻略を延期し翌日に朝から挑むことになった。

そして、翌日。

多くのハイエルフに見送られクロード、イフ、カラン、シルフィーはダンジョンに入り込んだ。

打ち合わせ通りにクロードは801層に入ると同時に前へ駆け出した。

ハイエルフ3人組はその場でそれぞれ契約している精霊を呼び出し防御を固める。

クロードの走り抜けた後をいくつもの魔法が着弾する。

移動する間もクロードは気配探知でピクシーの居場所を掴みウィンドカッターで障害物ごと寸断していった。

部屋に突入して10分程。

部屋にいたピクシーを討伐し終わりドロップ品を回収する。

妖精の羽は触媒として優秀だ。

魔力回路に混ぜることにより反応速度が速くなる。

一般向けの魔道具では必要ないが戦闘用の魔道具に使えばその威力は計り知れない。

経験値を稼ぐ意味もあるが出来る限り回収したいところだ。


1時間で10部屋を攻略した。

本来であれば次はセーフティーエリアのはずだがピクシーが待ち構えていた。

難なくピクシーを討伐したクロード達であったがこれはまずいなぁっとクロードは考えていた。

確か情報スレに全部屋攻略した際の注意事項にこうあったはずだ。

通常10部屋ごとにセーフティーエリアが設置されているが全部屋攻略の場合20部屋ごとになる。

クロードは体力的にまだまだ大丈夫だが3人は少しばててきている。

危険ではあるがここで警戒しつつ休憩を取るしかないだろう。

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