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独身貴族の異世界転生~ゲームの能力を引き継いで俺TUEEEチート生活  作者: 髙龍


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五百七十九話

ハイエルフ達は相変わらず野菜を切っている。

監督しつつもクロードはある魔道具の製作をしていた。

本来は職人技である麹づくりを代わりに行ってくれる魔道具だ。

人の手がいらないので安定した麹づくりを行うことができる。

続いて作成するのは発酵・熟成を自動的に行ってくれる魔道具だ。

ここに麹と材料を入れておけば1~2年で熟成が完了するだろう。

今回は錬金術を応用して熟成を早める。

完成した物を布に入れて搾る。

ここは時間をかけたいため滴り落ちるに任せることにする。

周囲を見てみれば興味深そうにこちらを見ているハイエルフが数人いた。

「完成は3,4日後ですよ」

そう言って作業に戻させる。

何人かのハイエルフはこの短時間で随分と上達していた。

これなら次の工程を教えても大丈夫だろう。

今回、挑戦するのは野菜炒めだ。

まずは手本を見せることにする。

「まずはフライパンを温めて油をさっと引きます。続いて火の通りの悪い野菜から加えていきます」

ハイエルフ達は真剣な顔で工程を見守っている。

次々に材料を加えていき最後に肉を加える、

「火が通ったら塩と胡椒で味を調えて出来上がりです。それでは実際にやってみましょう」

ハイエルフ達は恐る恐るフライパンを手に取り料理をはじめる。

焦がすものや油を入れ過ぎてびしゃびしゃになる者も出たがこれで簡単な料理を1つ覚えたことになる。

「料理って難しいんですね」

「慣れてくれば案外簡単ですよ。今日はここまでですが次はまた別に料理にチャレンジしてみましょう」

そう言ってクロードの料理教室1回目は終了した。


翌日、シルフィーとカランを伴って771層にやってきた。

精霊達のやる気は十分で今日もハイペースでゴーレムを狩っていく。

クロードも魔法を連発していくが少し今までと違った魔法の運用をしていた。

それは変換された神力を魔力に混ぜる方法だ。

魔力は足りてりるのだがこうすることによって少ない魔力でより高火力の魔法を撃つことが出来る。

クロからアドバイスされたのだが積極的に神力を変換した力を使ってほしいとも言われていた。

将来的に神力を扱う時に変換された力を使っておくことによってよりスムーズに使えるようになるとのことだった。

770層で一度休憩を取りその後も確実にゴーレムを倒していく。

この日は780層まで攻略して帰還するのだった。

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