表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
独身貴族の異世界転生~ゲームの能力を引き継いで俺TUEEEチート生活  作者: 髙龍


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

561/688

五百六十一話

「まずは、封印しきれなかった力を使う方法はないのかな」

「それは体を鍛えるしかないにゃ」

「やっぱり楽して強くなるのは無理か」

「1つ疑問に思ったことがあるのだけど、いいかしら」

「何にゃ」

「クロードは一般の家庭に生まれたと言っていたけれどこの世界で発明を色々しているわよね」

「うん。確かにしているけれどそれがどうかしたの」

「普通の家庭に生まれたってことはその知識はどこからきたのかしら」

言われてみれば確かに不思議だ。

作りたいと思ったものを色々作って来たけれど普通に生活していたらその辺の知識がつくはずがない。

ましてや就職していたわけでもなくただのニートだったわけだし。

「あぁ。その答えは簡単にゃ。休暇中だとしても主様の精神はアカシックレコード。星の記憶と繋がってるにゃ。そこから知識を引っ張ってきているにゃ」

「えっ・・・・」

それってかなり凄いことなんじゃ。

「・・・」

イフさんも黙り込んでしまった。

「あっ・・・。うん。このことは忘れよう」

と思ったらいきなりイフさんが起動した。

「いやいや、アカシックレコードにアクセスできるってことは間違いなく神じゃない。しかもかなり上位の」

「主様をそこいらの神と同じにしてほしくないにゃ」

さっきは正体を言えないと言っていたがどうやら神の1人らしい。

「えっと、確認しておきたいことがあるんだけどいいかな」

「なんにゃ」

「地球の知識を引っ張ってこれることはわかったけどまずいこととかあるのかな」

「問題ないにゃ。北欧の連中がいくら騒ごうが父君と母君には文句言えないにゃ。今は静観しておられるけど無理矢理主様の運命を捻じ曲げたことにかなりご立腹にゃ」

どうやら神としての父と母もいるらしい。

しかもかなりの大物っぽい。

「うわぁ・・・。断片的だけど聞きたくない情報ばかり・・・」

「なんだかすみません」

「いや、クロードが謝るようなことじゃないんだけどね」

「とにかく、主様は自由に動けばいいにゃ」

「わかったよ」

「それはそうと、なんか寒気がするんだけど・・・」

「それはあんまりよくにゃい傾向にゃ。主様の抑えきれていない力に本能が危機感を覚えているにゃ」

「僕は何も感じてないんだけど・・・」

「それは元々主様の力だからにゃ。ハイエルフのお嬢さんのことを考えるならそろそろ戻ったほうがいいにゃ」

「そっか。色々ありがとう」

「次からはもっと楽にここにこれるはずにゃ。主様がまた来てくれるのを待ってるにゃ」

クロがそういった瞬間、強制的に空間から弾きだされたのだった。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ