表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
独身貴族の異世界転生~ゲームの能力を引き継いで俺TUEEEチート生活  作者: 髙龍


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

52/688

五十二話

クロードは王都から帰ってきてから任された役目を全うするべく計画を立てていた。

ゲーム時代の知識と今までまわってきた経験から効率のいい狩場を選定する。

王国の一般兵に渡されている装備はお世辞にも高品質とはいえない。

「品質と量産性を考えるとやっぱりリザードマンかな。錬金術の素材にならないからダンジョンに行ったことはないけど近くまで飛んで移動すればいいな」

必要な物をアイテムボックスに入れて準備を進めていく。

数日はダンジョンに泊まり込むことになるので父様と母様に挨拶に向かう。

「父様。母様。数日程ダンジョンに行ってきます」

「わかった。気を付けていってくるんだよ」

「クロードのことだから大丈夫だと思うけど。無理だけはしないでね」


挨拶もそこそこに一番近くまで転移する。

アイテムのグリフォンの笛を使いグリフォンを呼び出し地図でダンジョンの位置を確認して飛んで行った。

本来なら最短ルートでも森を抜けなければいけないため移動に時間がかかるはずだったが空を行ったため数時間で目的のダンジョンに到着したがグリフォンで乗り付けたため軽い騒ぎになっていた。

ダンジョンを管理する兵士に何者だと誰何されたが男爵の証明書を提示することで引き下がっていった。


リザードマンの皮は素材として人気があるため多くの冒険者がいたがその横を通り過ぎて足早にダンジョンに侵入する。


子供が一人で入っていくのを見て心配したベテランの冒険者パーティーが慌てて追いかけたが結果として唖然とすることになる。

入り口近くで追いついたが心配して追いかけたはずの子供が剣すら抜かず無詠唱で魔法を放ちリザードマン相手に無双している姿を見せつけられたのである。

「心配して追いかけてきたってのになんだあれは。化け物じゃねぇか」

「そういえば子連れのダンジョン荒しが一時有名になってたがまさかな」

「ダンジョン入っちまったし別ルートで狩るか」

冒険者達は進路を変えて獲物を探しはじめるのだった。


「効率よく狩るためにはやっぱもっと奥を目指さないとな」

ダンジョンは低層では数が少なく潜れば潜るだけ沸く数が増える傾向にあった。

クロードは最短ルートで目的の階層を目指しつつ途中で出会ったリザードマンを片付けていく。

リザードマンは魔石とドロップ品である皮や粗末な鉄製の槍や剣を落とすのでそれを手早く回収する。

粗末な剣や槍は鋳つぶして精錬しなおせば十分な武器を作ることが出来るので一石二鳥だった。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ