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独身貴族の異世界転生~ゲームの能力を引き継いで俺TUEEEチート生活  作者: 髙龍


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四百三十八話

まずクロード達が向かったのは服飾関連のお店である。

ゲルマン王国と違い放牧が主要産業ということもあり動物の皮や綿を使った製品が多く陳列されている。

エリーゼはもこもこしたウールの手触りが気に入ったらしく真剣に服を選んでいる。

クロードも皮製のコートが気になりお店の人の許可を取り試着してみる。

少しサイズが大きいようだがまだまだ成長期を迎えていないことを考えると購入するのも悪くないだろうと結論を下す。

クロードが会計を済ませるとエリーゼの方も何を買うか決めたようで待機していたカリオンに声をかけて3人でお店を出た。

その後も様々なお店をまわり買い物を楽しんでいく。


エリーゼは小物を扱うお店で見事な装飾を施された小箱を見つける。

蓋を開けてみれば小箱は音楽を奏ではじめる。

そこに店主の男性が話しかけてくる。

「お嬢さん。オルゴールははじめてかい」

「これはオルゴールというのね」

「他にも置いてあるから見てみるかい」

「えぇ。お願いするわ」

店主はお勧めであろうオルゴールを持ってきてエリーゼに手渡す。

エリーゼは渡されたオルゴールを順番に開けていきその音色に聞きほれる。

エリーゼはしばらく考えこんでいたがいくつかのオルゴールを選び出す。

「これとこれとこれを貰うわ」

「ありがとうございます」

店主は代金を受け取りホクホク顔だ。

オルゴールは職人が手作りしているもので1個1個の値段は決して安くない。

それが複数個売れたのだから店主の気持ちもわかろうというものだ。


同じ店内にいたクロードは孤児院の子供達へのお土産を選んでいた。

女の子達には髪飾りを男の子達にはネックレスを選ぶ。

クロードの技術なら似たような物を作ることも可能だがせっかくの小旅行にそれを言っては台無しだ。

「こちらをください」

「はい。ただいま」

クロードは代金を支払い一つ一つを小袋に入れてもらいアイテムボックスにしまい込む。

「またのご利用をお待ちしております」


店主に見送られ店の外に出たクロード達はこれからの予定を話し合う。

「そろそろお昼にしましょうか」

「そうね。やっぱりお肉が美味しいのかしら」

「クロード様。エリーゼ様。少しお待ち下さい。今お勧めのお店を聞いてまいります」

カリオンは先ほどのお店に戻り店主にお勧めのお店を聞いてきたようだ。

「お待たせしました。竜の涙と言うお店がよいようです。ご案内いたします」

カリオンを先頭にクロードとエリーゼは移動を竜の涙を目指し移動を開始した。

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