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独身貴族の異世界転生~ゲームの能力を引き継いで俺TUEEEチート生活  作者: 髙龍


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三百四十二話

相談の結果フォーネスト団長がグリーンドラゴンと契約しムッテハイド団長がレッドドラゴンとイリウム団長がフロストドラゴンと契約することとなった。

クロードは3人に支援魔法をかけて早速契約に挑んでもらう。

3人は激戦を繰り広げなんとか認められることに成功していた。

「ただ殺すのであればそうでもないが手加減しながら戦うのには相手が悪すぎる」

とこぼしていたがどこか嬉しそうでもあった。

3人の激戦に刺激されたのか残りの兵士達もグリフォンを問題なく従えることに成功してこの日は終了した。


翌日、ドラゴニア王国からの返事が届くまでに戦力化を進めた方が良いと判断したクロードは授業を欠席して練兵に精を出していた。

3人の騎士団長も副団長に仕事を任せたそうで当然のように参加していた。

「最初はとにかく飛行に慣れることからはじめましょう」

ここで手間取っている兵士もいるが3人の騎士団長は流石のセンスというべきか安定した飛行を見せていた。

今回は先行してグリフォンを与えられた兵士30人も参加してフォローをしてくれておりクロードの負担はそこまでではなく余裕があった。

3人の騎士団長達は複雑な機動を描いたりと空を飛ぶ楽しさに浸っていたが模擬戦をしようということになりそれにクロードも巻き込まれる形で相手をすることとなった。

クロードの愛騎はグリフォンではあるが飛び慣れていることもあり模擬戦はクロードの圧勝で終わった。

3人は悔しがってはいたがクロードとの模擬戦で何かを掴んだらしく鍛錬に励んでいた。


数日間、訓練は続き対地襲撃に模擬戦なども積極的に行いある程度形になったところでクロードと3人の騎士団長は王宮からの呼び出しを受けていた。

王宮の庭にはグリーンドラゴンとワイバーンが5騎滞在していた。

そのまま謁見の間まで使用人に案内されると見慣れない格好をした6人の男達が国王陛下のポセイドスと会話をしているところだった。

「訓練中にすまないな」

「いえ、お呼びとあらばいつでも参ります」

「クロード卿。すまないがこちらの御仁と模擬戦をしてほしい」

「ご指名とあらば」

「お待ちください。私はこの国で一番強い方との模擬戦を希望したのです。それが子供が相手とはあんまりだ」

「ミューヘン殿。見た目で侮ると痛い目を見るぞ」

「そこまで言われるのならよいでしょう。クロードといったな。手加減はせぬぞ」

「無用です」

クロード達は城の訓練場に移動して模擬戦を行うこととなったのである。

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