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独身貴族の異世界転生~ゲームの能力を引き継いで俺TUEEEチート生活  作者: 髙龍


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三百三十九話

クロードは授業が終わると露店の状況を確認に向かった。

露店の近くに行けば独特の匂いが漂ってくる。

露店には数人のお客さんが並んでおり出だしとしては上々なのではないだろうか。

「お疲れ様です。調子はどうですか」

「クロード様。御飯時にはそれなりの数がでました」

「それはよかったです。この様子ならお任せしても大丈夫そうですね」

「問題は使うスパイスが次の仕入れまで持つかどうかです」

「そういうことなら任せてください。スパイスを買い付けた国を教えてください」

幸い明日から2日は学園は休みなので時間は十分ある。

責任者の男性は地図を取り出して説明してくれる。

「こちらの国です」

「わかりました。それではちょっといってきますね」


一度寮に戻り準備を整えたら転移魔法で飛べる一番南まで飛ぶ。

そしてグリフォンを呼び出して一路南の国を目指した。

空を飛ぶことで難所と呼ばれるような場所も関係ないため2日目には目的の国に到着することが出来た。

ゲルマン王国とは違う建築様式に興味はひかれるが目的を優先してスパイスを売っているお店を探す。

道行く人に尋ねると親切に教えてくれて到着したお店はかなり大きかった。

「すみません。スパイスが欲しいんですが」

「どのスパイスをお買い求めですか」

種類が色々とありクロードは悩んだが全部の種類を大人買いする。

「大量に買っていただきありがとうございます」

「いえいえ。助かりました」

スパイスを無事購入出来たクロードは時間がまだあるのでフラフラと街を探索することにした。

喉が渇いたクロードはお店でお茶を頼む。

出てきたのはスパイスの利いたお茶だった。

スパイスが鼻を抜ける感じがよく体がポカポカとしてくる。

これはこれで美味しいと思ったクロードは茶葉を買えないかと聞いたところお茶屋さんがあるということでそちらを紹介された。

お茶屋さんに着いたクロードはここでも様々な種類の茶葉を大人買いする。

専用の茶器も数セット購入する。

店員さんがお茶の淹れ方を説明した冊子をくれたのがありがたかった。


そろそろ戻らねばと転移魔法でゲルマン王国の王都へと戻り営業中の露店へと向かう。

お客さんは丁度いないようなので買ってきたスパイスを渡すには丁度よい。

「戻りました」

「クロード様。無事に買えましたか」

「えぇ。これだけあれば足りますかね」

アイテムボックスからスパイスを取り出して渡す。

「これだけあれば十分です」

「後は現地でお茶を買ったのですけどこちらも売り出してみましょう」

「お茶ですか。少々忙しくなりそうですが余裕はありますのでやってみましょう」

現地では一般的だと言っていた茶葉と茶器を1セット取り出して淹れ方をレクチャーする。

露店の店員が無事淹れられたことを確認してクロードは寮へと引き上げるのだった。

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