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独身貴族の異世界転生~ゲームの能力を引き継いで俺TUEEEチート生活  作者: 髙龍


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三百十七話

「失礼します」

「クロード何用かな」

「本日は陛下にお願いがあってきました」

「お願いか・・・。珍しいこともあるものだな言ってみるといい」

「禁術に指定されている召喚術を僕に研究させてください」

「何故、禁術に指定されているのかその意味はわかっているのだろうな」

「過去に悪魔や魔人といった制御できない化け物を呼び出されて国を滅ぼしかけたからです」

「わかっているなら答えはわかりきっているであろう。許可できん」

「待ってください。過去に最悪な事態を引き起こしたのは事実ですが過去の例を調べた結果。媒介に使った物が呪物だったり生きた人間だったりしたのが原因ではないかと考えています」

「違う物を使えば違った結果が得られるはずだと言いたいのか」

「その通りです。仮に化け物が出てきても責任を取って討伐いたします」

「クロードはこう言っておるがお前達はどう思う」

「クロード卿の実力であれば化け物が出てきてもどうにかできるのではないでしょうか」

「軍部としては召喚術により戦力を確保できるのなら願ってもないことです」

「お前たちはクロードに甘いな。儂も人のことを言えんが」

「それでは許可していただけるのでしょうか」

「わかっていると思うが王都に被害を出さないのが条件だ。被害が出た場合はそれなりの処罰を行うことになる」

「ありがとうございます」

クロードは無事許可が下りたことで上機嫌で帰っていった。


許可が下りたことでクロードは早速準備をはじめた。

目星をつけていた召喚陣を次々と紙に描いていく。

まず最初に行うのは召喚陣の違いによってどういう結果が生まれるのかを確認することだ。

一通りの召喚陣を描き終わったクロードは砂漠地帯に転移魔法で飛ぶ。

砂漠地帯なら何か問題が起きても周囲に被害が及ぶことはないからだ。

媒介はポピュラーなものとして小さい魔石を使い召喚陣に魔力を注ぎ込む。

結果としては全て小型の魔物が召喚された。

データを揃える為に同じ召喚陣で複数回、召喚を試みてみるがその都度出てくる魔物は変化した。

次に着目したのは召喚陣を描いている物質だ。

銅、鉄、銀、金、ミスリル等様々なもので描き試みてみる。

その結果、銀とミスリルで描いた物は他の物より効果が高いことがわかった。

銀とミスリルで他の召喚陣も試してみると大体召喚陣の違いもわかってきた。

空を飛んでいるものが呼び出しやすいものや地上のものを呼び出しやすい召喚陣に水の中のものを呼び出しやすいものなど。

これで狙ったものを召喚することが出来そうだ。

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