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独身貴族の異世界転生~ゲームの能力を引き継いで俺TUEEEチート生活  作者: 髙龍


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百三十八話

「お父様。こんな時間に珍しいのじゃ」

「うむ。今日はクロードを連れてきたぞ。会いたかったのだろう」

「本当じゃ。クロードがおる」

「エリーゼ様。お久しぶりでございます」

「様は不要じゃ。エリーゼと呼んでたもれ」

国王陛下を見ると頷いている。

「うん。それじゃエリーゼと呼ぶね」

「さぁ。そこに座るのじゃ」

席に座ると待機していた使用人さんが紅茶をいれてくれる。

「クロードのことを聞かせてくりゃれ」

「そうですね・・・」

はじめて兄様達に連れられてダンジョンに挑みそこでゴブリンロードを討伐した話やネツァルさんに連れられて色々な所を巡った話をしていく。

「クロードは凄いのじゃ。妾も色んな所にいってみたいのじゃ」


国王ポセイドスは話を聞きながらクロードの話している場所に関して思いをはせる。

一流の冒険者でも命がけで挑む難所がいくつも入っていたのである。

洗礼で受け取ったステータスに加えて幼いころからそういった場所に行っていたのであれば尋常でない強さにも納得できる。

再びクロードの話に耳を傾けるポセイドスであった。


「うむ。クロードは頑張っておるのじゃな」

「まだまだ勉強中の身ですよ」

「妾も家庭教師に習って頑張っておるのじゃ」

クロードはエリーゼの微笑ましい話に癒される。

考えてみれば領地を任され少しでも早く実績をあげようとここまで全速力で進んできた。

「クロードよ。領地を与えておいてなんじゃが焦らずにじっくり経営をしていけばいい。そなたの頑張りは余が認めておる」

「ありがとうございます」

「クロードの治める領地を妾も見てみたいのじゃ」

見てみたいと言われたのは嬉しいがあいにく王都からだとかなり距離がある。

一国の王女様を招くのは中々に難しいだろう。

「今は魔物が増えているので難しいですが機会があれば是非に」

「クロードの治める領地はここから遠い。無理を言うものじゃないぞ」

陛下も反対のようでほっとする。

「陛下。姫様。そろそろお時間でございます」

名残惜しいがもう時間のようだ。

「もうそんな時間なのかや。クロードまた話を聞かせてくりゃれ」

「クロード。今日はすまなかったな。時間が出来たらエリーゼに付き合ってやってくれ」

「王都に寄ったときは寄らせていただきます」


この場を辞して王宮を後にして転移魔法でニーパス領へと戻る。

領主館に戻るとミッシェルさんが報告書を読んでいた。

「ミッシェルさん今戻りました」

「おかえりなさいませ」

「何を読んでいたのですか」

「魔物の発生状況をまとめた資料です。どこから調査すべきか考えておりました」

「僕も積極的に調査に参加しますので安心してください」

報告書をもとに領内をあちらこちら飛びまわるクロードであった。

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― 新着の感想 ―
[一言] 口癖に凄い違和感が ロリババア設定なんかね
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