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独身貴族の異世界転生~ゲームの能力を引き継いで俺TUEEEチート生活  作者: 髙龍


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百十九話

さらに月日は流れ王都の貧民街の住民と仕事を求めてやってきた人々によりニーパス領は事業が安定して活気に満ちていた。

「クロード様。投資した額のほうがまだ大きいですが事業は軌道に乗りましたな」

「一安心ですね。ですがここで手を抜きたくありません。以前から考えていたのですが国境に貿易都市を作りましょう」

「貿易都市をですか。またお金がかかりますよ」

「領地の発展に出費はつきものですから。実は暇な時間を使って設計などはもうすませてあるんですよ」

アイテムボックスから設計図を取り出す。

「拝見いたします」

ニコニコしながらクロードは反応を待つ。

「これは貿易都市というより城塞都市じゃないですか。シルフィード皇国が何か言ってきてもおかしくないですよ」

「貿易を担うと同時に国境の都市ですからね。シルフィード皇国が何か言ってきても内政干渉で跳ねのけます」

「強気ですな」

「実は装備の素材集めと同時に建材も集めていたので後は人手を集めるだけですしね」

「建材の手配も終わっているとはいつも思いますがクロード様は規格外ですね」

「褒めても何も出ませんよ」

「褒めているわけでは・・・。まぁいいでしょう。大々的に公布して建築に入りましょう」


新たな都市を国境に作るという話はニーパス領の外でも広まり多くの人が出稼ぎの為に集まってきた。

「皆さん。領主のクロードです。今回は新都市建設のために集まっていただきありがとうございます」

「領主様。それはいいが建材が見当たらないんだが」

集まった人々から疑問の声があがる。

「それは今から出しますよ」

クロードはアイテムボックスから建材を次々と取り出していく。

あっという間に建材の山が築かれる。

「おぉ。すげぇ。領主様はアイテムボックス持ちか」

「警備には万全を期していますがシルフィード皇国から横槍が入る可能性もあります。作業は迅速にお願いしますね」

念のため訓練を終えたばかりの騎士団と歩兵の部隊も建築作業に従事させ横槍が入った場合防衛戦闘を行うことになっていた。

集まった人々はそれぞれの担当に振り分けられクロードも専門家の元作業に従事していた。

「領主様。自ら作業をして頂けるなんて感激ですぜ」

「使えるものは猫でも使いませんとね。僕が働くことで早く完成するならいくらでも手伝いますよ」

今手伝っているのは城壁部分である。

クロードは圧倒的なステータスの元他の人より早く作業を推し進めていた。

集まった人々も負けじと作業に従事する。

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