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独身貴族の異世界転生~ゲームの能力を引き継いで俺TUEEEチート生活  作者: 髙龍


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百十四話

水神龍は自分が攻撃されはじめると有利な水場に誘導させるような動きを見せたが他の龍の攻撃を受けていたためあっけなく倒れた。

続いて範囲攻撃が脅威な風帝龍の討伐にかかる。

無数の風の刃が放たれ風帝龍の周囲は雷が走っており近づいて倒すのはダメージを負う覚悟が必要だが魔法でちまちま攻撃していても埒が明かないのでダメージ覚悟で接近戦を挑む。

風帝龍に近づくが周囲の雷が容赦なく襲い掛かってくる。

痛みに耐え何度も斬りつける。

思えば転生してからダメージをまともに受けたのはこれがはじめてである。

定期的に回復魔法を自分にかけることでダメージを緩和させる。

他の龍の攻撃も合わさって風帝龍も時間をかけることなく討伐することができた。

残すは炎獄龍である。

炎獄龍は口から高火力のブレスを放ってくるがそれを転移魔法で避け攻撃を受けない場所で斬り続ける。

他の龍からのダメージと四龍の中でも一番体力の低い炎獄龍は苦戦することなく倒れるのであった。


流石にへとへとになったクロードはドロップ品を回収した後屋敷へと転移した。

「クロード様。おかえりなさいませ」

「うん。ただいま。悪いけどお風呂の準備をお願いできるかな」

「すぐにご用意いたします」

部屋に戻り着替えをすませた後用意されたお風呂で体をしっかりと休める。

「フィールドボス四戦は流石に無茶だったよなぁ」

四匹が連携していたら勝てなかったであろう。


体を十分休めたクロードはそのまま食堂に向かう。

他の家族は揃っておりクロードを待っていたようだ。

「お待たせしました」

「色々言いたいことはあるがまずは食事にしよう」

「いただきます」

久しぶりの料理長の料理は相変わらず美味しかった。


食後紅茶を飲みながら会話をしていた。

「新領地で色々大変だろうけどもっと帰ってきていいんだよ」

「色々手を付けないといけないことが山積みで」

「ニーパスについてこちらでも調べたけどシルフィード皇国との仲がよくないことから攻め込まれた場合は一時的に占有されてもいいようにあえて放置されていたようだね」

「広い代わりに何もないような状態でしたから。産業として携行食と回復薬を作ろうと考えています」

「うちでの実績があるから失敗しない方法を選んだわけだね」

「父様にお願いがあるのですが将来を見据えて騎士団を作ろうと思っていまして教官役としてカリオンさんを貸し出してもらえないでしょうか」

「カリオンか。こちらからも支援をするつもりだったから構わないよ」

「ありがとうございます」

カリオンのニーパスへの派遣が決まったのであった。

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