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独身貴族の異世界転生~ゲームの能力を引き継いで俺TUEEEチート生活  作者: 髙龍


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百十話

クロードはロビの返事を待つことなくプロミネンス領に飛んでいた。

訪れるのは鍛冶屋である。

「失礼します。親方はいますか」

「クロード様。ようこそいらっしゃいました。すぐに親方を連れてきます」

店員が下がりすぐに親方がやってくる。

「クロード様。本日のご用はなんですか」

「ニーパスに新しく領地を構えることになりまして親方のところから腕のいい人を引き抜けないかとご相談にきました」

「なるほど。話はわかりました。そろそろ独立してもいいと思える奴らが何人かいるから声をかけてみよう」

「ありがとうございます」

「寂しくはあるが職人にとって独り立ちってのは夢なんだ。その夢を叶えるチャンスが与えられた幸運を祝福してやりたい」

「これからもこちらの工房に仕事を頼むこともあると思いますので今後もよろしくお願いしますね」

「こちらこそよろしく頼む」


時間が惜しいということでその後クロードは素材を集めるために各地を奔走することになる。

秘境に飛んでアースドラゴンの討伐に回復薬に使う薬草の採取を行う。

鉱物を求めてワーカーアントを大量に乱獲する。

それだけでなくリザードマンも乱獲する。


素材を集める傍ら王都の貧民街を訪れロビから返事を聞く。

「十分な予算をくれるなら引き受けるそうだ」

「ありがとうございます。資金はこれを使ってください」

アイテムボックスから資金を取り出してロビに預ける。

「確かに受け取った。大舟に乗ったつもりで任せてくれ」


素材集めを中断して一度ニーパスに状況の確認をしに向かう。

「ミッシェルさん。状況はどうですか」

「区画の見直しを行い予定地を決めて建設の準備に取り掛かったところです」

「こちらは人員の確保に目途が経ちました。王都の貧民街から移住してくる人達がいるので受け入れの体制を整えてください」

「貧民街からですから。その信用できるのですか」

「斡旋先は信頼出来る所です。中途半端な人は送ってこないでしょう」

「わかりました。受け入れの準備をすすめます」

「僕はこの後この街の鍛冶屋にいってきますね」

「いってらっしゃいませ」


クロードはニーパスの鍛冶屋を訪れた。

「失礼します」

「おう。お客さんかい」

「素材を卸すので装備の受注をお願いしたいのですが」

「まずは素材を見せてもらおうか」

まずはジャブとしてリザードマンの皮とミスリルをアイテムボックスから取り出す。

「何とか加工できないこともないがお勧めはできんな」

「品質を保証できないってことですか」

「そういうことになる」

クロードは下手をしたら職人のプライドを傷つけ決裂するだろう爆弾発言をするのだった。

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