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才能無し、才能を憎む~何なら俺以下いない~  作者: 翡翠果実
動乱の種が爆ぜる時、空の導は地に落ち、無尽の石棺は消える。
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別話 10人と歴史書

「次は私から。世の中が平和になってきて我々の国も安定してきており、他国への支援も行えるようになってきました。先ほどの話題にもなりましたが、我々の支援を受ける国も増えてきたため、交流により、ある程度の歴史や過去のことがわかるようになってきました。それに加え、北方の彼らとの交流ができたため、羊皮紙が、農業の安定により、染料の類が手に入るようになりました。そこで信憑性の高い情報や、言い伝えなどに関連のあることなどをまとめ、歴史書として書き出すのはいかがだろうか。情報をまとめることで近年頻度が高くなっていると市井で騒がれている事態への、解決策などが編み出せると思われます」

「いいんじゃないか。俺はそれに賛成だ」

「結局はお主の趣味であろう。まあ反対はしないがな」

「ほかの方々にも反対する人はいないみたいですね。ではこの件、私の指揮の元、進めさせていただきます」

「一つ、気になることが、ある」

「何でしょうか」

「あの、過去の帝国の、遺物、どう扱うつもりだ。あれは、我らにとって、いや、この、今の世界にとって、益にも、害にも、なっているものだ。あれの、扱いは、結局、どうするかも、決まっていない。歴史書は、それを、決めてからだろう」

「…確かにそうですね。そろそろ本格的にこの話に決着をつけなければいけないようだ」

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