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〇〇が咲く頃  作者: ys
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-¨始まり¨が咲く頃-

『ずっと…好きだった…ずっと…ずっと…昔から好きだった!!』

母親は自殺した。そう父親に聞かされた時、俺はどんな顔をしたのだろう。悲しそうだったのか、泣き出しそうだったのか、それとも、笑いそうだったのか。でもそれを確かめることすら出来ない。だって、父親は母親を追いかけるように自殺していったのだから。


今の俺の家族は俺を含め3人。小学六年生の妹、東郷 彩花。高校二年の姉、結城 凛花。そして中学三年生の俺、桐谷 一成。どうして皆苗字が違うのかと言うと、実は本当の兄弟ではないからだ。

彩花は元々は親戚だった。だが彩花の一家が強盗に入られ、彩花の両親は殺された。だから俺の父親が引き取ろうと母親に相談したらしい。その時彩花はまだ小学三年生だったと思う。ちょうど俺の家に泊まりに来てたんだ。もし、自分の家に居たら助けられたかもしれない。そんな思いから引きこもりになったみたいだ。

凛花は色々あったみたいで元々彩花の家で引き取ってもらっていたらしい。強盗に入られた日は彩花と共に俺の家に泊まりに来てた。本当の両親のことを聞いても何も答えてくれない。何か事情があるのだろう。

まぁなんだかんやで3人での生活を送っている。色々と大変だが、割と楽しい。今はちょうど朝ごはんを作っているところだ。この家では俺以外は料理が大の苦手だ。この前彩花に「練習練習」と言って卵焼きを作らせたことがあるが…なんというか…まぁ…酷かった。率直に言おう、あれは卵焼きじゃない。真っ黒に焦げていて、しかも味は濃いし、何より、匂いがすごかった…よくもあんなもの作れたもんだ…吐き気してきた。

「にぃ、朝ごはんまだ?」

「うわぁ!?」

「ひぇっ!?」

「な、なんだ…彩花か…ビックリさせるなよ…」

「ビックリさせてきたの、にぃでしょ?」とムゥ…っとほっぺを膨らませている。いきなり喋りかけるからだろと思いながらもやっぱり可愛いなぁと思ってしまう。

「もう少しで出来るから待ってろ」

「うん、分かった」と言ってリビングの椅子に座りに行った。

「さて、と」出来立ての目玉焼きにお味噌汁、そして白ご飯を彩花に出してやると、

「うわぁ」って言いながら目を輝かせてる。朝ごはんはいつも同じようなもの出してると思うんだがな。

「あれ?なぁ、彩花、姉ちゃんは?」

「え?今日はいつもより1時間早く行かないといけないって言ってたじゃん」

「あ、なんか言ってたな」完全に忘れてた。

「まぁ、なにかコンビニとかで買ってるんじゃない?」

「そうだな」

「ところで、にぃ、今日も学校行くの…?」でた…いつもの質問だ…

「え?あ、あぁ…行くが?」

「むぅ…なんで行くの?一緒に居てよ…」

「あ、あのなぁ…受験生が学校サボったら色々まずいんだって…」

「大丈夫、勉強なら私が教えるから」

とか言ってもなぁ…

「で、でもさ、学校は行かないと…」

「むぅ…一緒に居てくれてもいいじゃん…」

やばい…拗ね始めた。去年はこの理由で1年に50回休んでるんだぞ?50回も。おかげで勉強辛かった…。

「帰ってきたらお菓子買ってやるから、な?」

「本当…?絶対だよ…?あ、あと…戸締りしっかり…それから……死なないでね…」

「フラグ的なの建てるな」

「ふ、ふざけて言ってるんじゃないもん…」

「はいはい…わかったわかった。それじゃ、お昼ご飯は冷蔵庫の中に入れてるから。行ってきます。」

「行ってらっしゃい…」


ふぅ…なんとか抜けきれた。でも、なんというか、あれもトラウマのせいなんだろうな。一人は嫌なんだろう。また今度、1日ぐらい休んで一緒に居てやるか。そう思って学校へ向かった。

どうも、初めまして。呼んでくれてる人がいたらいいな、って思って後書き書いてます!!←

どうでしょうか?面白い…でしょうか?自分では自分のわりには上手くかけたんじゃないかと…まぁ…どこかの島のような名前に「先生」を付けた作品と比べたら栽培マンみたいな作品ですが…汗)あの作品は神ですよね〜まだ2巻までしか読んでませんが…汗)アニメ2期を期待して待っておきましょう!!←さてと…終わりましょうか。また次回作があれば読んで欲しいです!!

あ、そうそう、この作品、短いですかね?そこのところ、コメント…とかあるのかな?まぁ…してくれたら幸いです!

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