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巨神機兵の契約者 ―破滅のオーメン―  作者: Super Soldier
第2章 魔神の産まれた日
8/32

7話 Qliphoth(クリフォト)

ヴィルヘルム・フォン・ハウゼン 視点



 我々はついに《Armed》の召喚に成功した。

 金属の外殻に包まれた意志の集合体だ。

 遺跡で発見したあの装置はやはりArmedを召喚するためのもので間違いなかった。


 だが、全てが予言の壁画通りというわけでもなかった。


 結果から言ってしまえば、レイヴァン皇帝の魂は復活しなかった。

 《Qliphoth(クリフォト)》の中に納まっていた意志の集合体は《悪霊》だった。


私は闇魔術の使い手だから悪霊を見間違えはしない。

 この世界に生息している悪霊と比べると随分と珍しい種ではあるが、それが悪意の集合体であることは一目でわかった。

 

 だが、驚くことに彼は人の言葉を理解し、会話をすることができた。

 悪霊は知能が低いため本来、人語を喋れない。


 悪霊は多数の悪意に満ちた魂が群を成すことで誕生する負の魂の集合体だ。

 そのため、無数の意志が内部で入りまじり、定まった自我を確立することが困難なはず。


 だが、我々が召喚したArmedは悪霊であるにもかかわらず自らの意思を持ち、言葉を交わすことができたのだ。

 

 おまけに、彼の頭上に乗っている全く同じ形のQliphothに収まっているレギオンと名乗ったもう一匹の悪霊。

 彼も悪霊でありながら完全な個としての自我を持っていた。


 今まで悪霊の召喚は何度も行ってきたが、二匹の悪霊を同時に召喚することは今まで不可能なことだった。

 そればかりか、確かな自我を持つ個体を、同時に、だ。


 伝説でArmedに悪霊を使っていたと聞いたときはどうやってあの雑多な魂の複合体を使役していたのか疑問だったが、これで合点がいく。

 古代レイヴァン帝国は悪霊の類に意志を持たせて召喚する術を持ち合わせていたのだ。

 

 また、シーザーとレギオンの会話を聞いているとシーザーにはこの世界に関する知識が無いことがわかった。

我々を見て、古代人の召喚装置を見て、彼は動揺していた。

その一方でレギオンは平然としている。

知識を持っているかはどうかはわからないが。


しかし、二人がなぜこのような形で召喚されたのか、いろいろと好奇心が尽きない。

出来ればもっと深く掘り下げてその仕組みを解明したかったが、彼らを召喚した直後に遺跡の動力が停止してしまい、再度、召喚を行うことが不可能になってしまった。


しかし、それは証明でもある。

Armedとしてこの世に召喚すべきは彼らであった、ということの。


 彼らを手に入れた以上、ここに長居は無用だ。

 既にヘクトリア王国の軍勢がこの遺跡に向かっている。

 また、ハンマーベル山の遺跡で用いられていた動力は機械と魔術の融合炉のようなものが作り出していた。

それが独りでに動き出したため、強大な魔力の波動が山から溢れだし、《奴ら》にまで遺跡の存在を察知されてしまった。


奴ら、とは忌々しい狂信者の一団のことだ。

《聖典》の教えに帰依し、我らを邪教の徒として蔑む《ローエン教皇領》の連中だ。

 一世紀前、我が国に攻め入ってきた忌々しい侵略者たち。


 教皇領の配下たる《聖典騎士団》の一部隊が動力炉から発せられる魔力の波動を察知し、ここに向かっているとの情報が入っている。


 《聖典騎士団》とは《聖典》と《ローエン教皇領》を守り、神に仇なす存在の討伐を行う奴らの軍隊だ。

 しかも悪いことに、波動を察知したのは騎士団が誇る精鋭部隊の一つ《天馬騎空団》だった。

翼の生えた馬、ペガサスを狩る騎士団で、精鋭中の精鋭。

彼らを率いているのはカナエル・グム・カターリナというエルフ族の女騎士だ。

 天使の力を自らに宿し、変身を可能とする《天使化魔術(エンジェル・ビースト)》の使い手であり、聖典騎士団の中でも屈指の武力を誇る。


 なぜ私がそこまで知っているか。

 話せば長くなるが、私と彼女はいわゆる腐れ縁というやつだ。


カターリナは闇魔術を忌むべき存在として蔑視している。

その闇魔術の使い手である私を異端と蔑み、殺そうと命を狙い続けてきた。

かれこれ100年ぐらいだろうか。

闇魔術の使い手などいくらでもいるのに、なぜそこまで私に執着するのか本当に理解に苦しむ。


噂では、私が捕虜を使って人体実験をしたのが発端らしい。

半神族以外の種など、どれも取るにも足らない劣等種だ。

 そんな奴らを闇魔術の実験に使って何が悪い。

 むしろ、劣等種の分際で闇魔術の発展に寄与できたのだから喜ぶべきだろう。


 まあ、そのような当たり前の価値観が愚鈍なエルフ族であるカターリナには理解できなかったらしい。

彼女は私を殺そうとずっと機会を伺っている。

 今回の調査でも、ブラン帝国を出た直後、彼女の襲撃にあった。

 その時は上手く出し抜いて逃げることに成功したが、彼女は執念深い。

 魔力の波動を感知したということは、私達を追ってこの付近まで来ていたということだろう。


 ペガサスの一団は早い。

 持てるだけの物を持ち、遺跡を去らねばならぬ。

 あとは、《あれ》をどうするか、だ。

 遺跡の中で見つけたあの、《繭のQliphoth》を。



◇◇



 老人こと、ヴィルヘルム・フォン・ハウゼン大将は目の前の存在の反応に満足そうな笑みを浮かべた。

鏡に映る自分の姿を見て、電球のように赤く輝く真丸な目をせわしなく動かしている。


 本人は気づいていないようだが、彼の目は感情を表す。

動揺すると目から放たれている赤い光が強くなったり、弱くなったりする。

何かを凝視すると光が強くなり、目の直径も大きくなる。

強い感情を抱いた時も同じ反応をする。


 とにかく、赤く発光している彼の目こそが彼の心境を探る鍵だった。


 シーザーの頭上にチョコンとくっ付いているレギオンも同じである。


「さて、どこから説明したらいいものかな、シーザー君」


 老人はかつて河崎零であったものを胸に抱きながら、彼の召喚した部屋から出た。

錆びついた重厚な鉄の扉を緑色の軍服を纏った兵士が開き、そこを二人で通り抜ける。


 その先に続いていたのは石でできた大きな通路だった。

 壁には古代人の言葉が呪文のように刻み込まれ、時々、戦士の像のようなものが整然と並べられている。


 そこはハウゼンが見つけた遺跡内部の通路だった。

 小さな蝋燭が一定間隔で取り付けられ道を照らすが、それ以外に手が加えられた箇所はない。

ただ、光源と呼ぶにふさわしい物かどうかは知らないが、金属の球体からは赤々とした二つの光が溢れている。


 大きい方の金属の球体はさっきからずっと老人を見あげ、凝視し続けている。

その様子は産まれたばかりの赤子が親を見つめ続けるのによく似ていた。

事実、彼はこの世界に呼び出されたばかりの赤子のようなものだ。


 その一方で小さい方の球体は落ち着きがないようにくるくると大きい球体の上で回転している。よく目が回らないものだ。


 彼らは何者であり、どこからやってきたのか。

 彼らにはどんな力があるのか。

 本当にブランを救う救世主となりえるのか。


 知りたいこと、聞きたいことが山ほどある。

 興味が尽きない。

老人は年甲斐にもなく胸を躍らせた。


 石造りの広い通路を進んでいくと、開かれた広い空間に突き当たった。

 かつては玉座の間だったのか今までと雰囲気が異なる。

 太く、綺麗に磨かれた石の円柱が何本も規則正しく林立し、絵が描かれている天井を支えていた。 


そこは今、いわゆる、司令室のような場所になっていた。

大きな空間の中に、沢山の軍人達の姿が見える。

広間に並べられている様々な機器は遺跡で発見したものであり、兵士達が忙しなくそれらを木箱の中に収めている。

それらは調査の過程で発見した貴重なものだ。

出来る限りブランに持って帰る必要がある。


またある軍人達はボロボロの机の上に地図を広げ、作戦を練っていた。

聖典騎士団の天馬騎空団が目と鼻の先まで迫っているのだから、戦闘になった時のことを想定し、備えているだろう。

 しかし、ハウゼン大将が玉座の間に入ってくると騒がしかった雰囲気が一気に静まり返る。

誰もが作業を中断し、ハウゼン大将を、そして、その手に持っている金属の球体を凝視した。


 当然だろう。

彼らが心血を注いだ成果。

 それが金属の球体、Qliphothの中に詰まっていたのだから。


 しかし、視線を感じた悪霊はQliphothの中で蠢き、赤く発光する眼球で軍人達を一瞥する。

なんだ、お前ら、と言わんばかりに、赤い瞳が威嚇するよう大きく見開かれた。


「諸君、作業を続けてくれたまえ。我々には、構わなくていい」


 老人は穏やかな笑みをと共に、作業の再開を命令する。

すると、兵士達は止まっていた時計の針が動き出したかのように、かつての忙しなさを取り戻した。

もう、誰も二人を見る者はいない。


 ハウゼン大将はそのまま司令室の脇に併設されている自室に河崎零とレギオンを連れ込んだ。


「すまないね、兵士達も君たちに興味があるのだよ」


 重厚そうな石扉を閉じ、外の騒音を遮断するとハウゼン大将は小さく笑った。


 老人の部屋は簡素で、ぼろぼろのベッドと、古びた木のデスク、壁際には古い古文書が並べられた本棚が一つ、あるだけだ。


 老人は零をデスクの上に置くと、自分も古びた木の椅子に腰を下ろし、息をついた。


「年を取ると少し動いただけで息が上がってしまう。全く、情けない話だよ」


 それは、悪霊であるシーザーに向かっての、ちょっとした皮肉のようにも聞こえた。


 老人はさっきからずっと自分を凝視している赤い眼球に朗らかな笑みを返すと、デスクの上に置いてある古いランタンに手をかけた。

それは、ハウゼン大将が昔から愛用してきたものであり、名工によって装飾が施されと思われる貴族趣向な一品だった。


「君たちArmedは《Qliphoth(クリフォト)》に憑依し、武装化させることが出来るという。だが、Qliphothという言葉自体が抽象的で、結局のところ何に憑依できるのかわからない。何にでも憑依できるのか、それとも特定のものにしか出来ないのか。ひょっとすると、このランタンのようなものにも憑依できて、武装化させることが出来るのか」


 だが、シーザーは口を開かない。

 レギオンもギザギザの口に笑みを浮かべハウゼンを見ていた。


 老人は横目でそんな謎の物体を見つつ、手慣れた仕草でランタンを解体していく。

といっても、ランタンのガラス部分を金属の外身から外し、アルコールを抜くだけの単純な作業だった。


「さて、出来たぞ」


 老人は満足げに、ランタンから光を灯す部分だけを外し終えると、シーザーを手に取った。

彼をランタンの中に移すつもりらしい。


 シーザーはすっぽりとランタンに収まり、ハウゼンは直ぐにランタンの蓋を閉じる。

直後、シーザーの赤い眼がぎらぎらと輝きだし、不思議そうに周囲を見回した。

 明らかにランタンに入ってからシーザーの様子が変化したのだ。


 《Qliphoth(外殻)》とは抽象的な比喩に過ぎないのではないか、というハウゼンの仮説が少し信ぴょう性を増した瞬間である。


「シーザー君は自分の存在が何なのかを理解しているかね?」


 とハウゼンが声をかけると、シーザーはクルリと球体の向きを変え、背を向けてしまう。

 話はしたくない、という意志表示なのだが、頭上のレギオンはハウゼンを見ている。


 レギオンの赤い目はハウゼンがどんな話をするのか興味津々と言った感じに煌めいていた。

 だが、ハウゼンが話しかける相手はあくまでもシーザーだ。

 なぜそう思うのか彼自身もわからない。

 しかし、レギオンよりもシーザーにこそ知ってもらわなければいけない気がしたのだ。


「君は《Armed》と呼ばれる特殊な術式によって召喚された《悪霊》だ。だが、悪霊は基本的に存在があやふやで形を持っていないし、自我も持たない。だが、君は確固たる個を持っているし、言葉を交わすこともできる」


 しかしシーザーは全くといっていいほど無反応で、球体がピクリとも動かない。

 だが、ハウゼンは苦にすることなく続けた。


「シーザー君、君は自分がどれだけ特別な存在かを理解しているかね?君は古代帝国が生み出した最強の武装術式を内包しているのだ。君の力は世界を変えるだけのものなのだよ」


 もし、伝説通りならば、とハウゼンは心の中で付け足した。


 だが、仮にシーザーに伝説通りの力が無くてもハウゼンは気にしないだろう。

 今、ハウゼンはブラン帝国の軍人というよりも、個人的な興味と好奇心によって突き動かされている。

 闇魔術に精通する者にとって悪霊は身近な存在だ。

 その悪霊が、黒魔術史が始まって以来の常識を打ち破り、自我を持って会話しているのだ。

 知的探究心を満たすために人体実験すら平然と行うハウゼンからしてみれば、目の前の球体はその存在だけで価値があった。


 故に、老人の瞳は子供のように無垢な光に輝いている。



◇◇



 僕はハウゼンの手によってランタンへと移された。

 すると、不思議と安心感が湧いた。

 それに上手く表現は出来ないけど、自分の《城》を手に入れたみたいな気分になって少しだけ興奮した。


 自分のマイホームを手に入れた時、こんな気分なのかもしれない。


「君は我々によってこの《アウターヘヴン》に召喚された。といっても、ここがどんな世界かは見てみなければわからないだろう。だが、おそらくは気に入ってもらえるはずだ」


 《アウターヘヴン》、ハウゼンと名乗った老人は確かにこの世界のことをそう言った。

僕が生きていた地球とはやっぱり別世界らしい。

ただ、目の前のハウゼンといい、ここに来る前に見た軍人達といい、地球人と見た目も服装もあまり変わらない。

いや、服装はそうだな、一世紀前ぐらいの軍服のデザインに似ている。

でも、それぐらいだ。

どう見てもただの人間だし、特別な所は特にない。


ただ、僕が最初にいた部屋の装置と、さっき通ってきた司令室のような場所に並んでいた機械は見たことが無いものばかり。


 話によるとここは失われた古代帝国の遺跡で、装置は皆、その帝国の技術が生み出した産物らしい。


 まあ、そんなのはどうでもいい。

 それよりもこれからどうするかだ。

 こんな薄気味悪い老人とこれからずっと一緒だなんて御免だ。

 どうにかして逃げ出せないだろうか。

 この遺跡の装置で僕を呼び出したなら、その逆も可能なはず。

 なんとしてもこの遺跡に留まって地球に戻る方法を見つけないと。


 コンコン


と、不意に鉄の扉をノックする音が聞こえ僕はふと振り返った。


「入りたまえ」


 ハウゼンは俺を凝視したまま振り返りもせずそう告げた。

すると、扉の向こうから一人の軍人が入ってくる。


「閣下、失礼します」


 緑色の軍服を纏った軍人。

ピシッとしたシルエットから一瞬、屈強な兵士を思い描いた僕だったが、その容姿が視界に入ってくるとその印象を改めた。

驚くことに、その軍人は小柄で、明らかに子供だった。

しかも、超がつくほどのイケメンで、無表情だ。


 金髪のショートカットに、同色の金色をした瞳、健康的な肌色をした肌、端正ながらもあどけない顔立ち。

でも体つきは華奢で身長は140cmあるか無いかぐらいだ。


「やあ、シュナイゼル君、よく来たね」


 声を聞き、振り返ったハウゼンは少年をシュナイゼルと呼んだ。

少年は軍人らしく軍靴の踵をカツっとつけ


「閣下、御耳に入れたいことが」


 と用件を口に出しかけるが、ハウゼンがそれを遮り


「君もこっちへ来てみたまえ。彼こそが我々の成果だ」


 手招きし、机の前まで来るよう命令する。

 その様は珍しい昆虫を友達に見せつけようとする子供と大差がない。

 無邪気な老人だ。


それに少年は一切の異論をはさまず、命令にしがたい机の前まできた。

そして腰を折り、ランタンの中に閉じ込められている僕を覗き込んでくる。


 にしても、本当にイケメンだな。


 シュナイゼルと言う少年の顔は僅かな隙もない完璧な美が備わっている。

しかし、表情があまり無いためかだいぶ、性格がキツそうに見える。

いわゆる、氷の美貌という奴だろう。


「どうかね、シュナイゼル君。中々に興味深いだろ?」


 だが、シュナイゼルは静かに立ち姿に戻ると、一言


「これがArmedですか」


「ああ、その通り。Qliphothの中にいる彼の名はシーザー、その上にいるもう一匹はレギオンというらしい。どちらも《悪霊》だよ」


それを聞き、シュナイゼルの表情が曇った。


「悪霊……ですか……」


 金色の瞳が失敗作を見るような目で見下ろしてきた。


「悪霊の力で本当にブランを救えるのでしょうか?」


(そんなの知らないよ……)


 どうでもいいから、地球に帰して欲しい。


「それを確かめるのが我々の役目だ。だが、いずれにしても事態が進展したのは間違いない。まずは本国に帰還するのが最優先だよ」


 そう言ってハウゼンは僕を振り返るが、ふと、何かを思い出したようにまたシュナイゼルを振り返った。


「そういえばシュナイゼル君、どうしてここに?」


シュナイゼルはピシッとした見事な立ち姿のまま


「閣下、敵が来ます。《天馬騎空団》がすぐそこまで迫っているとのことです」


 その直後、ドーン、という地響きがハウゼンの自室にまで響いてきた。


「訂正します。敵が到着したようです」


 落ち着きはらった様子で告げるシュナイゼルに対して、ハウゼンは小さな薄ら笑みを浮かべた。


「面白くなってきたな、シーザー君」


 ポン、と僕の入っているランタンに手を置くハウゼン。

 敵襲だというのに、その顔は異様なまでに楽しそうだった。


次回 白銀の天使

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