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この部活の謎。

「はぁーあ。」

と、莉音はユーフォを膝に置き、ため息をついた。

「なんだよ。ため息ついて。」

康太も大きなチューバを膝に置く。

「いや、またこうくんと一緒だなって。」

「一緒で悪かったな!」

「あははは!」

「つーかさ、ユーフォ・チューバが俺ら2人だけって、どんだけ人数少ないんだよ。」

「ほんとにねー。」

「まぁ、またこれから2年半、ずーっと一緒だもんな。」

「まぁ、またよろしくねー。こうくん。」

「はいはい。」


「ふぅ。」

莉音は準備室にクロスをとりに来た。

『そういえば、この吹部ってコンクールどうやるんだろう。』

と、準備室に飾られていたコンクールの写真を見つけた。そこに写っていたのは、満面の笑みでピースサインをする少女達の姿だった。今よりもはるかに人数が多かった。日付は……なんと去年だった。

『え!?これって去年のコンクールってこと!?これって、……2、3年生がいっぱいいるよね……。てことは、コンクールの後に集団退部したとか……。』

莉音はハッとなり、ブンブンと頭を振った。

『考えるのはやめよう。』

そう思った。



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