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20

作者: 早川 眞治

タイトルは、全く意味がありません。詳細は、あとがきにて。

人物(和樹) (愛花) (その他は、適当に)

 

 

 

サクサク─サクサク─サクサク─暗い森を懐中電灯で照らしながら慎重にすすむ。

「なんで…なんで…俺がこんな森の中を歩かなきゃいけないんじゃー!!」叫びがこだまする。

 

『あの森って…出るんだって…。』この一言で森の探索が決定された。


「だからってさ…余った俺は、一人かよ!!暗い森を一人!?霊なんかより獣達より…あいつらが一番怖いぞ!!」またも叫ぶ。しかし、叫んだ所で状況は、全く変わるはずもない。

古寺があり この肝試しが行われる事が予め決まっていた事の様に、ロウソクが置いてあった。

『古寺に置いてあるロウソクを一組一本持って帰ってくること!!』愛花(あいか)が云った。以前から一人で行くことが決められていた…のか??

ハメラレタ…。奴め…ぎゃふんと云わせてやりてぇぜ!!

一人グチりながら歩く。

『きゃあぁぁぁぁぁぁぁ─』何処からか聞こえる悲鳴に皆が急いで集まる。

人が倒れている。

「和樹…」愛花が声をかけてくる。間違いない…死んでいる…。懐中電灯の光で照らされた死体の顔は、恐怖で歪み目を見開いた状態だった。

俺は、そっとより目を閉じてやる。

そして、死体をこのままにする訳にもいかないし警察に連絡しない訳にもいかない。俺がおぶり屋敷へ急いだ。

 

「なんで…!?なんで死んでしまったの!?」コレが某アニメだったら『坊やだからさ』と云うが実際に起きてしまった事には、誰も答えられずうつ向くばかりだった。

「警察に連絡したよ…でも…霧で今夜は、来られないって…」皆 一分一秒でも早くこの状況から抜け出したいのに窓の外は、1メートル先も見えない様な霧が立ち込めていた。

それは、まるでココから外に逃げられないようにするかのように…。

「取り敢えず…明日の昼には、来れそうだし、部屋に戻って休みましょう」愛花が疲れきった皆に云い部屋に戻っていく。

「俺も…休む」そう言い残し部屋へ戻った。

 

『ぐあぁぁぁぁ!!』地を引き裂くような叫び声が屋敷に響く。

コレで二人目…。部屋の灯りをつけると壁や床には、血痕が飛び散り布団は、赤く染まっていた。皆何も云えない。森に入った罰なのか…呪いなのか…。ただ死を待つしか出来ないのか。

「犯人は…誰だ…」俺がようやく口に出来た言葉がこれだ。

二人も死んだら一人でいるのは、危険すぎる。愛花がそう云って居間に皆を集合させた。皆 恐怖で何も喋らない。

バチン─突然電気が消え暗闇になる。皆が慌てる。

バチン─電気がつくとそこには、また…一人。こんなに簡単に…。

「くそっ…くそぉぉぉっ!!」壁を殴りつける。

「和樹…誰も助ける事は、出来なかったの…暗闇の中じゃ何も見えないんだから…」慰めてくれるが愛花だって相当辛いはずだ。何せ人が三人も死んで霧のせいで屋敷からは、出られない。誰でも辛い。いつ殺されるかわからない恐怖でおかしくなりそうになる。

三人が寝て一人が起きているというものを15分でローテーションを組んだ。

「それじゃあ俺は、愛花の次だから30分後だな…」皆 疲労困憊なのですぐ眠りについた。

「……」

 

───!!

 

「きゃあぁぁぁ!!」その叫び声で目を覚ました。すると辺りに何とも云えない臭いが漂っている。そして、愛花がぺたんと尻餅をついていた。

「どうし─!?」わかっていた…臭いで大体…。床や皆の衣服に飛び散った血 首を切られ…。もう一人は、顔を潰されて…。

「誰かがコロシテイル…。私達は、寝ていた…と云うことは…外部から私達以外の誰かが殺っている…」愛花の声が震えていた。

時間は、もう朝の5時 随分長い間寝ていたようだ。警察も後少しで来るだろう。

「和樹…外に逃げよう!!」霧がかかっていて周りが見づらい。しかし、犯人も同じ。私達は、外に飛び出し走った。そして、和樹とはぐれてしまった。でも…霧がかかってるから…平気だよね…??自分に云い聞かせながら周りを見る。少しずつ薄れているがまだ…。

 

愛花とはぐれてしまった…。早く探し出さなければ!!焦りながら探す。

 

ザッザッザッ─「愛花ー!!」影と和樹の声が聞こえる。良かった…。「和樹!!」私が返事する。

「愛花…」「和樹…」お互いの顔がわかる位まで近付いた。あれ…??なんか…。「かず─」ドガッ─。愛花の額から血が流れる。

和樹が不気味に笑っている。

「あはははははははは!!」和樹の笑い声を聞きながら少しずつ意識が薄れていく。そして最後に「良かった…間に合った…」と云う言葉を聞いた所で意識がなくなった。


いつも通り書き急ぐ→支離滅裂→意味不明の流れですがホラーなのでコレでよしとしましょう。しかし、もっと深く(詳しく)書いた方がいいですねー。(わかっているが出来ないwww)

さて…まえがきに書きました題に意味がないってのは、題が思い付かなかった…それだけです。あとコレ三パターンの中の一つなのです。『警察が来る』と『二階から逃げ出す愛花…しかし、下には罠がありそれで…』ってのがありましたがーまぁ一番楽で意味がわからないものにしましたー。 では、また会いましょう。早川眞治でした。

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