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神様現れこんにちは

 仄暗く深い霧の中、前触れもなくただの現象として刹那に捉えられたかのようにごつごつとした岩場に少女たちは立ち尽くしていた。それぞれの存在を視認しても知覚することはなく、今そこにある危機も分からずに只々そこに存在していた。


「お!?来たな」


 少女たちより一段高い岩場に腰を下ろしている老人が独り言のように話した。

その場に立っていた少女たちは、ようやくその声に生まれたての赤ん坊が産声を上げるような反応で一斉に悲鳴をあげた。


「キャー!?え!?何?なに?え!?なに?何処?イヤー!」


 少女たちは混乱しその場で悲鳴を上げるもの、腰が抜けたように地べたに座るもの同じ場所でうろうろと動き回るもの、それぞれ理解の範疇を超えた何かを戦きながらも精神と身体で理解しようと務めている。

一瞬なのか数分なのか数時間なのか、どのくらいの時が経過したのであろうか、混乱していた彼女たちはようやくそれぞの存在に気が付き恐る恐る戸惑いながらもそれぞれがそれぞれを視認、観察、確認をし始めた。


「あのーすいません、どなたか私の喋っている言葉分かりますか?」


 1人の少女が意を決して控えめな声で残りの3人に喋りかけた。少女の言葉を皮切りに残りの少女たちも慌てて話始めた。


「分かります、分かりますよ、大丈夫です」


「私も分かるよ」


「全然通じるよ。大丈夫!」


 呼吸をすることも忘れていたかのような状態から彼女たちは堰を切って我先にと話し始めた。

それぞれが発する言葉を聞いた少女は胸をなで下ろした。


「よかったー、話が通じなかったらとどうしようかと思ったよー」


 4人はこの危機たる状況は理解しつつも1人ではなかったことに安堵している様子で、理解しきれない状況や恐怖、今いる場所への不安よりも同じ状況下に置かれている他の存在を優先し相互理解を図ることで個から集へ移行し、仲間意識と安定、安心感を得たいと心理的な行動がお互いの状況をより打開に向けた次なる理解、フェーズへと無意識に移行させたようである。4人はお互いの顔を確かめ合いつつ恐る恐る辺りを視野に入れ、脳がこれ以上混乱しないように努めながら視界に入ってくる情報を処理していった。


「どう?何か見える?」」


「うーん?空は暗いし家や明かりも特に見えないよ」


「そうだね暗い割には地面が光っているのか、近くのごつごつとした岩や割と遠くの岩までは薄っすらと分かる」


「息苦しくないし酸素は十分に有りそうよ」


「あ!ほんとうだ~息き吸える、息き吸えるかどうか考えていなかったよー」


 程度はどうあれ状況を少しずつ把握し始めた彼女たちではあるが、謎はさらに深まってゆくばかりで、この状況を理解できる情報や打破する材料には依然乏しかった。それでも彼女たちは、自身の精神状態をコントロールしつつ更に情報を集め、それぞれがおかしい?!ひっかかる!と思うことをここにいる全員と共有することにした。


「私からいいかしら?」


 長い髪を一度かき上げそのまま中指でメガネのブリッジを押し上げながら彼女なりの状況分析とそれに基づいた理解と推論を話始めた。


「今分かるかることについてだけれども、私を含めあなた達が先程話したことの他に気になる事がいくつかあるわ」


 3人は彼女の“気になること”について注視しながら聴く体制をとった。


「まず、ここは何処で何なのか?何の目的でここにいるのか?他の人たちは見当たらず何故私たち4人だけなのか?また、なぜ4人だけがここにいなくてはならないのか?そもそも私があなたたちに気付く前からこの空間にいたのか、それとも私と同時ここに存在したのか?という事」


 1人は彼女の話す言葉に頷き、1人は半分理解したのか首を少し傾けながら頷いた。最後の一人は理解まではいたらなかったようで口を半ばまで開けて首を前に突き出し“はっは~?”と言葉を出しながら聞いていた。


「ここは何処で何なのかを突き止めることは最重要であることは間違いないけれど、私が気付いた時にはみんながいたのは確かだよ」


 べっ甲のメガネを掛けている少女の話をある程度理解したのか、ワンレンボブの少女が答えた。


「そうそう、私も気が付いた時には3人共いたよ!」


「うんうん、いたいた」


 ん?ん?ん?を出していたストレートミディアムヘアの少女は、話の内容は理解したかは定かではないが、他の3人がいたかどうかははっきりと覚えていたようで話に入ってきた。


「なぜ私たちだけなのかな?ほかに誰かいないのかな?」


 改めて周りをキョロキョロ見渡すと岩の上にぼんやりと人らしきものが見え始める。


「えっ?!あっ!何?きゃぁー!?」


 そのらしきもを視認したと同時に身の毛がよだったのを感じながら叫び声を上げた。

それに答えるかのように後の3人も全身を強張らせながらも悲鳴を上げた少女の方に振り向き、そのまま少女の視線の先に目線を向けると何かがいるのに気がついた。


「なに?何?うそ?え?きゃー!きゃーきゃーきゃーー!」


 少女たちはそのものの影らしき存在に一斉に声をあげた。

何秒間か彼女たちの悲鳴が辺りに響き渡り切った時、長髪のメガネ少女が震えながらも大きな声でみんなを制した。


「み、みんな、おっ落ち着いてー!」


 メガネ少女の言葉が耳から入って脳に到達し理解に至るまで数秒かかったようだが、徐々に悲鳴が止んでいく。


「みんなよく見て!ただの人よ!人に見えるわ。猛獣やUMAやお化けでもはないわ!それが良いのか悪いのかは置いておいても、私たちと同様に今ここに現れたのかもしれない存在よ!」


 少女が人という何かに指をさして言い切ると、他の少女たちは改めて指の先が捉えている方向を目視し始める。


「た、確かに灰色のローブに杖を持ち、眼鏡を掛け白く伸びた髭につるつの頭をしているおじいちゃん?」


 ストレートミディアムヘアの少女がその存在を言葉に置き換えて容姿を形容した。


「やっと気が付いたか?!もっとも視界に取り込めないようだから、わしが気づかせたのじゃがの」


 杖を突き白く長い髭をさすりながら少女たちを見下ろした。


「あのーすみません、どなたですか?もし知ってたらでよいのですが、ここはどこか知っていますか?」


 1人の少女が岩の上にいる老人に話しかけた。


「わし?わしはわしじゃ!ここはどっかって?何を言っているのじゃ?ここはここじゃよ」


「あのそういうことを聞いてるのではなくてですね、私たち気づいたら見渡す限りの岩だらけの場所にいたというか、全然意味が分かっていないんですよ。ですから、もし何かわかるようでしたら教えていただきたいなと思いまして」


 少女たちは突然視界に飛び込んできた得体の知れない老人に、ただ不安を拭い去りたい一心で深く考えずにとびついた。


「は?あーそういうことね。お前たちはここに来るときに場所や理由も知らされないままに来たのか?」


 白い髭の老人はさも今気が付いたような口調で少女たちに話始めた。


「おかしいの~?わし、ここにおぬしらを呼ぶとき、理解できるように綺麗なねーちゃんをそれぞれ傍らにおいて説明するように組んだのじゃがの~」


 老人は髭を何度も撫でながら頭を少し傾け視線を空に向けて考え始める。


「は?え?え?え~?」


「そっれって、なにかよく思い出せませんけれど、薄っすらと記憶の片隅に残っているような感じのことですか?」


「???あ~?!はいはい。それってもしかしたら、天使様のこと?知らない言葉をダラダラ言っていて何言っているか全然分からなかったやつだ~」


「そうそうその天使?ってやつ?!あれ?お前たちの言語に変換されなかった?おかしいの~?」


 白い髭の老人は手元に何かを映し出し、それをいじくった後に視線を少女たちに戻しながら下あごの長い髭をなでおろしながら首を横に傾けた。


「処理がうまくいかなかったのかの~?う~ん、まだ初心者だからしょうがない」


老人は言葉に発して自分を納得させているようだった。その様子と発言に理不尽を感じた全員が片足を半んぽ前に出し、一段高い岩の上に偉そうにしている座している老人に一斉に白髭の老人に突っ込みを入れた。


「おいおい!?ダメでしょ!その程度で私たちのことを好き勝手にするなんて」


「いや~ごめんごめん!いい加減な気持ちで操作したつもりはないじゃが、うまくいかなくての。お前さんたちを呼んだのはもちろん目的があってのことじゃ!」


 よっこらしょ!痛たたたたと言いながら、ようやく老人が立ち上がった。老人は両手をこすり合わせながら聞き取れない程度に呟き始め、突然目を見開きその場を仕切り直すかのように少女たちにカーッ!と奇声なような声で一喝した。


「きゃ?!なに?なに?」


 少女たちは身体を一瞬強張らせ、奇声を発した老人を見た。


「あ!?ごめんごめん。痰がね絡むのよこの年になると。カーッ!っぺ」


 老人は少女たちに見えないように痰を吐き出したのち少女たちの方に向きなおした。


「じじぃー!間際らしいことしやがって、わざとらしいんだよ。このつるピカはげ丸髭じじぃが!いったい私たちをどうするつもりだよ!」


 気持ちいいほどみんなの代弁をしたのは、先ほどから両腕を胸の前に組んでいた少女だった。


「いいね。いいね。その調子、その調子」


「その通り!どうするつもり?」


 その呼応に他の少女たちも言葉を発しながら両腕を組み一歩前進した。


「そんなに怒らんでもいいじゃろ!目的があってのことなんじゃ!取敢えず話すから落ち着いて聞いてくれんかの」


 老人は少女たちの凄みに一瞬戦きながらも負けじと愚痴をこぼした。


「まったく少しは、年長者を敬うということしてもよいと思うのじゃがのう」


 白く長く伸びた眉から少女たちの方を覗くと怒りでわなわなと震えている少女が目に入り、いけないものを見てしまったかのようにすぐさま本題に入り始めた。


「うすうす気づいておるじゃろうが、お前たち4人を今この時に呼んだのはわしじゃ。というか必然としてここに現れたともいうかのぅ。お前たちはどうやら特別な存在らしい」


チラッと少女たちの反応を確認したが、1人以外は特に驚いていないようなので、話を続けた。


「お前たちが知る宇宙の広さや構造は知っているかの?」


「ハイハイ!知ってる~!水金地火木土天海冥でーす」


 老人はすぐさま答えた少女に正解と言わんばかりに指をさした。


「それは太陽系だけですね。私たちが住んでいる地球は太陽を中心に構成された恒星で天の川銀河に属しています。銀河をいくつかをまとめたのが銀河群ですね。その銀河群をいくつかまとめたものを銀河団と呼んでいます。宇宙は星、系、河、群、団、超、等で大きさを表しています」


 老人は髭を撫でうなずき、少女の話を感心しながら聞いている。


「ほほう!よく知っておるの~。そこまで分かるのなら理解できるじゃろうて」


 岩の上に座していた老人が改めて姿勢を正して座りなおした。


「お前さん方の文化圏ではそこまでの理解がされておるのか。なるほどのう。じゃが、宇宙はもっと広くそして深く単純にできているんじゃ」


「知っていますよ、超銀河や超々銀河ですよね。そして宇宙にはダークマターと呼ばれる物質も存在することも」


「あっそ!じゃ~お前さんの言う超銀河超々銀河の先には何があるのじゃ?また超々超々銀河か?」


「そっそれは…分りません」


 メガネの少女は少し俯き言葉を発することをやめ両手を軽く握った。


「お前さんたちの世界はまだ未熟といえ、探究心は素晴らしい。じゃが考えすぎていることも多々あるようじゃな。気づいているものはもちろんいるじゃろうが、より理解を深めるために、先ずはこの宇宙は1つの生命だと捉えて感じてみてくれんかの。その身体という宇宙の中には何垓何京何兆の星がある。更にその星々の何千兆何百兆の更に何百兆の中に一部として我々はその存在するんじゃ。構造は複雑ではあるがいたって単純、己自身の中に答えはあるということじゃ。つまり宇宙は人間、人間は宇宙ということ。ここまでの説明で何か気づいた者はいるかの?」


 老人は4人の表情を観察しながら少女たちがどのように考え、どのように気づき、質問又は話をしてくるだろうかと少し楽しみにしていると1人の少女が話を切り出してきた。


「ということは、私たち自身の中にも宇宙があるということですか?」


「お!するどい、理解が早いのう。まぁ概念的にはそうゆうことになるかのう」


「お前さんたちの言葉をかりて言うのなら、意味は違えぞ深淵を覗くものはまたこちらを覗いているということになるのう」


「なるほど!理解できましたわ」


 何が何がと先程から2人の周りをグルグルと回っていた少女が更に???を連発しながら問いかけてきた。


「つまり何なの?人間が宇宙で宇宙が人間?どういうこと?」


「私も理解には程遠い感じなのだけれども、もう少し肉付けして私たちにも理解でいるように話を聞かせてくれないかな?」


 蚊帳の外のようにただ聞かせれていたもう1人の少女が、老人と話をして理解を深めている少女とグルグル回っている少女の間に割って入ってきた。


「ごめんなさい。他意はなかったのだけれど、私たちの理解している宇宙の話は皆で最初に話したから分かっていると思うけれど、人類にとって観測できる宇宙はごくわずかで、望遠鏡でみることにはまだまだ限界があるの。分からないことは取り合えずの名称をつけて一度置いといて、理解できるところから解明していこうとしている感じかしら」


「うんうん、それからそれから?」


 理解しているとは到底感じられないが、グルグル周っていた少女が目を輝かせてうなずきながら熱心に聞いている。


「そっそうね、続けましょう」


 両手を胸元で握りながらウルウルしている少女に少し戸惑いながらも話を再開した。


「先ほど老人が話していた人間の身体が宇宙であると言っていたのは、私たちの世界では概念や過程で話されていることは度々あったの。でも、学術的には何も証明はされてはいないわ。だって身体の中に宇宙があるなんて到底信じられないでしょ」


「確かに信じられない。宇宙は宇宙、身体は身体だもの」


 理解を深めようと努めてはいるが、話の全体を捉えるまでは至っていない様子だった。


「身体の中には約60兆個程の細胞があると言われていて、その細胞が身体を構成しているの。細胞1つが私たちで、その細胞が集まったのが社会であったり国家であったり、地球であったりと。その集まったいくつかの惑星が細胞組織として働きを示し、それを個体として捉えたのが銀河といったように考えたいくと身体と宇宙の働きや構成は似ているなのではないかという考えに至るのよ。私たちが身体の体内構造を知ろうとするとき、身体をスキャンしたり電子顕微鏡で調べたりとあらゆる方法で解明しようと試みるでしょ。人間を1つの軸として考えた場合、地球という小さな惑星から宇宙を解明しようと宇宙空間を観察している行為は、私たちの体内構造を解明しようとしている行為と同義であるということになるわ。だから先ほど老人が私たちの知識を引用して例えにした、深淵を覗くものはまたこちらを覗いているという事になるの」


「なるほど、なんとなくだけど理解できたような気がする」


 少女のぼんやりとしていた視界がハッキリと世界を捉えたようだった。


「私も理解した!?」


 時折寝ているのではないかと思われた少女だが、大きな声で自分も分かっているよと、この場所にいる全員に理解していることをアピールした。


「宇宙は人間ってことでしょ!えへへ、分かりやすい!私の説明!」


 少女の発言にべっ甲メガネを掛けている少女は納得いかない様子だったが、気を取り直し老人の方に目をやるった。


「いいねいいね。その捉え方。一部の理を理解できたということにすると、我々の存在は如何に小さきものであることが分かるじゃろ。と同時にその我々が存在しないと宇宙(人間)も生きてはいけないというのもわかるかの」


 理を理解し始めた少女の事か奔放爛漫な少女を指しているのか、べっ甲メガネ少女に言っているのか、はたまた無関心を装っている少女に言っているのかは分からなかったが、老人は満足そうに髭を撫でおろしている。


「で?爺さんそれがどうしたんだ!?え!」


 最初は他の少女と同様に悲鳴をあげていたが、状況をある程度把握したのか自身を取り戻した少女は怒りを抑えながら髭を撫でている老人に対し言葉を発した。


「へ?!」

 老人はすっとんきょの声をあげた老人に対して少女が捲くし立てる。


「何がへ?!だ!爺さん一体全体どうゆうつもりなんだよ?さっきわしが呼んだとか言っていたよな!どうでもいい話をさっきからダラダラとしやがって、こっちは全然理解も納得もできないんだよ!お前が神かどうかなんて知らないが、私たちをこんなところに勝手に呼んどいて、何がいいねだよ!この後どうすんだ!どうしてくれるんだよ!あ?」


 すごみながら老人の肩を掴み長身から発する言葉に思考が追い付かなにのか、まさかそのようなことを言われるとは思いもしなかったのか、思考が停止し地蔵のように固まっている。


「落ち着いてください。この状況を少しでも打開すればと私がご老人の質問に考えを巡らせ時間を費やすしたのですから、この時間はご老人1人のせいではありません。私ももう少し皆さんの気持ちを理解していればもっと堅実的な話が出来たのかもしれませんでした。申し訳ありません」


 べっ甲メガネを掛けた少女が頭を下げるのを見た少女は興がそがれたのか落ち着きを取り戻し老人の肩から手を放し一歩出た足を下げ元の位置に戻した後一言発した。


「悪かったな爺さん。でも私たちの意思に関係なくこの場所に連れ込んだのはあんただ!責任はとれよ」


 すごみに圧され発する言葉も見つからないまま只々地蔵になっていた老人はハッ?!と我に返り何事もなかったように話始める。


「じじぃてめー」


 少女はその老人の態度に少し怒りが戻ったが、先ほどの頭を下げた少女のことが頭によぎり、握りそうになった拳を納めた。


「まぁ色々あったが取り敢えず少し理解が出来たようだから、話を先に進めようかの。改めて言おう!お前達をこの場に呼んだのはわしじゃ、どうしてかと言うとこれからお前たちに行ってもらうことがあるからじゃ。」


 少女たちより一つ高い岩場で丸い眼鏡を煌めかさせ、たいそうな髭を撫で繰り回しながら、ワシじゃと偉そうに鼻息を荒くしながら杖をどこぞの空高く振りかざした。

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