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30/33

その30・採取チェキラ

*****読んでくださってありがとうございます!*****


ちびちび書いてきて、30話目になりました!

アホな小説を温かく見守って下さりありがとうございます。

年末年始、仕事の合間にたくさん書けたらと思いますので、よろしければ空いたお時間に読んでやって下さいませ〜!



「サンダーダー先輩は…」


「ふふふ」

(ドヤ顔)


「化け猫だったんですか⁈」


ズコーと分かりやすくコケる先輩。


「化け猫じゃないわよ!絶世の美女!」


「え、じゃあ、美女の方が本体なんすか?」


何気に重要な質問である。


「えーっと…いや実は、ワタシ自身もどっちが本体か分からなくなっちゃって。

多分猫の方かなーってくらい。


ま、どっちでもいいじゃない?」


「いいか?」


いい、かも知れない。???


いや、ワタシとて、実はこっちの世界が本当で、向こうの世界が幻だった、


なーんてオチだってありうるわけで。


どっちがどうだ、というのはこの際どうでもいいような気がする。


“我思う故に我あり”


使用方法は違うかも知れないが、まあそんな気持ちだ。


ワタシがワタシならそこが現実なのだー。


「えーっと、とにかく、先輩が魔王を誘惑して、

ピーーーだのピーーーだのやってくれるんですね⁈」


「お安い御用よ!」


派遣時代に行ってみたかったセリフNo. 1を言ってやがる…


ちなみに今思い出したけど、


ハゲ散らかした派遣先の部長に向かって、メールで


「派遣です→ハゲんです」


と誤変換したまま送ったことがあった。


アーすみません…ホントすみません…



美女先輩は、窓ガラスに映った自分の美しい顔を確認、髪を整えて、


いざ魔王の寝室へと向かった。


でもさ。


成功したとして。


そのピーーーを、ナントカっていうカラフラなと混ぜて、黒いモヤに撒くんでしょ。


イヤだな…そんな液体が体にかかったら…


まあ人類滅亡よりマシだけども。



「え、ちょいまてー!」


ワタシはあることに気がついて、大急ぎでクネクネと廊下を歩く先輩を捕まえた。


「ナニヨ!」


「待って下さいよ先輩!

お色気作戦(古い)はいいとして、今こあの子はコドモですよ⁈

ピーーーとかピーーーとか、無理じゃないですか⁈」


ピタリ、と先輩の動きが止まる。


「確かに…。使い物になるのかどうか怪しいわ。

ま、一回行ってみる」


「まてーーー!子供相手は犯罪じゃーー!」


ワタシは一心不乱に止めた。


「良い作戦があるから!」(ない)


「そなの?どんなの?」


「えーーっと、えーーっと」


ワタシは自分のチート能力を思い出した。


「ウ◯チ!魔王のウ◯チでも体の一部に入りますか⁈


ウ◯チの採集をしましょうよ!」


考えられるなかで最低な提案かも知れない…


しかしサンダーダー先輩は、まあ悪くないわといった顔をした。


「ええもちろん、ウ◯チも有効よ。

じゃあ、明日中にアンタが魔王のウ◯チを採集出来たら、それでヨシとしましょう。


期限は1日だからね。」


yeahウ◯チ採集チェキラ


何故かラップで言葉が浮かぶ…


慣れたよ、慣れてるけどな。


「うーん、じゃあなるべくたくさん甘いもの作って、たくさん食べさせて、

見事なウ◯チを採集するしかない!」


ワタシはキッチンに戻り、色々なお菓子を作り始めたのであった…




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