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W・O・8 "業を絶つ者"  作者: ねるすけ
3/8

新設、008!file2

チーム結成までいきませんでした、申し訳無い。次はバディお披露目までの予定です。

桜田門の隠語は人皆知るところとなる、警視庁本部庁舎。かつて世界でトップクラスの治安を誇った日本の司法の象徴の前に伴 ユイナは呼び出されていた。


「新設の008について、部署に向かう前に寄れとは言われたけど……」


この国の正義の土台たる摩天楼は粛々と、しかし堕ちるこの国の未来を憂いてか、かつてのごとき威容は見られない。警察組織の再編成によって唯一被害を受けたのはここでは無いだろうか。権力が分散したことにより、警察機構のNo.1の座は最早お飾りなのである。



そんなことを考えてると、庁舎から出てきた一人の女性がこちらに向かってきた。どうやら、自身を呼び出した人物らしい。


「はじめまして、貴女がバン子ちゃんね。私は瀬田 怜。これから貴女が所属する008のリーダーです。それでは早速、008の部署へと向かいましょう。質問などは移動中にお願いします。」


淡々と話すと、ツカツカと先に歩いていく。冷たい印象だけども、あだ名のバン子と初対面で呼ぶあたり、もしかしたら茶目っ気のある人かもしれない。そんなことを思ってたら怜さんはさっさと車に乗り込んでしまった。


車内。

「それで、私をこの008……対復讐代行サービス課008に呼んだのは怜さんですか?」


ようやく切り出せた質問に彼女は、その通りと肯定を返し、こう続けた。


「貴女の評判を小耳に挟んでね。ぜひうちで預かろう、って思ったの。」


はて、評判とは?と思い聞こうとしたが、どうやら目的地についたらしい。新宿警察署の駐車場に止まった。


「じゃ、少し歩くわよ。」

等と言い、新宿警察署内へ……ではなく、隣接のビルの3階の少し大きめの一室へと連れて来られた。


「……なぜこちらに?」

おかしい。何かがおかしい。


「それも含めて、答えてあげるけど。」

まずは、と髪をかきあげ………

「ようこそ、008(ダブル・オー・エイト)へ。歓迎するわ、伴ユイナ。」


……すごく、不安である。

Profile:瀬田怜

性別:女性

年齢:49

所属:?→対復讐代行サービス課008

階級:警視

対復讐代行サービス課008こと、008を創設し、自らリーダーとなり指揮する。元々の所属に関してはこれから明らかになる模様だが、警視という立場と新しく課を設立できることから相当権威のあることは確か。

モデルはドラマ、MIU404の桔梗ゆづる。

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