主人公と倉庫組メンバー
・主人公。左が旅立った時の、右が古書店に足を運んでいた時の服装。
・ドラゴンはそれなりに描けるけど、その他人物絵とかはへたくそで若干気持ち悪い絵になってしまう。
何と表現したらいいものか……とりあえず、地球上では見かけた事がない。上着となりそうな服は白でまとまっていて、フードがついている。冬用コートのように丈がいくらか長い。その他に半ズボン、黒い靴下と手袋に、同じく黒のノースリーブも一緒に入っていた。故郷だと浮きそうな組み合わせであるが、着方自体は難しくないと思われる。(「5・踏んだり蹴ったり④」より抜粋)
・上着を脱いじゃえば、そう珍しくもない件について。描くうちにシンプル方面で決着したというのが事実だけども、「故郷だと浮きそう~であるが」という部分が「見かけた事がない」の補足という事で。
どうしようどうしよう、やってしまった! 周りでなんだなんだとざわつく声を浴び、派手にぶつけた頭を抑えながら優兎も体を起こした。薄ら涙を浮かべた目で相手を見て、優兎は息を呑んだ。――赤い髪! 見事なまでに真っ赤だ! 長い髪を後ろで束ねている。
ぶつかった少年は、その目も上着のベストも髪同様に燃えるような色だった。長ズボンには宝石みたいな石をあしらったベルトで腰を締め付けている。首元にキラリと光ったものがあると思えば、それは銀色のプレートのついたチョーカーだった。(「2・魔法学校②」より抜粋)
・15歳。この中では一番背が高い。次にカルラ。
もう一人の少年は赤髪の少年よりは歳が若く見え、あちこち跳ねた髪は栗色。大きな目は新緑のような色で、どこか幼さがある。白のサスペンダーズボンに深緑の七分袖やスカーフ、緑のヘアバンドを合わせた格好をしていた。(「2・魔法学校②」より抜粋)
・13歳。この中では最年少。
・腰の鞄には虫眼鏡、コンパス、図鑑、布袋の種よりも希少な種類の種やらが入っている。
なんと、その子は猫だった。薄いラベンダー色のふさふさとした毛を持ち、頭の毛を大きな赤いリボンでまとめている。人語を喋っている生き物はちゅん子で多少慣れていたが、この子は紫の上着にフリルが三段重なったスカートといった服を着て、靴もちゃんと履いている。人間と同じように背中をピンと伸ばして着席しているのも初めて見るタイプだ。(「3・倉庫組と哀れな王子あるいは乙女(違)による閃光花火①」より抜粋)
・15歳。メンバーの中で一番背が低いけれど、優兎より年上。
・リボンの収集が趣味。
その猫の隣りにはもう一人、物静かな雰囲気の少女が席についていた。青みがかった黒のショートヘアに、腰紐と同じ赤紫色をした目。服装は全体的に青系統でまとまっていて、花飾りのボタンが目につく。口元にさした紅と、モデル雑誌に出ていてもおかしくないくらいのスタイルの良さが、大人っぽさを引き立てていた。
(「3・倉庫組と哀れな王子あるいは乙女(違)による閃光花火①」より抜粋)
・16歳。この中では最年長。
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