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奴隷買っちゃった〜やっぱりチョロインだよね〜


屋敷に着いたユートはとりあえず座るように指示をした。すると二人は床に座ったので慌ててソファーに座るように指示をした。その指示をきいて疑問に思ったが二人は従わなかったら殴られると思いすぐにソファーに座った。

そしてユートは

「君たちは僕が買った。でも僕は奴隷として扱おうとしないから安心して。それと二人とも名前を教えてくれるかな?」

と言われ二人はえ?と言う風な顔をした後名乗るのであった。

「えっと、私はミーナです。」

とエルフの子が、

「私はニーニャです。」

と獣人の子が言った。


その二人の紹介を聞いた後

「じゃあミーナの呪いとニーニャの腕を治すね。」

と言うと二人はまたもえ?と言いたそうな顔になり、二人揃ってそれは無理ですよ!と言ってきた。

しかしここにいるのは常識というものから外れたテンプレ主人公!そんなことができないわけがない!

ということで二人の呪いと傷を治すと二人は泣き出し、一生を尽くします。と言ってきたのでチョロインだなぁ。と思いつつ、二人に風呂を入るのを進めた。


「治してもらってお風呂まで入らしてもらえるなんて、本当にありがとうございます。それにこんなにいい服なんて生まれて初めて着ました。」とミーナが言うとニーニャも頷いていた。


それでユートは二人を買った理由と学園に行くことを言い、二人にこの屋敷を清潔に保っておくことを言いつけた。

そして晩御飯は二人に食べさせてあげようと思い、二人は私たちが作ります!と言っていたが、命令でユートが作ることになった。

ユートは転生前、一人暮らしだったため料理は毎日していた。才能もあったためそこらへんの料理よりも美味かった。しかもこっちの世界の肉や野菜は新鮮で美味しい。という事は…


「こ、こんな美味しい料理たべたことありません〜」とミーナが言い。

ミーニャに至っては無言で必死に食べていた。

そして二人にも部屋を与えた。二人とも反対したが、これも命令にして部屋を与えた。

風呂に入ったユートはベットに入り、明日の事について考え眠りに落ちるのであった。


次の二人が作った朝ごはんを食べ、学園の筆記試験の会場へと向かった。そこでは昨日と違い人が溢れ、受付をするのに時間がかかった。そして筆記試験では異常ステータスにものをいわせ覚えたものばかりが出たため全問正解の自信たっぷりであった。計算能力もスパコン以上であったため問題を見た瞬間解けるという異常な状態であった。


そしてその夕方。ユートは屋敷の警備が薄いと思い屋敷の周りを塀で囲い、神龍の一撃でもひび一つ入らない結界を張り、ゴーレムまで作る完璧にやり過ぎな状態であった。

そしてユートのことを異常だと知らない二人は急にできた塀などに呆気にとられただただ呆然とするだけだった。


その夜、公爵と息子であることと、EXランクである事を言うと二人はまるで某ボクシングの漫画の主人公のように灰みたいになっていた。


次の日、合格者発表があるとのことで見に行ってみるとなんと、というか当たり前にユートが主席合格をしていた。


魔法 300/300

剣技 300/300

筆記 300/300

合計 900/900


といった歴代最高点数を叩き出していた。

そして受付の方に応接間に行くように言われたので行ってみるとそこにはイギリスが舞台の映画の魔法学園の校長みたいな人がいた。

ユートは必死にダン○ブルドアじゃねーか!と心の中でツッコンでいた。


「君がユート君かね?」


「はい。そうです。」


「聞いたところによると全て満点でこの学園に来る必要はないと思ったのじゃがな?EXランカーよ。」

そう言われユートはここにも情報来てるのかよ。と思いながらも


「まぁそうなんですけども、恥ずかしながら友達がいませんので、友達を作ろうと思いまして。」

そう言うと学園長は笑いながら

「そうかそうか、なら生徒に危機が迫った時は助けてやっておくれ。」

と言ってきたのでもちろんですよ。と返し部屋から出て行こうとした時、

「あ、そうそう、主席じゃったから新入生代表の挨拶は頼んだぞ。」

と言われ、落ち込んだ状態で帰るユートであった。


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