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王との対面?〜学園の試験なんてチョロいもんだ〜


王都に着き、ハリスに言われた通り、まず城に行き、王の執務室へと行き、ノックをして入るとそこでは筋肉ムキムキのおっさんが上半身裸で片腕腕立て伏せをしていた。

それをみてユートは失礼しましたー。とだけ言い扉を閉めようとした。しかし、その筋肉ムキムキなおっさんが「私に要かね?」

と言って来たので「陛下に会いにきたのですが、部屋を間違えたみたいですね。」

と言うと「私がその陛下だよ。」と言ってきた。





「あなたがハーデリア陛下でしたか。想像とは違いびっくりしました。」

と言うと、「そうだよ。私は元冒険者だから肉体の維持はし続けようとおもってね。これでもSランクだったんだよ。まぁ君には負けるがね。」

と言われユートはやっぱり情報が漏れていたか。と思い、この際吹っ切れるのであった。


「ハリス公爵から聞いていたが、想像以上のオーラだな。こんなのが敵に回ったら一国じゃ太刀打ちできないだろうな。」

と苦笑しながらハーデリアが言った。


「僕としても国と戦うのは嫌ですからね。

罪のない人を殺すのはさすがにできませんから。」

とこちらも苦笑しながらいうと、

「負けるとは言わないんだな。」と言われ

「EXランクですからね。」とユートは笑いながら言った。


するとハーデリアが外にいたメイドに頼み、一人の少女を呼んだ。

その子はとても可愛く、そして綺麗だった。


「こっちが儂の娘のアリスだ。」

そう紹介された少女は

「アリスです。今年から私も学園にいくことになりました。仲良くしてください。」

と言いお辞儀をされたのでユートもお辞儀を返した。


そしてハーデリアはここにユートが来た理由を語った。

「この子なんだが、学園の時はこの子の護衛をしてほしい。お主の実力なら何があっても対処できるだろうからな。

もちろんタダでとは言わん。お主のために屋敷を用意してある。これでどうか守ってくれんか?」


「別にいいですよ。こんなに美しい人を守れるなんて光栄です。喜んでお受けいたします。それに屋敷まで、なんとお礼を申せば良いのか。」

美しいと言われ、アリスは顔を真っ赤にしてそっぽを向いていた。それに気づいたハーデリアは「娘はやらんぞぉぉぉ」と叫んでいたが完全に無視されていた。


話が終わり、ユートはアリスに守り抜くことを誓い学園に足を運ぶのであった。


そして学園に着いて、見てみるととても大きく、後者の他に闘技場のようなとこや、訓練所のようなところなどたくさんあった。

受付の所へと並ぶと、受付の人から魔法適正などの検査を行うということで練習場に行くことになった。そこでは全員の人の検査が終わっているのか係りの人以外誰一人いなかった。

そしてついにユートのチートっぷりが発揮されることになった。まず、魔力検査では水晶に手を置いた瞬間に粉々になり、属性検査では全属性に、係りの人も見たことのないような属性まで反応が出ていた。

後々知ることだが、基本的にこの世界では人は一属性までしか持てず極たまに二つや三つという人がいるレベルであった。

そして詠唱速度を測るときも水晶に手をおいて発動イメージすると、早すぎて、測定不能というチートっぷりであった。


そして剣技の方も係りの人とやることになるのだが、始まった瞬間に圧倒的ステータスで背後に周り、木剣を首筋に当てて一瞬で勝負が決まった。

係りの人もこっちが教わりたい気分であった。


筆記試験は明日ということでハーデリアにもらった屋敷に行ってみるとそこはミグリニア家の屋敷には劣るものの、そこらへんの屋敷よりも素晴らしいものであった。中に入ってみても椅子なども配置されていて完璧だった。しかし、こんなに広い屋敷なのに一人だけということに気づいたユートは奴隷を買いに行こうと思い向かった。


行ってみるとそこはとても綺麗な商店で、中に入ってみても綺麗に掃除され、細部まで行き届いていた。

みていると中から店長みたいな人がやってきた。

「これはどうも。気に入ったものはありましたか?」

と言われたが、どれもピンとくるものがなかった。探していると鉄の扉があったので聞いてみた。

「あそこの先にも奴隷が??」


「いるに入るのですが、耳が聞こえなかったり、呪い持ちなどがいるのです。」

と言われたが一応見てみることにした。

そこはとてもひどかった。食事も少ししか食べて無さそうで、させているものが多かった。

しかしその中で二人気になる人がいた。一人は耳が長く、綺麗な顔で、もう一人は可愛らしい顔で頭に耳があったが腕がなかった。

その二人をみたユートは料理スキルと家事スキルがあったことを確認し、二人を買うことにした。

その二人を白金貨三枚で買うと、とりあえず服を買うことにした。しかし二人ともこれから暴力などをされるとおもっているのか表情は暗く、下を向いていた。

なので服屋についても店員に下着と服を選ばせ、金貨四枚を渡して屋敷へと帰った。


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