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チートメイジの異世界ライフ  作者: みえゆう
4/4

やっと入れたのに、やることがいっぱいです。

眠いです。

書いてる時間が時間なので、眠くてたまらないです。

今回も、途中で集中力が切れてしまいました。すみません。


前回の話を少しだけ加筆、修正しました。

まだ読んでいない方はそちらから読むことをお勧めします。


Twitterの方も宜しくお願いします。

@hironagamieyuu_


先程の騎士さんが呼んだ援軍が来たのだが、既に湊人が処理をしており、湊人達が加勢した証拠は残していなかった。

援軍に、生き残りの騎士達が、仲間を失いながらも、なんとか相打ちにすることに成功した。と答えていた。

そして、男の遺体を持って騎士達は帰っていった。

それと入れ違いで女子高生ほどの女の子達がやってきて、受け付けを始めた。

ちゃっかり自分たちが一番前という記憶も入れていたので、湊人とグライドは受け付けに向かった。

まず、身体検査され、少し心が満たされた。

何も危ないものを持っていないことがわかり、次へ進む。

そこで詰んだ。

身分証チェックだ。

あると踏んで、《ヴァニッシュメモリ》で記憶を偽ろうかとおもっていたのだが、何故か魔法阻害装置が付いており不可能だった。

まずいまずい。これは非常にまずいことになった。


「どうかしました?」


受け付けの女の子が聴いてきた。

まずい。このまま行けば、良くて町に入れないで済むが、下手したら不当侵入疑いで捕まるかもしれない。

それぐらい起こっても、なんら不思議ではない。


「身分証がなかったら、銀貨5枚頂きますが、お持ちですか?」


持ってたら苦労しない。

ちくしょう、まさか魔法阻害装置があるとは思っていなかった。

技術が遅れていると思って舐めていた。

先程のゴタの時にお金を仕入れとけばよかった。

いつまでも答えない湊人にしびれを切らした女の子がいう。


「身分証かお金がないのであれば、この国に入ることはできません。お引き取りください」


仕方なく戻ろうとすると、それに気がついたグライドが湊人を担当した女の子に話しかけた。


「なぁ、あいつの身分は俺が保証する。それとも、この俺が嘘をついているとでも思うか?」

「い、いえ。」

「なら頼むよ。あいつを入れてやってくれ。」


グライドがどれほど信用されてるかがわかった瞬間だった。


「すまない、助かった」

「いいってことよ!それに、ミナトも魔法阻害装置は無効化できなかったみたいだな!」

「ああ、精神干渉系統の魔法は阻害されやすいからな。普通に攻撃魔法を使う分には問題なかったぞ?あれは精神干渉を無効化するために使われてるのか?」

「いや。ミナトが例外なだけで、上級冒険者ですらあれがある中で魔法は使えないぞ?」

「マジか。ってか、もう驚かないんだな」

「それぐらいで驚いてたら、お前とやっていけないだろ?」

「言えてる」


一頻り笑ったところに、異常に強そうなおじさんがやってきた。

女の子はまた別のところで受け付けをしていた。


「んで、グライド。こいつは大丈夫なのか?」


おじさんの問いに自信満々で答える。


「ああ。こいつは信用するのに値するだろう。話しててわかった。これで裏切られたらびっくりするぞ!」


大声で笑うグライド。


「それじゃ困るんだが?ま、お前がそこまで言うならいいだろう。ただし、条件がある。」

「条件ですか?」

「ああ、君に冒険者ギルドへ入ってもらう。手続きはいらない。ギルドマスター権限で君を冒険者にしよう。どうだ?」


入れる上に、稼ぎ口まで確保できるのは嬉しい。


「わかりました。それでいいのであれば。」

「それでは、この後ギルドへ行ってくれ。これを持って受付に行き、試験を受けに来たといえばいい。」


金色の板を貰った。

なにやら文字が書いてあったが、読めない。

話が通じる時点でおかしいと思うのだが、文字はわからないらしい。

後で練習すると心のメモ帳に書いておいた。

そして少しグライド話し、ギルドへと向かうため、グライドと別れた。

グライドはギルドと少し離れた場所で商売をしているらしい。

なので、用事が終わった後で会う約束をした。

向かう途中ふと思ったのだが、先程のおじさんはギルマスって言ってたよな。

ってことは、俺のために出てきたってことになるよな?

あれ?俺を入れるように言ったのは誰だ?

グライドだな。

え?なに?グライドってギルマス動かせるって程じゃないだろうけど、呼び出せるほど大物なの?


湊人は序盤からかなりいい人脈を得たのだが、この時はまだわかっていなかった。








ギルドへついて一言言いたいことがある。

でかすぎるだろ。

これ東京にある野球が行われるドームが3つ4つ入りそうだ。

まず、入り口が広い。

かなりの人が出入りできるようにか、縦にも横にも広いのだ。

少し入るのをためらってしまう。

そんな湊人を尻目に、後ろからやってくる人の波に押されて中へ入った。

中では、酒を飲む人、騒ぐ人、女性を口説く人など、いろいろな人で溢れかえっていた。

逆に、これだけの人がいるのに、空いている席があることに驚きだ。


「ってか、受付ってどこだよ!」


湊人の声は大勢の人の声でかき消される。

それにしても広すぎる。おそらく壁側にあるとは思うのだが、これを一周するのに30分ほどかかってしまいそうだ。

とりあえず行くしかないので、左回りで回ることにした。



結論から言おう、受付は入り口は入り口の右側にあった。

円形に弧ABみたいな感じで受付があった。

わからない場合はググってほしい。

取り敢えず受付に並んだ。




10分後、湊人の番が回ってきた。


「本日はどんな御用でしょうか?」

「ああ、なんかここのギルドマスターかな?にこれ貰ってきてさ。」


そう言いつつ、もらった金の板を受付のお姉さんに渡す。


「しょ、少々お待ちください」


そう言って中へ入っていった。


それから数分で戻ってきた受付のお姉さん。と、今度はひ弱そうなおっさん。


「ミナトさんには実力テストをしろとのことなので、実力を見させてもらいます。規定以下であれば不合格です。何か質問はありますか?」

「えーっと、魔法ですか?格闘ですか?それとも剣術?」

「どれでも構いません。他に質問は?」

「あ、ないです。」

「それでは、こちらからどうぞ。」


開けられたドアには入り、目的の場所へと向かった。



うん。なんの変哲のない闘技場だな。

退治するのがひ弱そうなおっさんってとこだろうか。

しかし、気は抜けない。

何せ、おっさんから発せられる殺気が半端じゃない。

おそらく、この殺気で腰を抜かすのであれば、そこで失格なのであろう。


確かに強い殺気だ。25mほど離れているのに、これ程の殺気を感じるのだ。

しかし、湊人は幼少期にこれより強い殺気を毎日受けてた。

なにもされていないのに、体の全体が痛む。

圧力で潰されてしまうんじゃないかと思うほどで、普通の人であれば死んでしまっていただろう。

それでも、ただ殺気を振りまいていただけなのだ。

これが全て湊人に向けられていたら、さすがに死んでいただろう。

そんな殺気を常に受けながら、魔法や剣術、体術など様々なことを学んだ。

そんなこともあり、この程度なら恐怖すら感じないのである。


湊人も同じぐらいの殺気をおっさんに向けて放ってみた。

すると驚きつつ面白いものを見つけたような顔をした。


「それでははじめます。スタート!」


受付のお姉さんが腕を下ろした瞬間、おっさんが消えた。

気付いた時には既に目の前1mのところまで来ており、首を狙う軌道の剣を放ってきた。

湊人は元の世界で鍛えた感と反射神経で、剣を交わすことに成功した。


湊人の守備に気を良くしたのか、さらなる猛攻を仕掛けてきた。

それらを《シャドウブレード》と言う魔法で出した剣でいなす。

剣が無理だと判断したのか、距離を取り魔法を発動した。


「敵を貫き、焼き尽くせ!《フレイムアロー》!」


おっさんの後ろに現れた無数の槍状の炎が湊人を襲う。


「《ウォーターアロー》」


同系統の魔法でフレイムアローを全て相殺し、なおかつ、おっさんへ攻撃を仕掛けた。

しかし、それを全て回避するおっさん。

さらに、反撃を加えてきた。


それからお互い互角に戦うこと10分。

湊人が発動した《サンダーストーム》と言う鬼畜魔法が決め手となった。

《サンダーストーム》とは、込める魔力により効果が変わる魔法である。

込める魔力が多ければ多いほど威力が上がり、少ないと、全身を麻痺させる。

しかし、鬼畜魔法と呼んでいるのには別の訳がある。

この魔法は、非常に範囲が広い上に、回避不可能の速さで敵を穿つのだ。

それに、味方すらも攻撃してしまう。

これは、魔法の制御どうのではなく、単に、速すぎて制御が間に合わないのだ。

なので、人間には制御不可能ってことだ。

この試合は、受付のお姉さんの終了宣言で幕を閉じた。


グライドの店にまで行って、用事を済ませる予定だったのに。

誤字とか、文がおかしい場所があれば報告お願いいたします。

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