表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
チートメイジの異世界ライフ  作者: みえゆう
2/4

異世界へ到着したんだけど?

気がつくと、宇宙にいた。


体を襲う浮遊感。しかし、落ちている感覚はない。


周りを見渡せば銀河が四方八方にある。


とても綺麗だと思うが現状が現状だ。


湊人はついさっきの爆発をはっきりと覚えていた。


ということはここは夢の中か、あの世ということになる。


腕をつねってみると、痛みがあったためこれが現実なのだという証拠になってしまった。


信じたくないが、これは現実のようだ。


取り敢えず、悲しんだって仕方ないので、移動できるかためしてみた。


足を動かしたり、手を使って泳いでみたが、進めない。


いや、進んでても、景色が動かないからわからないだろうが。


うごけないとわかったので、魔法を使えるか試してみる。


「アクア」


無詠唱で発動したのは、水の初級魔法、アクア。手にソフトボールほどの水を作る魔法だ。


湊人の手に水の塊が出来たので、成功だ。


どうやら魔法は出来るみたいだ。


次は風の中級魔法、ストームを使おうと、魔力を練った。


その瞬間、景色が加速し、みるみるうちに周りの銀河を通り過ぎていった。


さらに加速していき、とうとう周りが線になってみえてきた。


ただ、先ほどから変わっていないのは目の前の銀河だけ。


少しずつ大きくなって来たが、そこで湊人は気を失ってしまった。





目が冷めると、森の中にいた。

起き上がると、巨大な木々に囲まれ、何故か大量の殺気を当てられていた。


「ん?なんだ?……ん?」


自分の声が高くなっていることに気が付いた。

自分の体を見ると、4〜5歳ほどだろうことがわかった。あんな事があったため、この程度の事では驚かない。

むしろ、若返ったと喜びたいほどだ。

しかし、今は若返った事に喜んでいる場合ではない。1や10ではない大量の殺気を当てられているのだ。そんなしょうもない事より、断然驚いた。こんな子供に、これだけの殺気が向けられているのだ。獣だったら嬉々として襲ってくるはずだし、人間だったら、助けるか何かするだろう。少なくとも、こんなに怯えたような殺気は出さないはず。暫く考えていると、一匹の角の生えた狼みたいな奴が湊人の前に現れた。


「は、初めまして。我はここの森の主、ツバキと申します。この度はお願いにあがりに参上いたしました。」

「ちょっとよくわからないけど、聞くだけなら聞くよ?」


動物が話していることにか驚く湊人。そもそも、角が生えてる時点でおかしいと思うのだが。


「貴方様の魔力が強すぎるため、周囲の者が怯えているようです。どうか、ここからお引き取り願いたい。」


確かに周りを牽制するために微弱な魔力を放ってはいるが、所詮あいつヤバそうだな。と思わせるぐらいしか出していない。なのにここまで怯えるとは正直おどきを隠せない。


「そんなに強いか?これでも控えているつもりなんだけど。」

「それは貴方様の魔力が多い事と、上質な魔力なのでしょう。その場合少量だと思っても、周りからしたら強いと感じるのです。何卒抑えください。」

「おう。わかったよ」

「ありがとうございます。失礼かと思いますが、この森で迷いましたか?」

「ああ、ちょっとな。街はどこにあるんだ?」


聞くと、ここから歩いて2日のところにグリドル王国という国があるらしい。


「かなり遠いな、」

「はい。貴方様の体格ですと少なく見積もって5日ほどかかってしまうでしょう。」

「そうか。でも行くしかないよな。それに、その距離なら今日中に行けるだろうし。ありがとう。助かったよ。」


は?みたいなかおでみてくる一角狼。彼を尻目に俺は風の特級魔法、フライトで空へ飛び立った。





本当だったら街まで行っていろんな事をしておしまいだったのですが、眠くて、そこまで持ちませんでした泣

普段はこんな頻繁に更新しないのでご了承ください

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ