プロローグ
プロローグです。
見切り発車もいいところな作品ですが、お付き合いください
~プロローグ~
「「あれっ!?」」
確か俺達は消滅した。
…はずだったんだが
「ちょ!何か!ちょ!」
「何か!?変っ!情報が!重っ!?量多っ!?」
~情報整理中~
「うぇ~変な感じだなぁ。一つの体に二つの意識って。何でこうなった?」
「私に聞かないでよ…今解ってるのは『ガルゼフィス』と『ソルプラネス』が融合して全く別物の《魔導機人》に成ってる事と宇宙空間で漂流してるって事。ハルトも真面目にサーチしてよ。」
「やってるよマリー、けどさ、現在地座標データ無し。《グラムサイト》使っても『サリア』が見つからないっておかしくない?」
「黙って探す……」「へいへい……あ…三時方向!見えるかい!」
「今確認し…ねえコレ…『サリア』?」
「…ではなさそうだな。」
「…とりあえずあの惑星を目指しましょうか。このままここにいるよりかはましでしょうし。」
「…だな。一応掛けるか…ステルスシステム起動…」
「じゃあ私は…探索術式…発動確認…行け。」
マリーが機体の周りに青色の発光体を展開させ、撃ち出していく。
「じゃあ行くとしますか。」
「あっ!なんか巡航形態に変形できるみたい。」
「…惑星に着くまで色々試すか。《ゼフィスコア》と《プラネスフィア》がどうなってるかも気になるし。」
プログラムを確認し、機体を変形させ、僕達は発進する。本来ならあの時―プラネイディアの機動要塞を自爆して破壊した時―僕達も消滅するはずだった。どういう経緯でこうなったのかは解らないが、折角拾った命だ。マリー共々のんびり生きれたらいいな。
―そうだ―どっかでみたと思ったら、あの星『地球』に似てるんだ!
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