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《Dream・Box・On-line》α  作者: 『螺旋 螺子』
第三幕<past>
51/110

死亡宣告

どーも『螺旋 螺子』です☆

題名は「死亡宣告」。。。


その題名どおりのお話です♪

闇小夜の対応は妥当だろう。

包囲され交渉の材料に使われるより、この場で全滅する方が全体の事を考えると有益だ。

ただ、自分の事を考えず、全体の事を考える。

言うのは非常に簡単だが、実際に実行出来るかどうかは別問題だ。

今回の行動は、リアル世界では、自殺に繋がるのだ。


判断した闇小夜も、それに従った私達もかなり優秀だろう。

それぞれの方向に散り、包囲する敵へ突っ込む。

私達の目先には、黒いフード。

恐らく一番の実力者。


勝てぬ事は重々承知。

せめて、少しでも<体力ゲージ>を、一つでも回復アイテムを使わせる。

「喰らえ!」

私が闇小夜より一瞬先に切っ先が届く。

「・・・」

ヒュッ、と消える。

「!?」

「上!」

闇小夜が声と同時に、メイスの軌道を上空へ変える。

「・・・」

右手から、刀を取り出す。

短い・・・ダガー系か?

それで、メイスを受け止める。

そのまま後方へ下がる。

「行くよ!」

コクン

さらなる追撃をかける為に、お互いが踏み込む。

「さァ、少しだけ本気だそうかな?」

そんな声が聞こえた。

「<シャイニング・アロー>!!」

スキル補正で、突き出す速度が何倍にもなる。

顔面を・・・捉えた!

「ヒュウ♪」

「!?」

一瞬で軌道を見切り、右へ顔をずらす。

それだけで私の攻撃が外れる。

「ここで一回」

突き抜ける。

「さらに一回」

「ウォォォォ!!」

空中から闇小夜がメイスを振り下ろす。

「・・・」

右手の刀一つでそれを受け止め・・・るだけでなく、刀を真横から縦に切っ先を向ける。

「!?」

それにより、無理矢理軌道を変られる。

「振り下ろした時に一回」

その直後、闇小夜は振り下ろした遠心力を利用して体を反らす。

そして小さく一回転し、再びメイスが黒いフードを襲う。

「!」

流石に驚いたのか、左手からも刀を取り出す。

<双剣>か。

黒いフードは、腕を交差してメイスを受け止める。

「!!」

メイスの直撃を受けた瞬間、刀を少し下げて衝撃を逃がす。

「からの~♪」

黒いフードは両手を広げる。

つまり、メイスを弾いたのだ。

自然と闇小夜は万歳をした格好になる。

「ここでも一回」

私達は、再び間合いを取る。

「君達はさ。既に『二回ずつ死んでる』ね。本気でしてたら」

「強い・・・」

闇小夜が頷く。

「ほら、背後をご覧なさい♪皆は大人しくしてるよ?」

「「!?」」

後ろを振り返る。

全員生きている。

ただ、全員完全に拘束されている。

「ケケケッ♪」

再び正面を見据える。

「「!?」」

振り返った先の喉元に、それぞれの刃が当たる。

「はーい。『ここで死にました』♪」

「「・・・」」

動けない・・・。

固まってると、喉元から刃が離れる。

「もう一回チャンスをあげるね。ホラッ、おいで?」

両手を広げて、口元が笑う。

「・・・」

「・・・」

お互い頷き合い、再び相手を見据える。

あそこでトドメを刺さなかったのは不手際だ。

ダッ、と地面を強く蹴る。

私は顔面に向けて、レイピアを放つ。

一瞬速く到達し、しゃがまれる事によって避けられる。

だが、

「予想通りだね!」

一瞬遅く到達した闇小夜のメイスが、しゃがんだ敵に当てる。

「Wow♪」

それを、小回りにジャンプしてレイピアの上を行かず、メイスの下を行かない絶妙な位置での回転。

どれだけ高度な技術なのか想像もつかないが、敵はこれに+αまでやってのけた。

武器の切っ先を自分の方に向けて親指と小指で掴み、残る三本の指で二人の手をわしづかみにする。

「!」「あっ!」

回転に引き込まれて、こける。

こけたと同時に指を離して、再びコチラに切っ先を向ける。

反撃しないと・・・、と立ち上がろうとした瞬間。

「ガッ!?」「ギャァ!?」

手の平に剣が差し込まれる。

特に血などは流れないが、それでも十分痛々しい。

「チャンスは一回だけって言ったでしょ?」

そういって、お互いに一本ずつ刺さってる剣を踏む。

「「ギャァァァァァ!!!」」

剣が差し込まれ、さらなる痛みが襲う。


勝てない・・・、レベルが違いすぎる・・・。

闇小夜は苦しい表情を浮かべながらなおも睨みつけているが、体は小刻みに震えている。

「遊ぶなよ。<カタストロフィ>」

さっきの黒いは、<カタストロフィ>と言うらしい。

その背後から一人の男が現れる。

「大丈夫さ♪ あ、もう潰してきたの?」

「あぁ、もうすぐ<運営アナウンス>がかかるは・・・」

<運営アナウンス>

『終戦報告。<天下覇道>は、<國土無双>に敗北しました。<國土無双>には、合併・配下の選択権が得られます』

『終戦報告。<紅連合>は、<國土無双>に敗北しました。<國土無双>には、合併・配下の選択権が得られます』

『終戦報告。<狂乱兎クレイジーラビット>は、<國土無双>に敗北しました。<國土無双>には、合併・配下の選択権が得られます』



「ついでに、<蒼天の騎士団>とやらも潰してきた」














コイツらには勝てない・・・。

真剣にそう思った。

バトルシーンの表現が難しい・・・。

非常に難しいのだ。。。


どうすれば上手くなるのだろうか・・・。

一様頭で構想を描いているんだけど、なかなか文章表現が難しい。


『まだまだ己の未熟さを学ばせていただきました・・・』

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