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エーテルリウムの黄昏  作者: お茶どうぞ
24/91

24、鏖殺(おうさつ)

1. 討伐隊、ベースキャンプへ


湖岸近くで迎えた討伐隊三日目の朝。

今日は討伐隊がベースキャンプに帰還する日だ。


エルドリンは、ディープバイト討伐の証として回収した死体を収納した マジックバック を、「ファイヤーファイター」のリーダーに手渡した。


「何から何までありがとう」

マジックバックを受け取りながら、リーダーのエリック・ハンドラーが礼を言う。


「気にするな。討伐は君達が果たしたことだ。我々はサポートしたに過ぎない」

エルドリンは冷静に答える。


エリックは握手を求め、言葉を続ける。

「街に戻ったら、君に関する誤解も解いておく。素材の買取もギルドマスターと相談だ。先に帰還するが、街で奢らせてくれ」


エルドリンは握手に応え、準備を整えた。

ガルムは朝食を取りながら忠告する。

「昨日のような無茶はするなよ」

「しませんよ」

エルドリンは笑顔で応じる。


2. ウィズドウィングの成体18羽


本日の任務一つ目は ウィズドウィングの駆除。

成体は18羽、羽を広げると三メートルを超える巨鳥だ。


恐ろしいのは、空中からの攻撃。つま先の鋭い爪は鎧ごと貫通し、くちばしは一撃で致命傷を与える。

剣が届きにくく、命中させるのも困難だ。


エルドリンは軽戦士装備で臨む。昨日のような補助役はつかないためだ。

ガルムは横目で確認し、声をかける。

「攻撃は受けるなよ」

「任せてください」


3. 奇襲作戦の開始


全員でウィズドウィングの巣からおよそ1キロ離れた地点に移動し準備開始。


ソフィアは全員に身体強化魔法をかける


ソレンディルはナイト以外に隠蔽魔法を施す


作戦は、地上にいるうちに数を減らす奇襲だ。


ナイトが手前の一羽に噛みつき、喉を破壊する。

ソフィアは脛骨に拳を打ち込み、ナイトがあしゆびに捕まらないように脚を砕く。

ガルムはバスターソードで脛骨を破壊、ウィズドウィングはもんどり打つ。


エルドリンは刀を心臓に突き刺し、凍結魔法で止めを刺す。

1体目は絶命した。


同じ手順で、眠っていた成体のつがい四組を次々に排除。

しかし、残り8羽のうち1羽が目を覚ます。


4. 覚醒と空中戦


目を覚ましたウィズドウィングは雄叫びをあげ、他も次々に目を覚ます。

隠蔽魔法をかけていないナイトを目掛けて突進。


ナイトはつま先の爪をかわす


ソフィアは羽下から手刀を差し込み肋骨間を攻撃


エルドリンは背に乗り、刀で頚椎ごと斬る


ガルムは盾で突進を止めつつ、バスターソードで攻撃


数羽は空へ逃げるが、地上戦でさらに撃破される。


5. 上空での雷撃


空へ逃げた5羽に対してソレンディルは上空10メートルから雷撃系魔法「トゥラント」を発動。

3羽が墜落し、残り2羽に「ライジングイーグル」と「リアリティエッジ」で攻撃。


最後の1羽はナイトを狙い突進するが、対物理障壁魔法とエルドリンの刀により、攻撃は阻まれ、雷撃で撃破された。


6. 作戦完了


ソレンディルは地上に降り、エルドリンは索敵魔法で近くに敵がいないことを確認。

全員が隠蔽魔法を解除した。


「これで全部か?」

「はい、生きている成体はいません」

ガルムが確認する。


「死体を片付けたら、一旦森に入りましょう」

ソレンディルの提案で、全員は死体の回収を開始。


こうして、王都からの依頼は 残り三つ となった。

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