表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
31/62

新たな一年

 学校教育において、日記は非常に便利なシステムだと思う。単純な国語力だけでなく、児童の性格や私生活を自然に知ることが出来るからだ。


 そういって児童に日記を書かせたあの日。時が経つのは早いもので、あれからもう一年が経過した。


 去年の一年間。6年1組の児童には楽しく学びある学校生活を提供出来ただろうか。それはきっと、児童一人一人のみぞ知る事なのだろう。


 そして今、私の目の前には、新しい原稿用紙が重ねて置いてある。


「......」


 これは今年新しく担当する、6年2組の児童の日記だ。6年1組時代におこなった、日記を提出してもらう課題の再現である。


今思い返しても、あの日記は有用だったと思う。児童の漢字を書く力や語彙力、そして個人個人の人となりさえ垣間見ることができたのだから。


 だからまた、新しい生徒にもこの課題を出したのだ。


「......」


 今年の生徒は、どんな子たちだろう。僕は期待を込めて、1枚目へと目を向けた。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
[一言] セカンドシーズンキター!!(゜∀゜ 三 ゜∀゜)
[良い点] まさかの第二章開幕です 今度はどんな面白日記が見られるのか楽しみです
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ