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第1話 召喚

それは、朝、登校しようとした時のこと。

玄関のドアを開け、朝日に目を細めながら足を踏み出して。


「えっ」


ふわり、と足元に広がった水色の魔法陣に、高校には行けないことを悟った。


「ナトカ、お弁当忘れて……あー」

「速攻で諦めないでくれるかなあ、母さん!」


忘れ物をしていたらしく出てきた母さんはこうだし!

異世界を見聞して回った旅人だったって聞いたんだけどな! 諦めが早くないかな!!


なんて、そんな風に落ち着きなく、俺は光に呑まれて。






「どうか……どうかお願いします! 私たちの末姫を連れ戻してください!」

「ええ……」


そう言って頭を下げる()()たちに、俺は困って頭を掻いた。


……そういえば、魔法陣は普通白いって聞いたけど……俺が召喚されたやつは、水色……だったな……。


補足コーナー

Q.魔法陣の色って重要なの?

A.単なる小ネタです。

人間、エルフに伝わる召喚魔法陣では大抵の場合白く輝くものなのですが、人魚の使う魔法陣は少し違うもので、術者の属性が魔法陣の色に影響しているという設定。

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