表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
1/1

日常は刺激的に

初投稿です。ゆる〜い目で見て下さい。グラスハートなので。。

俺は守谷 助圭助圭(たすけ)16歳どこにでもいる高校生だ。ただ、異常な両親から育てられた事は別だが。

俺の親父は元警察官だった。小さい時から「助けを求めるものは全力で助けろ!」それが口癖だった。物心ついた時から言われ続けて育った俺は、子供の頃から大変だった。イジメられている子や困っている人を少しでもスルーしたことが分かれば激怒され、土下座してイジメられていた子供に謝りに行き、イジメた子にはタイマンで喧嘩もした。。それに合わせて体力をつける為に様々な格闘技を叩きこまれた。そのおかげで大分体力はついて、様々なトラブルは解決できる自信はある。そんな俺の日々はいつも慌ただしい。。

-----------------------------------


あぁ。もう今日は勘弁して。。よし!今日は自宅まで全力疾走で帰ろう!!そうすれば何も起きない!俺天才!


見ざる、聞かざる、言わざる。そう決心して走っていくと。公園に迷子らしい女の子が。目を真っ赤にして泣いている。周りにいる人は事なかれ主義を決めつけ素通りして行く。同じ事をすればいい!それだけなのに俺は。

「どうしたの?お父さん、お母さんは?」

はい終了。

女の子に笑顔を向けながら、心には終了の鐘が鳴ってました。。


今の時代誘拐犯にでも間違われたらと思いながらも、近くにいる人にこの子の両親の事を知らないか、聞いて周る。そんな事をしていると、血相を変えて探し周る両親らしい人がこちらに走ってきた。女の子はすぐ分かって泣きながら走っていく。ああ、やっと終わったと思ったが、いつのまにか警察官が。。

職質を受け、やっと分かってもらえた時には約束の時間ギリギリ。ヤバイ!

女の子に手を振ると振り返してくれたのを確認するとすぐ自宅に向かう!


もう何も起こらないでください!と思っていても何故か悪い事は続くもので、女子高生が3人組の変なナンパに引っかかっている。今度こそ無視!絶対だ!

「おいおい、嫌がってるぜ。離したらどうだ。」

お〜い自分!何やってんだよ。時間ないってのに。回れ右して退散しろ!!

ナンパ野郎はこちらを睨んで、因縁をつけてくる。その一人が手を出してきたので正当防衛確定だなとため息をつきながら、相手の掴みそのままの勢いで背負い投げをかます。

「今のは正当防衛だかんな。まだやるってんなら相手になるが?」

他の2人はど素人なのか、慌ててその場から立ち去って行った。おいおい、投げた男どうすんだよ。伸びてるぞ。


「あの!ありがとうございました。」

後ろを振り返ると先ほどの女子高生が顔を赤くしながらお礼を言ってきた。

制服からして、お嬢様ばかりが通っている鷲羽花園学園の子だな。メチャメチャ可愛い。目の毒だな。

「まあ、たまたまだから。今度は気をつけな。あんたみたいな可愛い子なんだから、さっきみたいな奴はここ多いからな。」

ん?なんか顔が真っ赤になってるけど、まださっきの事で緊張とれないんだろうな。

「えっと!も、もしよかったらお名前とか...」

すると、俺の携帯が震える。見ると親父からの電話!マズイ!


「あ!ちょっと待って下さい!」

後ろ髪引かれながら後ろから手を振ってそのままその場を離れていく。

ヤバイょ。なんでいつもいつもこんな面倒ごとに巻きまれるんだ。。てか、自分からか。。これも全て親父のせいだ!

そう、これが俺の日常。そして、普通では味わえない濃厚な日々の日記だ。


評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ