18年前漏水、8年前ないしょ、5年前自損事故そして
警察のメモ書きで知り、保険屋と現場を見て
今住んでいるところは、JRと阪急駅の北歩いて10分でありながら、時計の秒針の音が聞こえて
春には鶯が庭のツバキにとまる場所です。
なぜそうなるかというと、傾斜地で古い家が世代交代で建っているからです。
そこで、北側の空き家の解体が始まりました。
壁を左官屋さんが塗り上げた、風呂はタイルを張った昔の作りですので、
そう簡単には解体できない、焦ったかどうか、小型のユンボ(ショベルカー)を
持ち込もうとしたらしい。
一昨日帰宅すると
宝塚警察署の刑事課から連絡するように置手紙
その文面で、自宅を一覧して、逆さになったショベルカーを発見。
そこへ保険屋さんが通りかかり、
「けが人はいませんでしたか?」
と聞くと、知らないとのこと。
その晩は、逆さになったショベルカーの重量が家にのしかかっているので
バキバキ音を断続的に聞きながら寝たわけで寝不足。
翌日警察に電話すると、担当者が検証ででているとのことで
「けが人はいませんでしたか?」
と聞いてもわからないとのこと。
昨日帰宅したところへ、不動産兼建設会社の人から連絡するようにと置手紙。
連絡して、おもいっきり罵倒した。
というのも、解体作業をしていた人は、非常に丁寧な話し方で、雨風に関係なく
まじめに働いていての、事故(このときまで物損だとおもっていた)なので、
無理な仕事の依頼主をつかまえて罵倒したかっただけのことである。
ところが、よくよく聞くと、その元隣人との関係は薄く、おそらく元隣人の借入の返済を
手伝おうとして失敗した、これまた善人であることがわかった。
と書くと簡単に思えるが、これがわかるまでに
作業の主体者が逆さになったショベルカーでICU入り
してるところが聞き出せたからである。
人身事故である。
18年前の漏水と5年前の自損事故は物損なので、興味はない。
8年前の内緒は、そうでないとされるので、ないしょだ。
住むところは、木造のアパートであったり、鉄筋のマンションであったりすることが
多いが、田舎育ちの自分としては一軒家が寝泊まりしやすい。
そういうわけで、土地、建物と用意してくれる、このような街不動産屋さんとは
縁が切れない。家は建ててくれる大工さん、その前の基礎を作る鉄筋屋さん、
そして、その前に建っていた構造物を取り除く、今回ICU入りしている
解体屋さんで廻っている。
それぞれ、今となっては雨風の中で埃まみれになるのをいとわないという、
もっとも人材不足になる環境で忍耐力のある生活をしている人のことだ。
マンションだったりすると、大手が安全第一で作業しているのかもしれない。
ところが、高齢者の資産の現金化みたいのを手伝おうなんていうことをしている
ときに限って、事故はさけられなかったのだとおもう。
必要以上に効率化を追求してしまうからだ。いわゆる
人助け、で無理をしてしまう
そういうわけで、自分が高齢化したときのことを父を見本に今の家に住んでいる
自分の立場でいくと、30年後くらいの自分の周りの人間をみているようなものだ。
つまりは、このまま壊れたままでもいいのだが、ケガはすぐには治らないだろうに
おそらく、このまま年末まで続くとおもわれる。
とはいえ、自分が売却したときに建物に事故の痕跡があるとか、その隣家の土地売却で
塀が壊れたままとはいかないので、原状復帰はあるだろう。
おりしも宝塚は、夏特有の雷雨。
皆で知恵をしぼってという人がいるのでおまかせしているが、そういうのが
事故にあうのが日本の現状である。
東北、沖縄の犠牲があっての日本、原発も米軍基地も隣になければおっけい。
それでも、交通事故、感染症、地震といった危険の中で、うまく立ち回れると
思わないほうがよい。
とりまとめの建築業の人から、主体者が重体と聞き、現状を認識できたつもり