No call #1
No call
の
#1
になります。
耳元に電話を当てたまま凍り付いた姿。
この場所で目立たずに・・・
それでいて、怪しまれずに居られそうな場所。
そして、私が電話を掛けた相手
私に電話を掛けてきていた相手。
「メリーさん」
「びくっ!!!(怖)」
あまりにも驚いたのか、メリーさんの耳元に当てていた携帯が
手から離れ地面に落ちてしまいました。
「あわっ! だ、大丈夫ですか!? 電話っ!!」
「私の事を心配しなさいよっ!!!(泣)」
一瞬、吃驚はしてましたが
直ぐに私だと認識する事が出来たのか
なんか、ちょっと怒られちゃいました・・・(汗)
「人形じゃないのですか?」
「今はね♪」
今は?
昔は人形だったと言う事でしょうか?
「あの~」
「何かしら?」
色々と聞きたいことが有りすぎるのですが
それこそ、一晩では聞けない程!!
「所でメリーさん・・・」
「なに? 改まって」
「この後の予定は??」
「特に無いけど」
とりあえず、メリーさんの予定は大丈夫みたいです。
ですが、ずっとこの場に居る訳にも・・・(汗)
「こんな時間に外での会話は近所迷惑になるので・・・」
「あっ・・・」
「良かったら建物の中に入りますか?」
「ええ、そうするわ・・・(汗)」
それにしても、本当に私の家まで来たのですね~?
スカイタウン。
ここが私の住んでいるマンションなのですから。
No call #1
でした♪




