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襲撃

「んぁ、、、」

今日だけで何度体験しただろう、目覚めの瞬間である。

(うぅ、くそっ!頭がめちゃくちゃ痛い、、ガンガンする、、ってかよく生きてたな俺)

「お?起きたか?ギャハハハハッ!」

(ただでさえ頭がクソ痛いのに馬鹿でかい声で笑うな、、あぁ、頭いてぇ)

「だんまりかよ!あぁ?チッ、、まぁいいや。俺らちょっとイライラしてんだよ、、鬱憤ばらしに付き合ってもらうぜ!拒否権はねぇからな!ギャハハハハッ!」

(だから笑うなっての、、こいつの口癖は汚ねぇ笑い声なのか?っていうか鬱憤ばらしとか嫌な予感しかしないんだが、、)

豪鬼は笑みを浮かべながらゆっくりと倒れている夜葉に近づいていく。

『おいおい、、こっち来んなよ、、俺はまだ体が痺れて動けないってのに、、)

「なんだぁ?その目はぁ?ギャハハハハッ!」

ーーードゴッ!

「うっ!」

(ぐぁぁ!いってぇ!こいつ思いっきり蹴っ飛ばしやがった!!)

「うぅぅ、、やめ、、ーーードゴッ!

「がぁああ!」

「ギャハハハハッ!いい反応じゃねぇか!ほらもっと喘げよ!俺を楽しませろよ!!ギャハハハハッ!」

ーーードゴッ!

「ッがっは!」

ーーードゴッ!

「ぐぅぅぅあぁ!」

ーーードゴッ!

「かっは、、」

(やばい、、意識が、、、)

ーーードゴッ!

「うぅ、、」

「チッ!もう反応がなくなってきたな、、もういいや。死ねよ。《魍魎の頂点:鬼足》」

豪鬼がそう唱えると豪鬼の足が、赤黒い禍々しいオーラに包まれた

(あんなのを食らったら今度こそ死ぬな、、でもなす術もなし、、充実してないけどいい人生だった、、)

「じゃあな、、蛆虫」

「最後まで、、呼び方が、、安定してないな、、バカなの?、、」

(どうせ死ぬんだ、、煽るだけ煽って死んでやる!!)

豪鬼が夜葉の顔を踏みつぶそうとしたその時だった


「みんな!逃げろぉぉぉお!」


「あぁ?この声は正喜か?逃げろってどういうことだ?、、、ってうお!?なんじゃありゃ!?」

(ん?どうしたんだ?、、ってなんじゃありゃ!?)


そこにいたものは空を飛ぶ翼の生えた爬虫類のような生物だった。

その姿はまさしく《竜》

某ハンティングゲームに出てくるリオ○ウスに瓜二つであった。


「チッ!いいところなのによぉ!まぁいいぜ、、どうせお前はあのトカゲに食われて死ぬんだからなぁ!食われる恐怖とともに死ねぇ!ギャハハハハッ!」

そう言い残すと豪鬼は全速力で他のクラスメイトが逃げていく方向に走っていった、、。

「誰かぁ!、、ぐっ、、誰か、助けて、、ぐぅぅ、、!」

痛みに耐えながらなんとか助けを呼ぶがクラスメイトは自分のことに必死でこちらを見向きもしなかった

ただ1人を除いては、、


「夜葉君!今助け 「弥生!何してるの!!早く行かなきゃ死んじゃうよ!!」

時雨 弥生だけは夜葉を見捨てずに助けに向かおうとしていた。だが、、

弥生の友人、《楠 静香【くすのき しずか】》は夜葉を助けに行こうとする弥生を止めて無理やり連れて行こうとする。

「ダメ!離して!夜葉君!夜葉君!!」

「あぁ!もう!《スリーパー》」

静香のスキル、《眠りの誘い》によって弥生は眠らされ、そして連れて行かれてしまった、、。

「夜、葉、、君、、、」



呼んでくれた方、ありがとうございます!


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