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不穏な気配

ヒロインの登場は当分先です

目の前がぼんやりとする。


「ここは、、、?」


頑張って頭を働かせようとするがうまく働かない。

30秒ほどたってからようやく意識がはっきりとしてきた。

他のクラスメイトも起きてきている。


「お、おい、、どうなってるんだ?っていうかさっきの爺さんはどこ行ったんだ?」

「ここはどこだぁぁぁああ!」

「ふむ。ここが例の転移場所か」

「みんな落ち着こう!まずは状況の整理をしよう」


不安を口にするもの、まだ寝ているもの、混乱しているもの、、、そしてそれらをまとめようとするもの。

(いやぁ、、どうしたものかね。とりあえずここはどこだ?)

周りには木々が生い茂っており、見たことのない植物が多く見受けられた。

(おいおい、サバイバル生活でもしろってことか?てっきり城かどこかで勇者召喚的なオチをだと思ったんだが、、お?人気者の《来宮 正喜【きのみや まさよし】》がなんか言ってるな、、、)


「みんな聞いてくれ!こんな状況に混乱するのはわかる!だけどまずは落ち着こう!そして今後のことについて話し合おう!」

(なんだ仕切ろうとしてるだけか。こういうのは大体仕切りたガールが出てくるのだが混乱していて仕切ることができなかったようだ。お?仕切りたガールが悔しそうな顔して正喜をみてる。ざまぁ!!!)


「みんな落ち着いたみたいだね。改めて状況の整理をしよう。

確か、いつも通り教室にいたら突然、神様を名乗る人に話しかけられた、そして説明をして僕たちは一度気を失ったはずだ。そのあと僕は女神にスキルをもらった。そして今に至る。みんなもこんな感じかい?」

だいたいそんな感じだな、、いや待てよ?女神にスキルをもらった?俺は頑固そうなジジイだったぞ!?いや、あの見た目で実は女でした的なオチか?エルファスの時もミスったしな、、


「いや待てよ!俺の時は男だったぜ?」

「私は小さな男の子だったわよ?」


ん?ドユコト?一人一人違う神様からスキルをもらったってことか?


「ふむふむ。なるほど。スキルをもらった神様はみんなそれぞれ違ったと、、ということはもらったスキルも違うかもしれないな、、みんながもらったスキルを教えてくれないか?

ちなみに僕は 創造:聖剣 というスキルだ」


なにそれ強そう。っていうか俺のスキルJioCなんだけど!?どう読むんだ?ジオク?いやあの声はジェーアイオーシーって言ってたな、、うん。どういうスキルかさっぱりだ。鑑定眼を使ってみるかな?いやまずどう使うんだ?とりあえず念じてみるか。


ーーステータスーー

【名前】天地 夜葉

【種族】人間族

【年齢】16

【性別】男

【レベル】1

【HP】30

【MP】50

【装備】学生服

【スキル】鑑定眼

【ユニークスキル】Jioc

【称号】なし

ーーーーーーーー


おう、、色々と突っ込みたいが我慢しとこう。神様にも言われたしね。

これよりもやっぱりJioCがよく分からんな、、これを鑑定したらどうなるんだ?


JioC

【レア度】10

%♪=♪+日♪¥♪=♪+♪〒♪%♪日♪-〒♪¥♪+♪-♪¥♪時♪=×¥×+×日♪¥♪…%♪-♪時♪+♪¥♪-+♪時♪¥♪+♪-♪¥♪+☆時¥☆〒

Jとはジャスティスという意味 =♪-☆時♪¥♪-♪-♪+♪+-♪+♪+♪-♪%♪時♪-%♪-♪+×+×¥÷-☆+☆・☆-÷+-×¥÷-☆¥☆+☆時-☆+


え、こわ!!ってかほぼ読めねぇ。けどなにも読めないよりはマシか。でもなぁ、、正義って言われてもどういうスキルかやっぱり分からんな。


「よし、次は夜葉君。君はどんなスキルをもらったんだい?」


うわ!しまった!色々と考え込んでいたら自分の番が回ってきてしまった!

っていうか横見見立てて聞いていたけどみんなのスキル強すぎじゃね?

炎を操るだの獣化するだの、、


「?どうしたんだい?」

「おいおい、早く言えよ!みんな言ったのにオメェだけ内緒ってか?笑わせんな!」

そう突っかかってきたのはクラスの中でも一番問題を起こす《豪鬼 武【ごうき たけし】》だ。面倒だな。

「誰も言わないとは言ってないだろ、、はぁ、、俺がもらったスキルはJioCっていうスキルだよ」

すると豪鬼は一瞬あっけにとられた顔をして

「なんだそのスキルは?どういうスキルなんだ?あぁ?あと口答えするな!」

だるいなぁ畜生、、正喜も苦笑いしてないで助けろよ。

「知らん。JはジャスティスのJってことだけは分かってるけど使い方や効果とかはさっぱりだ」

「なんだそりゃ?ただのゴミスキルじゃねぇか!ギャハハハハ!こりゃ傑作だ!いいぜ!雑用係に使ってやるよ!とりあえず俺のサンドバッグになれや!」

は?なに言ってんだこいつ

「まぁまぁ豪鬼君もそうカッカしないで。夜葉君、本当に分からないのかい?」

「まぁな」

「そうか、、、うーん、、まぁ、分からないものはしょうがないね。僕はこの辺りを探索してくるからみんなは はここで待ってて」

こいつ諦めたな。まぁいいか俺も分からんし

「待って、私も行くよ。私がもらったスキルは探索の技:極 だからこういう時に活用しなきゃ」

「それじゃあ俺も行く。俺は光魔法を使えるから光源を作れる 」

「分かった。では3人で行こう。それじゃあ行ってくる」

行っちまったな。まぁいい奴らだったよ。死んでないけど

その時急に肩をつかまれた

「うお!?ってなんだ豪鬼か。何か用か?」

「おう、ちょっとズラ貸せや」

豪鬼は不敵な笑みとともに男子が5、6人集まっているところを指差した。

「ちょっとお話があるんだよなぁ」



いやはや難しい、、

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