一期一会
さて、これをどうしたらいいのだろうか。学園長にでも言うか?でもあの人苦手なんだよな…目上の人とは思えない。まぁ大前提として服は着てもらおう。
あ、服持ってないや。制服の下はワイシャツだから制服着させればいいかな?
下はどうしよう。俺もズボンの下は下着だしなぁ。うーん…。
「おい、フウ。お前服は持ってないのか?」
「持ってないよ!飛ぶ時邪魔だからあんまり着ないかな〜」
「そうか、それじゃあおると行動するなら服を着ろ。いいな?分かったな?絶対着ろよ?絶対だぞ?」
いや、フリとかじゃなく割と本気で。俺が変態認定されかねない。
裸の女の子を携えてるワイシャツ男。変態だな。
「うーん…分かったよ」
おいそこ、なに不満そうにしてるんだ。人に服着て生活しろなんて当たり前すぎて言ったことないぞ?
常識を考えて行動して欲しいですね。
「ほら、とりあえず上は俺の制服を貸してやるからこれ着てろ。下は…しょうがない。学園長にでも頼むか」
「うん!分かった!!!」
「あんまり騒ぐなよ?」
「はーい!!!」
その時点でもう、うるさいんだが。大丈夫かな?
さて、学園長室はどっちかな?
《…そのまま真っ直ぐ歩けばガーゴイルがいますから、そのガーゴイルのところにある部屋がそうです》
ちょっと今の間が気になるけどスルーしよう。
「いや!マジでこの学校でかすぎ!」
やっとついた…30分くらい小走りして来たぞ?でかけりゃいいってもんじゃないでしょう。
「ってあれ?フウは?」
《外ですね》
「は? あ、いた」
なにやってるんだあいつは。鳥を追ってる?いや、追われてるのか?
どうでもいいけど早く戻って来てくれない?
「おーい!フウ!早く戻ってこい!」
「分かったー!」
はぁ…先が思い病まれるなぁ………
コンコン
「どうぞ」
「失礼します。先日お伺いしました、ヨルハです。実は折り入ってご相談があるのですが」
「そう?じゃあここに座って。あ、ちなみに学校を小さくしろとかは無理だからね?いくら著名を集めても無理だからね?」
「え?あ、はい」
漂う哀愁が実体験だと言ってるな…やっぱり不便だよな、この学校。
「その件ではないです。実は、自分でもよくわからないうちに呪いの装備を装着してしまいまして…」
「ん?どういうこと?」
「よく分からないんです」
「えぇ…じゃあちょっと見せてくれる?一応これでも解呪できるのよ」
「ありがとうございます!おい!フウ!入ってこい!」
言ったな学園長。言質はとったぞ?さぁ、入って来るんだフウ。お前の呪い(アホ)の強さを示してやれ!
「来たよ!あれ?ヨルハ、この小さい子、だれ?」
「小さっ…!ヨルハ君、説明をしてもらおうかしら?」
「いきなり目の前に魔法陣が出現して、気がついたらそいつが立ってました。それでいつのまにか呪われて(なつかれて)いました」
嘘は言ってないな、うん。
「いきなり魔法陣?それにいつのまにか立ってた?この子、見た目の特徴的にはハーピーにそっくりだけど…」
ハーピー?ハルピュイアじゃなくて?いや、どっちも同じか。
さて、独り言をぶつぶつ言い始めた学園長にフウは任せて、俺はバレないように部屋から出ますかね。
ーーステータスーー
【名前】天地 夜葉
【種族】半人半神
【年齢】16
【性別】男
【レベル】76
【HP】7530
【MP】38000
【装備】学生服
【スキル】
〈技能〉鑑定眼 見極め 神気操作 危険察知:Lv3 気配察知:Lv2 気配遮断Lv5 精神安定:Lv7 魔力回復:Lv1 体力回復:Lv1
〈耐性〉魔法耐性:Lv1 物理耐性:Lv1 精神異常耐性 恐怖耐性:Lv5
〈魔法〉龍撃砲:Lv2 回復魔法:Lv1 火属性魔法:Lv1
【ユニークスキル】Jioc 勇者への復讐心
【称号】ドラゴンキラー 正義の裁判者
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