方針
夜葉は竜撃砲の強大さを実感し、テンションがとてつもなく上がっていた
「よっし!次のスキルの鑑定だ!、、、《鑑定眼》」
勇者への復讐心
会得条件:一定以上の復讐心を特定の対象に向ける
このスキルは勇者への復讐心が弱まるとともに消滅する
対勇者戦時、全ステータス補正 勇者の居場所が特定の範囲内なら把握できる 勇者を倒した時、
勇者のギフトスキルを入手する(ギフトスキルとは神に授けられたスキルのこと)
勇者が特定の範囲内にいる場合、勇者が装備している武器、装備の耐久を吸収し、経験値となる
「おお〜」
思わず関心の声が出てしまった。
それもそのはず、クズとはいえそこは勇者、強力なスキルを持っている。
だがこれがあれば勇者の装備の耐久を減らしつつこちらのステータスが上がる。
さらに勇者を倒せば倒すほど強くなるというなんともぶっ壊れスキルだ。
「よし、じゃあ次は称号だな」
『鑑定するのは構いませんが称号を鑑定したところで名前通りの説明が出るだけですよ?ドラゴンキラーはドラゴン討伐に一番尽力したものに送られる称号というだけですし』
「そうなのか。じゃあいちいち鑑定するまでもないな、、、あ、ちょっときになることがあるんだよね」
『なんですか?』
「鑑定というスキルってあるのかな?」
『ありますよ』
「あるんだ、、じゃあ鑑定眼と鑑定ってどんな違いがあるの?」
『はぁ、、、そんなことも分かってなかったんですか、、違いは明白ですよ。
鑑定はある程度近くにいる相手にしか発動しない。
鑑定眼は見える範囲なら鑑定できる。
というだけですよ』
「ほぅ、、っていうことは鑑定眼の方が凄いってことだな納得。さてこれからどうするかね、、?」
『人間の町に行くのがいいと思います』
「そういえばいるんだっけか、そうだね。あのクソどもも人間のところに行って勇者するんだろうし。俺らは誰かが召喚したらしいから多分人間だよな、、なんのためにこんなジャングルのようなところに召喚したかはわからんが。とりあえずでかい川を探そう!川の周辺なら町がありそうだしね」
そういうと夜葉はおもむろにただ川を求めて歩いて行くのであった
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