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魔法少女になりました☆

どうもー。2話です。2話。作者が書きたいことを書いてるだけの趣味小説ですにゃー。

ねぇ、おきて。少女の耳元に声をかける。

「うにゅ、むあー。なんなのまだ夜中じゃない」

薄らと目を開けると、外に置いていたはずの鍵盤柄の猫人形が少女の枕元にあった。

「ひっ」

少女はか細い声をあげる。

「まったく、せっかく見つけたと思ったらカーテン閉じちゃうなんて」

猫人形が微笑む。不気味なくらいに穏やかに。

「ねぇ。僕と世界の為に魔法少女になって」

「お断りよ!!」

「は?」

鍵盤猫人形が呆けたような顔をする。

「あんた、そうやって勧誘してひどい目に合わせるつもりでしょ!黄色い女の子みたいに!パックンチョするつもりでしょ」

「いやいや何言ってん――――」

「かえーれ、かえーれ」

深夜で少女がブーイングを上げる。

「まったく君の言っていることは」

「かえーれ、かえーえ」

少女は連呼する。

「君の願いが」

「かえーれ、かーえれ」

少女は復唱する。

「おまえっ、人がミステリアスに雰囲気づくりしたのに台無しにしやがって!」

鍵盤猫人形は襤褸がでた。文字通り黒いワゴンに乗ってそうな人柄がでてしまったのだ!

「やっと本性でたわね。あんたみたいなアホそうなやつなら心配ないわね」

「どういう物の見方してんだ!お前は!」

「うわぁ……いきなり突っ込みきついわー。3秒も持たずにキレ始めるなんて勧誘業とかやめたら?」

「そ、そんなこと言うなよお前は」

「大体、いきなり耳元で怪し気に囁くとか、怪しまれるに決まってんじゃない」

「うっ、うるさい!」

「さらに加えて、セリフが丸パクリよ?このまま、なろうに黒歴史しか挙げてない作者ページ毎バーンよ?バーン」

「ば、バーン」

「しかも何がミステリアスよ。やってることただの粘着ストーカーじゃない」

「すとーかー」

その後も少女からの説教が小一時間ほど続き――鍵盤猫人形がしゃくり声を上げ始めた。大粒の涙が猫の目元から水晶のような涙をポロポロと流す。

「まぁ、それくらいで許してあげる。いい顔見れたしね。さて交渉を始めましょう」

「いやなんで、そんな横柄な態度なんだよ!うっうっ……」

鍵盤猫人形は憔悴していた。そんな状態では少女に話の手綱を握られているのに気づくこともなく……。

自らが(秘密にする予定だった話も)すべて話してしまったのである


「ふむふむなるほど。つまりは私よかあんたの方が危険があるってことね。ご愁傷様」

「はぅぅ……」

鍵盤猫人形を優越心に満ち溢れた目で見る。契約的には使い魔が少女の命の肩代わりをするというようなことがわかったからだ。

「しかし、あれね、魔法をお手伝いをしたら手に入れられるっていうのは地味ね。こう、魔物とか倒して手に入るものじゃないの?」

「お前女の子なのに……、まぁいいや。えっとそうだな。そういう危ないことはもっと大魔法使いとかじゃないと無理だな。」

「ふぅん……まぁ、どうあっても私が死ぬわけじゃないし。いいわ、契約してあげる。」

興味なさそうな声で返答をする。

「くっ、そのことが知られてしまったのがなぁ……。今後が不安だぜ」

鍵盤猫人形はため息をつく。

「じゃあ契約をするぞ!この紙にサインを」

少女は、契約書を見る。契約書は日本語で書かれており、紙も100%リサイクルで作られた材質が悪いもので作られていた。その割に使い魔の名前には仰々しそうな長い名前が書かれていた。

「あんたの名前こんなんなんだー。まぁ略してピアンでいいわよね」

「俺が一番されたくない略され方を・・・・・・まぁいい。契約成立だ。まぁよろしくな、美稲殿。」

そういってピアンは、無理やり契約証を奪い取る。

「結構あっさりね。」

「まぁ、魔法少女ランクなんて見習いですらないからな。とっとと1か月過ぎてほしいぜ……」

「しかしあんたもドジよねー。なんで見られたん?」

「うるせー!また明日来るからな」

ピアンは少女を罵倒すると窓から飛びてっていった。己のプライドを傷つけられた悲しみとそして今後待つであろう未来を悲観しながら。

美稲「どうもー、かわいいと評判の魔法少女。空埼美稲です☆」

ピアン(その性格じゃなけりゃなぁ……)「フィリア―・ド・クロッセウス・フェルト・ゴルメイア(ry

)」

美稲「長い。ピアノから生まれたからピアンでいいでしょ?」

ピアン「ぐぬぬ……」

美稲「で、ここでは何をするの?」

ピアン「このあとがきには、キャラクターたちが好き放題するぜ!」

ピアン「どっかにスレイヤーズ時代の遺物とか、携帯小説時代の遺物とか書かれそうね……」


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