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 猟奇殺人。

 この事件が起こり、マカはすぐにアタシに目を付けた。

 それと言うのも、アタシの栄養が血肉だからだ。

 …動物、人間問わず。

 だからマカはアタシに声をかけた。

 ……まあ半分は心当たりを聞く為に、だろうけど。

 何でもマカの親友の子が怖がっている為、マカは動いているんだそうで。

 振り回されているって気もしなくもないケド。

 でもそういう存在がいるのは、いい。

 アタシみたいに、無関心でいるよりは。

 普通の人間らしいから。


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