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専門学校

「…徹夜で登校はキッツイわね」

「頑張ってくださいよ。犯人を早く逮捕したいでしょう?」

 それを言われると…。

 眠い目を擦りながら、アタシとキシは学校へ来た。

 街中にある7階建ての建物が、アタシ達の学校だった。

 どの階からも、美味しそうな匂いがする。

 朝食はここに来る前に、キシが作ってくれた。

 キシの得意な洋食料理、とても美味しかった。

「とりあえず、職員室から回りますか。ボクに料理教室を教えた先生を教えますから」

「何人ぐらいいるの?」

「5人ですよ。肉料理に詳しい人を尋ねましたから」

 …何だかイヤな尋ね方だ。


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