明日の見えないこの世界には
ファンタジーに悩んだ時代があった。
ファンタジーって何だろう?
そのとき私が出した答えはRPGでした。
よし、RPG的な作品を書こう、と書いたのが未だ名前のないファンタジー作品。
いくつもの鏡界で成り立つこの世界。
伝説の英雄たちの活躍と鏡界術によって、鏡界との共存の元、生きる人々。
英雄たちの伝説から一七〇〇年が経ち──世界は唯一交わらぬ"暗黒鏡界"に飲み込まれようとしていた……
森の奥に住む実は貴族の狩人の少女、カリス。
家に代々伝わる対魔物専用武器の双剣"シヴァンドヘル"片手にいつもどおり狩りをしていたカリスの前に謎の魔物"エインセル"が現れた。
エインセルを追っていた幼なじみの王族つき騎士クオルを手伝い、ともにエインセルを追うことで、宿命の戦いが幕を開ける──
というのがだいたいのあらすじです。
これはそのテーマソングとして考えました。
霞む視界
消える月夜の灯り
星の光さえも
覆い尽くしてしまう
守りたい数だけ
闇を切り裂いて
光 生まれる奇跡
この目で見るんだ
明日の見えないこの世界には
かけがえのないものがあるんだ
光 闇 自分 鏡像
解らなくても
僕は今、歩き出すんだ
未来へ!
闇の中に潜む魔物の影は
僕自身の心を映していた
そう 迷ってたんだ
守るためなのに
傷つけるかもしれないという矛盾に
明日が見えないから世界には
"守りたい"って願いがあるんだ
鏡 影 自分 虚像
見失っても
伸ばせば 光にいつか
届くさ
否定しかしない自分を
虚像を振り払って
信じられる力
強さになるから
もう一度あの空を取り戻すために!
明日の見えないこの世界には
かけがえのないものがあるんだ
光 闇 自分 鏡像
力に変えて
信じて 歩き出すんだ
絆で繋がる未来へ!
この作品、思いつき作品の多い私が唯一、プロットを最後まで書き上げた物語です。
でも、プロットを書いたことで満足しているふしがある……
時間ができたら書こうかな……
というか、ここに載せた歌詞の原作はここでの反応を見てから書こうかどうか決めるつもりなので……
感想、お待ちしています。