笑う月、目覚めの時
サリエラ連合国とバーツァ連邦の対立が続く世界。
一触即発の膠着状態で、サリエラ連合において極秘裏に新型機動兵器が発明された。
その兵器の情報を手に入れたバーツァ連邦が、サリエラ連合の軍属志願者たちが集う大会の最中、その強奪を決行する。
嫌々その大会に参加していた学生の少年レン=アーシェルは不思議な声に導かれ、大会会場の地下に行くと、バーツァ連邦の強奪現場に遭遇する。
巻き込まれ、成り行きで新型機動兵器に搭乗することとなったレンは世界の歪みと真実を目の当たりにすることとなる──
僕はどうしてここにいるのだろう?
答え 見えないまま駆け出していた
先にあるのが光なのだとしても
君はいないと知っているのに止まれない
僕は何故また ここにいるのだろう?
君の姿はもうどこにもなくて
凍えた夜を緋い月が照らして
君はいないと言っているんだ
もう やめて──
君はどうしてここにいるのだろう──?
答え 見えないまま駆け出していた……
僕はどうしてここにいるのだろう?
君がいないのに
どうして生きているんだ?
世界は何故、止まらない……?
違う
僕が止まれずにいるんだ──
僕は何故また ここにいるのだろう?
色が喪失した白い世界で
凍えた夜を緋い月が照らして
君はいないと言っているんだ
僕はどうしてここにいるのだろう?
答え 見えないまま駆け出していた
先にあるのが光なのだとしても
君はいないと知っているから──!
止まれない……
某有名ロボットアニメに感化されて作った作品のイメージソングでした。




