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魔王だって色々考えてるんですー!⑦ ~完~

魔王のひ・み・つ☆ミ

「…………ま、そりゃバレるわな」


 リリンと戦っている最中、彼女は叫んだ。“シエルと戦って立ち向かう勇気も失った?”と。


「バレる? ああ、先ほどのリリエンヌの言葉か。莫迦にするなよ、アルカン。最初から正体を知った上で、私は貴様を魔王城に招き入れたのだ。鬼族だなどとくだらん嘘にもつきあってな。本来であればこの城の魔物を殺めた者は生かしてはおかんのだが――」


 少し間を取って、シエルが珍しく自信なさげに呟く。


「――貴様はこの城に棲む非戦闘員には決して手を出さなかった。人間がどうやって魔物を見分けていたのかは知らんが、見事なほどにだ」

「かっ、くだらねえ。おれはただ、かかってくるやつだけを斬ってただけだ。余計な殺生は好きじゃねえし、最短距離を駆け抜けておまえを殺せばそれで済む話だったからな」


 シエルがうつむき加減に少し笑った。


「くく、そうか。ただそれだけか。いずれにせよ、だから迷ったのだ。私はな、アルカン。貴様のその甘さや優しさが、未来のないこの城に、種族を超えて様々なものをもたらす気がしたのだ。そして事実、貴様は南の魔王城を食料難から救って見せた」

「それだって人類との戦争を回避させるためだ。おまえらのためじゃない」

「理由などどうでもいい。どうでもいいのだ。過程に結論を求めるほど愚かなことはないぞ、アルカン」

「結果がすべてか。ま、いいさ。だが、おれが今後も反乱に荷担しないとは限らねえ。なんせ魔王を討ちに来た人間の勇者だからな」


 シエルが長い白髪に手を入れて、瞳を細めて優しげに微笑む。

 おれは不覚にもその表情を魅力的に感じてしまい、意図的に視線を逸らした。


「つまらんことを言うな。ならば私は何度でも鎮圧し、何度でも貴様をゆるそう」

「……っ……バカやろうが……」


 けれどシエルの言葉は、いつもおれの身体と心を満たすんだ。

 また少しの間を取って、シエルは躊躇いがちに口を開いた。


「私はな、アルカン。父が愛し、遺したこの城を、なんとしてでも守りたかった。東西北の魔王からも、食料難からも、むろん人類の勇者からも。そして――」


 そうして魔王シエルはゆっくりと言葉を紡いだ。


「――父ヴィケルカール・アシュタロト自身からも、だ」


 シエルがおれに肩を貸して王座へと歩き出す。といっても、身長があまりに違いすぎるからおれはシエルの肩を杖代わりに歩いているようなものだが。

 王座まで辿り着くと、シエルはおれの両脇に手を入れてゆっくりとその座につかせた。自らは肘置きに腰を置き、王座の背もたれとおれに背中を預けるようにもたれかかる。


「私は貴様を異性として愛している。貴様に嫌われるのは極めて不本意だ。ゆえに私は、貴様にだけはすべてを語ろうと思う。少々長くなる。気絶などするんじゃあないぞ、アルカン」


 白のワンピースの背中が赤く染まっている。


「おれは問題ねえ。おまえこそ、大丈夫なんだろうな」

「誰に向かって言っている」


 とはいえ、今回の傷はそう簡単には塞がらないだろう。なにせおれ自身が彼女の背中の皮膚を削いでしまったのだから。もっとも、シエルがその気になれば回復魔法(リカバリ)でいくらでも塞ぐことはできるのだろうけれど。


「人類が北の魔王軍と呼称する存在は、正確には魔物でも人類でもない。今は亡き、と言われている神々の末裔どもだ」

「神……? マリカのように、かつて異世界から召喚されたニホンジンの勇者に滅ぼされたと聞いたが」


 セラトニアの大賢者カルドから聞いた話だ。間違っているとは思えない。


「うむ。父の古い文献にもそう記されている。だが、やつらは生き残っていて、その末裔どもが当時その地で平穏に暮らしていた北の魔王軍へと勢力争いを仕掛けた。結果、北の魔王軍は大敗、南へと逃れて今に至る」

「……つまり、おまえらが?」


 シエルがうなずく。


「そうだ。この南の魔王軍こそが北の――そうだな、仮に神軍とでも呼んでおこうか――北の神軍に追いやられ、命からがら逃げ延びてきた最弱の魔王軍だ」


 だから南の魔王城には上位種の魔物がほとんどいないのか。


「先代魔王ヴィケルカールがいたのに負けたのか?」

「父の手記によると、むしろ父がいたからこそだった。私が当時の魔王でも、おそらく同じ決断、つまり北の地を捨て南へと逃れただろう」

「どういうことだ?」


 シエルが少し難しい表情で、背中をおれに預けたまま見上げてきた。


「純魔ヴィケルカールは強かった。今の私でも敵わんくらいにだ。だが、他の魔物らがついて来られないのだ。父の立った戦場だけは常勝するも、その他の戦場はすべて大敗し続けた。皆殺しだ。上位種も下位種も、非戦闘員だった女も子供も関係なくな」

「なるほど。個体での勝利と軍での勝利は等しくないということか」

「そうだ。王は民を守るために存在する。民の壊滅は概念的な王の死に等しい」


 王と崇める民がいなければ、王は王たりえないということだ。


「やがて神軍はヴィケルカールを避けるようになり、その他の魔物だけを狙い始めた。北の魔王軍は極限にまで数を減らされ、魔王ヴィケルカールはこの城に生き残ったすべての魔物を収容し、肥沃だった北の地を離れて南へと逃れる苦渋の決断をした。すべては民と兵を守るためだ」

「そうして南の魔王軍が誕生した、か」


 シエルがうなずき、苦々しい笑みを浮かべた。


「父のもとにアイリス共和国の勇者が現れ、母レイン・アイリスと出逢ったのはその頃だ。実に平和な時代だった」

「はは、神軍とやり合うことに比べたら、勇者の一人や二人ってとこか。けど、あの嫁さんじゃあ、ヴィケルカールもさぞかし苦労したろうよ。ああ、おまえが生まれたのもその頃だな」


 シエルが少し笑って、過去を眺めるかのような視線を虚空に向けた。


「優しい父だった。半端者の私に生き延びるための魔力の使い方を教え、体術を教え、様々な知識を与えてくれた。もっとも、私がアシュであるときはほとんどが扱えぬものばかりではあったのだが」

「かっ! そのせいでおれは散々な目に遭わされたけどな!」

「ハッハッハ! そう言うな。貴様も最初は敵だったのだから仕方があるまい!」


 一頻り笑ったあとシエルはしばらく沈黙し、瞳を伏せた。


「だが、神軍の恐怖を忘れた愚かな民や無能な配下は、人間どもの支配する南の地へと逃れる決断をした魔王ヴィケルカールを糾弾した。父だけではなく母や私にもその被害が及びかけたことで、父は精神的に追い詰められていった。毎晩、涙を流さずに泣いていたのだ。そうして父は――」


 赤い視線で虚空を見つめ、シエルは意を決したように淡々と呟く。


「――そうして父は狂った。さらなる力を求め、さらなる魔法を求め、母も私も省みず、研究に没頭した。あの蔵書はその名残だ。やがて父は新たな魔法を反抗的だった配下で試すようになった。最初は父を糾弾していた純魔種だ。その純魔は生体実験初日に死んだ」


 ぞくっと背筋に悪寒が走った。

 シエルは淡々と続ける。


「言うに及ばず、狂った父の力に対する欲は段階的に拡大していった。民や配下を守るために取った行動が元で、民も配下も殺し始めたのだ。そして最後には……あんなに優しかったのに…………最も近しい忠実なる存在を……実験体にしようとした。だから私は――」


 シエルが無表情で言葉を切る。

 だからこそおれは直感的に気がついた。それが嘘であると。おそらくはシエル・アシュタロトがおれに対してつく、最初で最後の嘘であると。


「もういいよ、シエル」

「――父を殺した。父に教わった力で、父から教わった知識で、父を殺した」

「そうしなければ、おまえが殺されていたんだよな」


 シエルは否定も肯定もしなかった。

 ただ、ほんのわずかばかり瞼が持ち上げられた気がした。


「悪ィ、今のは失言だ。見抜いた真実は胸にしまっておくべきだったな」


 惨たらしい話だ。なのにおれは安堵していた。

 シエル・アシュタロトは、殺す必要のない魔王だという確信を得て。


「勝てないと思っていた。けれど父は最後の瞬間に拳を解き、私の一撃を自らその身に受けた」

「……」

「魔王ヴィケルカールの最後の言葉は、ありがとう、すまない、だった。私には未だにその二言の意味がわからない。礼を言うくらいなら、謝るくらいなら、どうしてあなたは……」

「なんだ、おまえ。そんなこともわからねえのかよ。――暴走を止めてくれてありがとう。大切な城を守ってくれてありがとう。間違った道を進んでしまってすまない。…………おまえを、幸せにしてやれなくてすまなかった……」


 シエルの瞳が、今度こそ大きく見開かれる。


「――てことだよ、きっとな。たぶん息を引き取る前に三言めがあったとするなら、それはおまえの口癖と同じで、愛してる、だ」

「く……っ」


 勢いよくおれから顔を背け、シエルが表情を長い白髪で隠す。その小さな背中が小刻みに震えていた。

 しばらくして嗚咽が聞こえてきたが、おれは見ないふりでシエルの背中に手をあてた。


「一つ貸しだぞ、シエル。――回復魔法(リカバリ)


 異世界の言葉で言えば、武士の情けってやつだ。

 背中の傷口を塞いでやった直後、魔王シエルはおれの胸にしがみついて大声で泣きじゃくり始めた。


 ああ、違うな。違う。こいつは偉大なる魔王シエル・アシュタロトではない。

 ぽんこつ魔王のアシュだ。シエルが他者に涙など見せるものか。あいつは最高に格好いい魔王なんだぜ。


 リリンが吹っ飛ばされて謁見の間の壁に空けた大穴を見つめ、王座で小さな魔王を抱いたままおれは考える。

 もう少しだけ、ここにいてやるか。


     *


 翌朝、おれはいつものように鮮血色のマントを羽織り、食堂へと向かった。


 リリンのしでかしたことを他の魔物らに言うつもりはない。事件の迷宮入りによる多少の批難は覚悟の上だ。

 この程度のことは、ヴィケルカールにかけられた民や配下からの圧力に比べればどうということもない。

 おれは勢いよく扉を開けた。


「待たせた……なぁぁぁぁ~~んでいるのッ!?」


 思わず指さした先には、いつもの席に平然と座っている西の魔王リリエンヌ・アーディンイーリスその姿だった。


「何よ、ずいぶんな物言いをするのね、アルカン」


 お誕生日席ではアシュが小さくなって軽く震えている。よく見ればゴブ蔵も目が泳いでいた。


「さっさと座るブヒ。参謀様が遅れるたびに、オラたちの朝食の時間が遅くなるブヒ。ぷぎっききぃ!」

「うむ。せっかくのニクが冷めるではないか」


 ブタ野郎とスラッサンがいつものように高圧的な態度で皮肉を浴びせてきた。

 おれは長テーブルを回り込み、いつもの席――リリンの隣へと腰を下ろす。少し首を傾けておれに視線を向けたリリンが瞳を細めた。


「身体は平気?」

「……おまえこそケガはないのか? 腹をぶち破られてただろ?」

「魔王シエルはほんとに怪物ね。腸や骨まで貫通したはずなのに、今はもうなんともないわ。全身が気怠いけれど」


 当然だ。回復魔法(リカバリ)は失われた部位を周辺組織を削り取って血肉へと変換し、無理矢理回復させる魔法術式なのだから。いくらリリンが西の魔王といえど、体力の回復には数日を要するだろう。


「……ねえ、傷口が気になるの。あとで部屋に行くから、背中を見てくれる?」


 リリンが挑発的に呟いた。

 あきれるくらいにいつも通りだ。


「……それは楽しみだ」


 まるで昨日の出来事が夢だったかのように錯覚してしまう。


「ア、アニキ」

「おう」


 だが、ゴブ蔵は不安げな視線をおれとリリンの間で行き来させている。この態度と先ほどの会話から察するに、夢ではなかったことだけは間違いない。

 逆隣のポチ子が嬉しげに椅子の上に立ち、尻尾を振った。


「あるかん! ぽちこ、もうげんきだぞー!」

「はは、昨日も聞いたよ。一緒に飯食ったろ? そうだ、あとで散歩に付き合ってやるぞ」

「やった! ゆき、ほるか!? たのしいぞ!」

「それは寒いから嫌だ」

「が~んっ、ぽちこしょっく!」


 おれは斜向かいの石像ガーゴイルに目配せをする。


「手間をかけさせたな、旦那」

「フ、参謀殿も元気になったではないか。あのように取り乱すとは、貴殿らしくないぞ」


 おそらく、アシュを追いかけたときのことを言っているのだろう。


「そうだな。ほんとそうだ。みっともないところを見せてしまった。悪かったよ。今度、砂浜の砂を取ってくるから勘弁してくれ」

「それは期待しておこう」


 ゴイルの旦那が口元に笑みを浮かべ、石のハットを目深に引き下げた。

 おれは金髪の美しい純魔に視線を戻し、声をひそめて尋ねる。


「おまえ、何しに戻ってきたんだ」

「何しにって、あなたの側にいたくてなのだけど――」

「冗談言ってる場合か。あのときは運良く止められたが、次にシエルが覚醒したら真っ先に殺されるぞ」

「あら、でも、あたしには殺される理由がないわ」

「おまえはこの城の魔物を――」


 ブタ野郎がおれたちの会話を遮るかのように、大声で割り込んできた。


「ぷご、そこのタコ参謀様! 軽々しくリリンたんに近づくなブヒ!」

「ああ?」


 てめえの一族を殺した女だぞ、こいつは。


「ぷき、リリン将軍は行方不明になってたオーク族を全員連れ戻してくれた恩人ブヒよ。なぁ~んもできなかったダメダメ参謀様とは大違いブヒね。――ぷぎゅぅ、リリンたぁ~ん!」


 リリンが愛想笑いを浮かべて手を振ると、ブタ野郎がくねくねと気持ち悪い動きをした。どうやら嬉しくて照れているようだ。


「モ、モ~ウ、ミノタウロス族の若い衆もぉ~、連れ帰ってくれたモゥ。感謝モゥ」


 巨体のミノ吉がペコリと頭を下げる。


「……どういうことだ?」

「あたしが行方不明だった魔物たちを発見して連れて帰ってきてあげたのよ。何があったのかは知らないけれど、魔王城からずいぶんと離れたところに連れ去られていたから。犯人を見つけられなかったのが残念だわ」


 な、何を言っているんだ?

 リリンがおれに身体を寄せて、耳元で囁く。


「……あいつらは精気を抜いて身動きを封じただけよ……」

「……こ、殺してなかったということか……!」

「……あったりまえでしょ。そんなリスクは踏めないわよ……」


 こいつ、どこまで狡賢いんだ。

 少し考えて、おれはどうでもいいことを尋ねた。


「……マリカのときのように唇でやったのか……?」


 一瞬だけ面食らったような顔をして、リリンが苦笑を浮かべる。


「……バカね。こんなときに何を訊いているのよ……」

「……いや、なんとなく気になってしまって……」


 リリンが困ったような表情のまま小さなため息をついた。そうして唇に指先をあてて、静かに囁く。


「……精気吸引(エナジードレイン)は傷口があれば十分よ。ここはもうあなた専用にするから安心していいわよ、アルカン……?」


 身を離して、リリンが照れた様子もなくテーブルに片方の肘をついた。どうやらこれ以上ここで喋るつもりはないらしい。

 なるほど。確かにシエルがリリンを殺す理由はなくなった。シエルにしてみれば、リリンが行ったことは稚児の悪戯程度の認識にまで引き下げられるだろう。

 おれは少し考えてから尋ねた。


「故郷はどうするんだ? 放っておくのか? 王が不在なんだろ?」

「やめたわ。あんなつまらないこと。やりたいやつがやればいいもの。いつまでも居座っていて殺されるのも御免よ。――ねえ、魔王様?」


 突然話を振られたアシュが、奇妙な悲鳴を上げた。


「ぴゃ!? う、うう!?」


 おれは金色の頭に手刀を軽く落とす。


「やめろ。アシュをいじめるな」

「あら、やけに庇うのね」

「……妬いてんのか?」


 リリンがさも当然のように、ぬけぬけとこたえる。


「そう。妬いているの。愛してるわ、アルカン」

「かっ! そうかい、おれもだよ!」


 まったくもって、こいつらはおもしろい。これが魔物というものか。人類には考えすら及ばないような選択肢を、彼らはあっさりと選んでしまう。

 だが、確かに人類の決めた常識に囚われる必要はない。なにせここは魔王城だ。昨日あった出来事など、こいつらにとっては日常的に起こりうるケンカ程度の認識なのかもしれない。


 ああ、小せえなあ、人間ってのは。

 気づけばおれは声を上げて大笑いしてしまっていた。


「アニキ?」

「くく、いや、なんでもねえよ、ゴブ蔵。何もかも、もう大丈夫だ」


 ゴブ蔵が不思議そうに首を傾げたあと、吹っ切ったような笑みを浮かべた。


「ッスか。いや~、マジよかったッス。――あ、そだ。アヌビスんち、今日からやるッス!」

「おう。頼んだぜ、ゴブ蔵」

「ヨー! 石造りでマジ気合い入れていきますんでぇ~、シクヨロォ!」

「はいはい、シクヨロシクヨロ」


 おれは未だに縮こまっている魔王に視線を向けて叫ぶ。


「おい、アシュ、いい加減食おうぜ。スラッサンじゃねえが、温けえうちに食いてえよ」

「う、うん。うーん? ん! そだね! ――じゃあみんな、いただきますするよー!」


 さて、今日はどこから手をつけようか。やるべきことは山ほどある。


 西の魔王が謁見の間に空けてしまった大穴を塞ぐ作業は、急がなければならない。


 半年は洗ってねえ犬みたいな臭いのするやつらのため、大浴場も増設したい。


 新たなメニューを開発するのも悪くないし、畑はまだまだ広げる必要がある。


 山菜は毎日採りに行かせなければならないし、海産物も保存が利くように工夫をしたい。


 人類と取引のための親交を持ちたいし、魔王の蔵書から外交政策の基礎も学ぶ必要があるな。


 来るべき北の神軍との大戦に備えて、軍部の強化も必要だ。


 拝啓、ニンゲンども

 おそらく貴様らには考えも及ばんことだろうが、ここはなかなかに楽しいところだぞ。

                                                       魔王城より


忌憚なき意見や感想なんかをお聞かせいただけると嬉しいです。

WEB、商用問わず、今後の参考にしたいと思っております。


また、こちらのほうもよろしくお願いいたします。

京都多種族安全機構

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アリスの国のアリス

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暇つぶしにでも、ぜひ!

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