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哀しみのマグナム【改】  作者: 虫松
番外編
57/59

哀しみのマグナム番外編2(ディックとイーグルの男旅)

ディック 23歳 元軍人 火星でマグナム整備士 休暇中

イーグル 23歳 元軍人 バイクレーサー ディックの休暇に付き合う

ジュリアス18歳 泥棒を稼業にしてる。戦争孤児


「ジュリアスって女だったんだ。って何でマグナム乗ってるの!」


「組織から盗んできたのさぁ、あたしの仕事は泥棒だよ」


ジュリアス専用 アーマドマグナム

機体名 【アルセーヌ・ルパン】


怪盗紳士、アルセーヌルパンを

イメージしたマグナム機体

マントから、ダイナマイトや爆弾

杖から強力な閃光、シルクハットのカッターなど


「相手のアーマドマグナムはどんな機体ナノです〜か~」


「詳しくは知らないんだ。見たものは全員殺されてるから。」


ディック(かなりヤバイ仕事じゃない、これ…)


「どんな、悪いことしてるんデスカ?」


「麻薬、人身売買、ありとあらゆる犯罪さぁ」


ディック(それって、マフィアじゃない?)

ディックは話を聞けば聞くほど、手を貸すのをやめたくなった。



◇◇◇



マフィアのシチリア島、本拠地


マフィアのボス ルチアーノとアルカポネは

葉巻を吸いながらソファに腰かけていた。


「盗まれたマグナム早く回収もしくは破壊しろ!」

ルチアーノは部下に灰皿を投げつけた。


「そんなに熱くなるな。向こうから仕掛けてくる。」


「何か手が、あるのか?」


「ギリシャにいるらしい。燻り出してやろうじゃないか!」


「ピエロと吸血鬼とフランケンシュタインか。」


「殺人ショーが始まるなぁ、いい見せ物になるな。」

アルカポネは頭の中で金の勘定をしていた。



◇◇◇



ゲイシーはピエロの格好をして子供達に風船を配っていた。


「はい、どうぞ」


子供「わー有難う」


「ちゃんと、お家まで持って帰るんだよ・・・・」


ドラキュラ(爆弾風船、大爆発フフフフフ)


ドラキュラ伯爵のマグナム バンパイヤは時計台に身を隠していた。


ドラキュラ伯爵専用機 アーマドマグナム

機体名【バンパイヤ】


飛行タイプのコウモリをイメージした

マグナム、超音波で相手の電子回路を

狂わせる。暗闇でも相手を的確に破壊する。


ゲイシー専用機 アーマドマグナム

機体名 【マッド ピエロ】


ピエロをイメージして作られたマグナム。

風船爆弾やカラーボールや大玉に乗ってる。


「ゲイシー準備はいいですか?」


「子供達の狂った笑顔がみれるな。イヒヒヒヒ」


「標的は私と同じ飛行タイプですね。キュラキュラ」


「相手は三機体なんだろ、一人一機体づつな。」

声をかけてきたのは2M以上の巨体のエドモンド


エドモンド専用機 アーマドマグナム

機体名 【フランケンシュタイナー】


フランケンシュタインをイメージして

作られたマグナム機体。体長5m

相手を捕まえ破壊する。


戦いは間もなく始まろうとしていた。


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