哀しみのマグナム番外編1(ディックとイーグルの男旅)
ディック 23歳 元軍人 火星でマグナム整備士 休暇中
イーグル 23歳 元軍人 バイクレーサー ディックの休暇に付き合う
ディックとイーグルはマグナム、ブルーバードにミサイルアーミーを載せギリシャへやって来た。
「ここがギリシャか!前戦争で来た時はパラシュートで降りてのいきなりの戦闘だったよな。」
「アーマドコアでの最初の戦闘でしたね。機獣タイプのマグナムと戦いましたね。」
「そうそう、でも今回は観光しに来たんだよ!楽しまないと。」
「何処に行くんですか?」
「やっぱり、ギリシャっていったら古代遺跡じゃない?パルテノン神殿とか」
(つまらなそうです。石の建物みるの~)イーグルは背伸びした。
◇◇◇
ディックとイーグルはパルテノン神殿にやって来た。
パルテノン神殿は紀元前438年に完工 古代建築物を伝える建造物文化財である。
「話に聴いてた通り、素晴らしいなぁ。この装飾の数々、ロマンがあるなぁー」
「そうですね・・・・」(早く街にいって女の子見たいです)
そこへ観光客らしき男が声をかけてきた。
「お二人の写真撮りましょうか?」
「お願いします!はいカメラのシャッターここです。」
「はい、お二人もっと寄って下さ〜い。はい、チーズ」
カッシャ!
「この辺に美女が集まる、レストランはありませんか?
「ありがとうって、ちょっと!」
男は身を翻しカメラを抱えて走り出した!
☆彡
イーグル「マチナサーイ!」
ディック「カメラ返せー」
ディックとイーグルはカメラを盗んだ男を走って追いかけた
「はぁ、はぁ、はぁ、もうダメ。・・・・・後は頼むよ、イーグル」
体力のないディックは途中でへばり、しゃがみこんだ。
◇◇◇
「カメラ泥棒マチナサーイ!」
「盗まれる奴が悪いのさぁ!」
「元気よく!タックーーーール!」
イーグルはジュリアスの脚目がけタックルした\(^o^)/
イーグルとジュリアスは倒れた。
「てめぇーこの野郎が、離しやがれ!」
「カメラ返して、あら?」
イーグルは男と思われた胸の膨らみに触った。
「スケベ野郎が!」
「オウッチ!」
イーグルは女に顔面に蹴りを喰らった。
「女性でしたか!」
子供達「ジュリアス姉ちゃーん、今の内の逃げて!」
イーグルの前にちびっこ3人が手を広げとおせんぼした
「ちびっこギャング!」
「よくも胸をさわってくれたね!おぼえてけよ!」
ジュリアスは逃走した。ディックが追いついた
「イーグル!あっカメラ持ってかれちゃった。あーあ」
「カメラ持ってかれちゃいマシター男女に!」
「仕方ないよ。どっか宿探そう。」
◇◇◇
ディックとイーグルは宿で荷物を置いて、夕食を食べにやって来た。
「ギリシャといえば地中海料理だよね。」
「イカ、タコ、ムール貝美味しそうですねー」
「スーブラキ(炭火やグリル焼いた肉の串焼き)もー美味しいよ!」
そこへ突然ジュリアスがディックとイーグルの
食事をしているテーブルへやってきた。
「カメラ泥棒!」
「おっぱいちゃん!」
「何だよ。おっぱいちゃんって、カメラ返せよ!」
「ほらよ!」
ジュリアスはディックのカメラを投げた。
「おい!投げるなよ!ずいぶん簡単に返すな。」
「あんた達のこと、調べさせてもらったよ。
月を危機から守った。ブルーバードのイーグルと整備士ディックだね。」
ディック(何で俺は整備士なんだ!それは今の職業だろ!)
「この街に巣食う悪者を退治しておくれよ!」
「悪者退治なら、警察に頼んでくださーい。」
「警察もそいつらから賄賂貰って頼りにならないのさ。」
「何で僕たちがそんな事しなきゃいけないんだよ!」
「あたしのオッパイ触ったじゃん!」
「ずいぶん高いオッパイデスネー」
(何だよ。イーグルばっかりイイ思いしやがって)
ディックは恨めしそうにイーグルを見た。
「仕方ありませんね。世直しの旅始まり始まりデース。」
続く