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哀しみのマグナム【改】  作者: 虫松
番外編
56/59

哀しみのマグナム番外編1(ディックとイーグルの男旅)

ディック 23歳 元軍人 火星でマグナム整備士 休暇中

イーグル 23歳 元軍人 バイクレーサー ディックの休暇に付き合う


ディックとイーグルはマグナム、ブルーバードにミサイルアーミーを載せギリシャへやって来た。


「ここがギリシャか!前戦争で来た時はパラシュートで降りてのいきなりの戦闘だったよな。」


「アーマドコアでの最初の戦闘でしたね。機獣タイプのマグナムと戦いましたね。」


「そうそう、でも今回は観光しに来たんだよ!楽しまないと。」


「何処に行くんですか?」


「やっぱり、ギリシャっていったら古代遺跡じゃない?パルテノン神殿とか」


(つまらなそうです。石の建物みるの~)イーグルは背伸びした。



◇◇◇



ディックとイーグルはパルテノン神殿にやって来た。

パルテノン神殿は紀元前438年に完工 古代建築物を伝える建造物文化財である。


「話に聴いてた通り、素晴らしいなぁ。この装飾の数々、ロマンがあるなぁー」


「そうですね・・・・」(早く街にいって女の子見たいです)


そこへ観光客らしき男が声をかけてきた。

「お二人の写真撮りましょうか?」


「お願いします!はいカメラのシャッターここです。」


「はい、お二人もっと寄って下さ〜い。はい、チーズ」


カッシャ!


「この辺に美女が集まる、レストランはありませんか?


「ありがとうって、ちょっと!」


男は身を翻しカメラを抱えて走り出した!



☆彡


イーグル「マチナサーイ!」


ディック「カメラ返せー」



ディックとイーグルはカメラを盗んだ男を走って追いかけた


「はぁ、はぁ、はぁ、もうダメ。・・・・・後は頼むよ、イーグル」


体力のないディックは途中でへばり、しゃがみこんだ。




◇◇◇



「カメラ泥棒マチナサーイ!」


「盗まれる奴が悪いのさぁ!」


「元気よく!タックーーーール!」


イーグルはジュリアスの脚目がけタックルした\(^o^)/

イーグルとジュリアスは倒れた。


「てめぇーこの野郎が、離しやがれ!」


「カメラ返して、あら?」


イーグルは男と思われた胸の膨らみに触った。


「スケベ野郎が!」


「オウッチ!」


イーグルは女に顔面に蹴りを喰らった。


「女性でしたか!」


子供達「ジュリアス姉ちゃーん、今の内の逃げて!」


イーグルの前にちびっこ3人が手を広げとおせんぼした


「ちびっこギャング!」


「よくも胸をさわってくれたね!おぼえてけよ!」


ジュリアスは逃走した。ディックが追いついた


「イーグル!あっカメラ持ってかれちゃった。あーあ」


「カメラ持ってかれちゃいマシター男女に!」


「仕方ないよ。どっか宿探そう。」



◇◇◇



ディックとイーグルは宿で荷物を置いて、夕食を食べにやって来た。


「ギリシャといえば地中海料理だよね。」


「イカ、タコ、ムール貝美味しそうですねー」


「スーブラキ(炭火やグリル焼いた肉の串焼き)もー美味しいよ!」


そこへ突然ジュリアスがディックとイーグルの

食事をしているテーブルへやってきた。


「カメラ泥棒!」


「おっぱいちゃん!」


「何だよ。おっぱいちゃんって、カメラ返せよ!」



「ほらよ!」

ジュリアスはディックのカメラを投げた。


「おい!投げるなよ!ずいぶん簡単に返すな。」


「あんた達のこと、調べさせてもらったよ。

月を危機から守った。ブルーバードのイーグルと整備士ディックだね。」


ディック(何で俺は整備士なんだ!それは今の職業だろ!)


「この街に巣食う悪者を退治しておくれよ!」


「悪者退治なら、警察に頼んでくださーい。」


「警察もそいつらから賄賂貰って頼りにならないのさ。」


「何で僕たちがそんな事しなきゃいけないんだよ!」


「あたしのオッパイ触ったじゃん!」


「ずいぶん高いオッパイデスネー」


(何だよ。イーグルばっかりイイ思いしやがって)

ディックは恨めしそうにイーグルを見た。


「仕方ありませんね。世直しの旅始まり始まりデース。」




続く


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