第二話 聖なる女、ノアの箱舟
アクス達は火星に行く為、運んでくれる輸送船を探していた。
そして集合場所にみんな集まった。
「で、みんなどうだった?」
「地獄の傭兵部隊の噂みんな聞いていて、ダメだった。」
マーシャルは両手を広げた。
「怖がって、誰も引き受けマセーン。」
イーグルは首をふった。
「後はバーバラのみか」
バーバラは女性を連れてやって来た。
「その!プリティ!ダイナマイトボディ!の女の子は誰ですか?」
「今回、輸送を引き受けてくれた、ジャンヌだよ!」
「傭兵時代の仲間か?」
「美しい、美しい天女のようでーす。」
「男は情けない臆病者ばかり、私の天の箱舟、
ノアが皆様に安全で快適な旅を無料でご奉仕します。」
「無料でいいのかい?かなり危険な旅なんだよ?」
「そうだ、遊びじゃないんだ!地獄の傭兵部隊にも狙われている。」
「趣味何ですか?好きな男性のタイプは?」
ジャンヌ「・・・・」
「止めるんだった早めの方がいい・・・」
「無理に危険な目には・・・」
「ディナーは何処がいいかな?」
「うるせぇよ!このビチクソ野郎どもが!あたしがやりたいって言ってんだから!
黙ってあたしの船に乗せてやるんだから!乗ればいいんだよ!」
「やっちまった。 ・・・・
こいつはね。男が大嫌いなんだよ。まぁあたしの大ファン、レズって奴さぁ!」
「ガーー~ーーーーーーーーーン!
こんなに聖女みたいな女性が女しか愛せないなんて」
「船には乗せてやるけど、あんたら不潔な男どもは倉庫で寝てもらうよ!
タダなんだから、あたり前だよね!ねーバーバラお姉」
「倉庫はかわいそうだ!せめて、食堂で寝かせてあげてもらえないか?」
「バーバラ姉様のおっしゃる通りにいたします。おい男どもさっさと荷物運び入れな!」
アクス(二重人格だな。)
マーシャル(バーバラ大丈夫か?)
イーグル(レズビアンって本当なのデスカ!)
色々な不安を抱えてアクス達はジャンヌの戦闘型輸送船、ノアにマグナムと荷物を運びれるのであった。
大型輸送戦闘型 宇宙戦艦
NOAH ノア
巨大なメガビーム砲を3つ備えた戦艦
マグナム機体を10機体収容できる。
食堂、司令室、テストシュミレションルームなど
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アクス達はバーバラが連れてきた、ジャンヌの宇宙戦艦、ノアに
マグナムを運び入れ火星に向け出発しようとしていた。
ディック「・・・・・・
ウソでしょう・・・
・・・・
戦艦の人が全員女性だよ。・・・・」
ディックは今まで男子学校しか行った事がなく、非常に興奮していた。
(まさか全員、女性しか愛せないなんて、ディックちゃんには
言わない方がいいんでしょうね)
「おい!そこのオタク男!ジロジロ、見てないで!早く荷物を運び入れろ!」
ディックはジャンヌに恋をした・・・
ディック(なんて聖女みたいな人だ。ミレーユさんとは違うけど、美しい)
イーグル(ディックちゃん恋は時に残酷デース。)
ジャンヌ(キモい男が4人も我がノアに入艦してるなんて、キモイ、キモイ)
「ジャンヌ、顔色がすぐれないようだ、大丈夫か?」
「バーバラ姉様ーーー何でもありませんわー!!!今日は歓迎会という事で
最高のディナーをご用意してますわーキャー楽しみ!!!」
「楽しみしてるよ。ちょっとアクス達に呼ばれてるから、失礼するよ。)
(男どもがいなければもっと最高なのに・・・)
ジャンヌは頬を膨らませた。
◇◇◇◇
ノアの戦艦内 テストシュミレーションルーム
「これからは宇宙での戦いになる。今まで以上に苦しい戦いになると
思うんだ。」
「新しい戦術考えたのか?」
「5人のマグナムが協力すれば巨大な敵にも打ち勝つ事ができるはずだよ。」
「これからは、火星軍の妨害や、地獄の傭兵部隊妨害があるな。」
「どんな相手でも倒して前に進むしかないよ。」
「さぁ、戦術でいいギャグが出来ませ術しましょか!」
ギャラクシィー5
イーグルとマーシャルの機体が合体して
特攻!ミサイル共にバーバラが相手を
切り裂く、最後にアクスがマグナム砲を
敵の頭上に飛び乗りマグナム砲連写!
戦術のテストは明け方まで続けられた。
その頃、ジャンヌは・・・・
「バーバラお姉さまーお料理が冷めてしまいましたわーー」
ジャンヌは一人食堂にいた。バーバラに忘れさられていた。