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哀しみのマグナム【改】  作者: 虫松
第一章 旅立ち編
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第三話 陸軍配属、戦術テスト

「お前ら、今日でこの訓練所を卒業だ。これから配属先を発表する。」

俺たちはこれから、どこの陸軍に配属か決まる。

運が悪ければ部隊ごと全滅だ。


「アクスと一緒の部隊になれるといいな」


「お前と一緒になったら予定より早く死ぬな」


「ディック、アクス、イーグル 第24陸軍部隊に配属とする。」


「やったぁーアクスと一緒の部隊になったー」


「変なのもついてくるぞ。」


「オー、マイフレンドー!これからもヨロシクソったれーども!イェエイー!」

イーグルが背中に覆いかぶさってきた。マジでウザい奴だ。


「うるさいぞ!馬鹿ども!静かにせんか!」

軍教官に怒鳴られた。


「まきぞいです。」

ディックはしょんぼり席に座った。


(ミレーユ、 君のいる地球へいくのか!)



アーマドコアを載せた宇宙戦艦は地球へ向け発信した。

宇宙船艦は火星からどんどん遠ざかっていった。


◇■◇■◇■◇■◇■◇■◇■◇■◇■◇■◇■◇■



地球 アメリカ大陸 ミレーユの家




ミレーユはウッドテラスに毛布を羽織り座っている。

「今日は星空満天ね。綺麗。あっ流れ星!それとも・・・」


「兄さんはアフリカ大陸にいるはず、来月には休暇で戻ってくるぞ!

ねぇ。アインシュタイン!」


「みゃああー」

猫のアインシュタインは高く鳴いた。



◇■◇■◇■◇■◇■◇■◇■◇■◇■◇■◇■◇■


宇宙戦艦内 テストシュミレーションルーム


アクスとディックとイーグル3人が集まった。

ディックが考えがあるらしい。


「これから戦場の猛者と、戦うにあたって戦術がないと生き残れないと思うんだ」


「賞金稼ぎとかもいるらしいな」


「傭兵さんようたいへん!ガッハハハAA!」


「これからテスト戦術したいんだけどいいかなぁ」


「イーグル。黙って聞いとけ!」


「名付けてスクランブル8今からやり方を説明するよ」



戦術名 【スクランブル8】

味方の機体が三対 中心から左右に散り8の字を

描くように旋回上下から8の字の中心で敵に集中砲火を

浴びせる。


「だれかおとり役が必要だな」


「みんな僕をみてるね・・・」


「逃げ足ハヤーイ。ディックちゃんで決まりデース」


「とりあえず僕でいいけど、後で変更もしてね」


「3対1で相手をつぶすか」


「卑怯という言葉は歯医者がいう言葉デース!歯イター」


「実践経験の浅い僕らが生き残る最善の方法だよ」


「・・・・・」

(殺らなければ自分が殺られてしまう戦争なんだ)


テストシュミレーションは

朝方までスクランブル8の練習は続いた




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