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哀しみのマグナム【改】  作者: 虫松
第五章 ムーンライト編
37/59

第三話  裏切り、宇宙へ

アクス達は山路を超えロケット発射場までやってきた。

ロケットに固定されたアクス達の新型マグナム 3機体に

呂布大将のマグナム 阿修羅がやってきた。


「そこのロケット発射中止だ!」


「そんな命令は受けてないぞ!」


「大統領の書状、高い懸賞がかかってるんだよ!」


「貴様!金のために裏切るというのか!」

ドミノ曹長は叫んだ!


「一度裏切りのも、二度裏切りのも一緒だ!弱いものは滅び!強いものが生き残る!」


呂布専用 アーマドマグナム

機体名 【阿修羅】

背中から六本の腕がおのおの武器を持ち

敵を一気に粉砕する。近距離型マグナム


呂布のマグナム、阿修羅が山の上から襲いかかってきた!


「おっさん、発射中止だ!解除してくれ!」


ドミノ曹長「・・・・・」


「聞いてるのか!おっさん!相手は呂布の大将だ!勝てるわけないだろ!」


「男はなぁ。負けると分かっていても、戦わなきゃいけない時がある!

男の生きざまを見ておけ!」


「カウントダウンに入ったよアクス」


「おっさーん、解除してくれ!おっさーん」


イーグル(10・9・8・7)


「馬鹿ども、必ず任務を遂行しろ!」


呂布のマグナムがドミノ軍曹のマグナムにタックルしてきた!



「どけっ!雑魚が!」

ドミノ軍曹のマグナム ドン パイレーツがふっとばされながら左腕の

かぎ爪を発射した。かぎ爪にはチェーンがついていた!


「うぬっ!」

呂布の右足にかぎ爪チェーンが巻きついた。


∬∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞

「おいおい!簡単にここは通さないぜ!」

ドミノ軍曹のマグナムは倒れながら左腕のチェーンを右手で

強く引っ張りたぐり寄せた。



ドミノ曹長専用機 アーマドマグナム

機体名

ドン パイレーツ

背中の大砲と右腕の斧 左腕のかぎ爪で

敵を破壊するマグナム。

後方支援タイプ、機動性は悪い



「おっさん、やるなぁ!ってもういいから逃げろ!」


「なんまいだぶ、なんまいだぶ」

ディックは念仏を唱えた。


イーグル「6・5・4・3」



「貴様ー邪魔をする気かぁ!」


「お前を止めるぐらいはできるぞ!」


「ゆるさん!弱者は地面にはいつくばれば、いいのだ!」

呂布のマグナムが上空へ飛んだ!


「阿修羅8連刀 切り!!!!」

呂布のマグナム 阿修羅が8本の腕で上空から切りつけてきた!


「来たか!」

ドミノ軍曹は腕を天高く上げた。


「しねーーーーー!!!!」

呂布のマグナム 阿修羅が頭上から刀を振り下ろした。


「うおぉおおおおおお!!!」


「おっさーーーーん!」


イーグル「2・1・0」



ロケットは煙を上げ発射を開始した。


それとともに

煙で呂布のマグナムとドミノ軍曹のマグナムが煙とともに見えなくなった。








「な・なにぃ・・・・」

呂布のマグナム 阿修羅は動きが止まった。


「うっうぅ・・・やはりな。8の刀全ては止められなくても4本ぐらいは防げると思ったわ」

ドミノ軍曹のマグナムは腕を切り裂かれていた。4本の刀は体にめり込んでいた。


「わしを舐めて切りつけてきたのが運のつきよ!」

ドミノ軍曹のマグナムはドン パイレーツは呂布のマグナム 阿修羅を岩場に叩きつけた!


「うぉおおお」


「くらえぇ!」

ドミノ軍曹の肩の大筒の大砲からメガビーム砲が発射された!


「無敵の呂布大将が、ああああああ」

大砲の中の光が広がっていく!


ドカーン

ボーーン


呂布大将のマグナムの顔が吹っ飛んだ!

ロケットは空高く飛んで行った。





「娘たちよ!軍人なんかと、結婚しちゃ駄目だ・・・・・」

ドミノ曹長のマグナム ドン パイレーツは動かなくなった。

操縦席に貼ってあった、3人の娘の写真が血によって剥がれ落ちた。


アクス達は月面都市へ向かって飛んで行った。

哀しみと共に・・・



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