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哀しみのマグナム【改】  作者: 虫松
第五章 ムーンライト編
36/59

第二話 衛星発射センター、目覚め

アクス達は火星の総監に大統領からの書状を届けるため、中国にやってきた。

地球から3体のマグナムを打ち上げるため、

ドミノ曹長とともに、酒泉衛星発射センターへトラクターで向かっていた。


「そーいえば、ドミノのおっさん、家族はいるの?」


「娘が3人おるわ。こないだ休暇であってきたが、大きくなっていた。子供は勝手に育つな」


「写真はあるんですか」


「運転席のハンドルの横に貼ってあるわ。いつも一緒だよ」


「おーキュートガール、お父様会わせて下さ〜い」


「会わせるわけないだろが!軍人なんてもってのほかだ!」


「やっぱり、軍人は親に嫌われるんだろうなぁ」


「死んでしまえば、お終いだからな。階級が特進したところで」


アクス「・・・・・」


ディック「・・・・」


「私は生き残って、このキュートガールに会いに行きまーす」


「会わせないっていってるだろうが馬鹿どもが!がはははは」


ドミノ曹長とアクス達は山路を走り続けるのであった。


マーシャルは大やけどで瀕死状態のバーバラを軍事病院へ運んでいた。


「助かる見込みはありますか?先生」


「体の半分は焼けてしまっているので、移植手術しても元には戻らない。」


「お金なら、いくらでも出す。何とか・・何とか・・・」


「やはり、体の半分は機械化(サイボーグ化)するしか方法はありませんな。」


「全責任は私が負います。お願いします!」


24時間にも及ぶ大手術が開始された。





◇■◇■◇■◇■◇■◇■◇■◇■◇■◇■◇■◇■◇■◇■◇





軍事病院 バーバラは体の半分を機械化する手術を受け10日間が経とうとしていた。


(ここは、天国かい、地獄かい?まぁあたしは、多くの人を殺ろし、手に掛けてきたんだ

天国にいけるわけないね。)


・・・・・・・・・・・・


( 声が聞こえる。誰かがあたしを呼んでるね。)


「バーバラの手が動いた!バーバラ!バーバラ!」

バーバラの目が静かにひらいた。


「た・・たいさ!」


「バーバラ気がついたか!」


「ここは、地獄じゃないみたいだね。」

マーシャルは今までの手術の事、体の半分は機械化、子供は産めない事など話した。


「今まで、好き勝手やってきた。罰があったたんだね。」


「すまない。バーバラ君をこんな身体にして、しまって。」


「戦いを止められたのに、止めなかったあたしもわるいのさぁ。

大佐のせいじゃないよ。」


「・・・・・」


「せっかく、生き返ってきたんだ。何かあたしにもできる事があるはずだよ。」


「リハビリを開始しないと。」


バーバラとマーシャルは病院内でのリハビリを開始した。


戦術名 【ダンシングヒーロー】


バーバラの機体が相手の機体を踊るように回り

敵を翻弄、集中したマーシャルがゲイボルグの無数の付きと

バーバラが上空からナイフを突き立てる





バーバラ専用機 アーマドマグナム

機体名

レッドパッションダンサー(改良型)


真紅のシャープなデザイン機動性を重視したマグナム

オリハルコンのナイフで相手の急所を

一撃で葬り去る。近距離タイプ


別名 賞金稼ぎ 死の舞バーバラ


(追加武装 バラの形をした機雷)











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