第七話 エアーズロックの戦い2
「あれ?新型アーマド3体で来いと伝えたのにコアラ男のカンガルーが
ついてきてるよ」
「キャタピラーの奴をすぐに殺すわ」
バーバラのマグナムはオリハルコンナイフを構えた。
「コアラ男もいずれ消さないといけなかったから、ちょうどいいか。
カメラ設置OK」
シャウラのマグナムはGOサインを出した。
「さぁヤルか」
グリズリーのマグナム サムソンボンバーは巨大な槍を束ねて肩に背負い助走をつけた!
「うぉりゃーああ」
グリズリーのマグナムは無数の槍を空高く放り投げた!
「死の舞、ダンスショーの始まりだよ!」
「はっはっははあはは!賞金頂きだよ!」
バーバラのマグナム レッドパッションダンサーとシャウラのマグナム
レッドスコーピオンが突撃を開始した。
「槍を投げてきたよ。追撃ミサイル発射!」
ボーン
ディックはミサイルを発射した。
槍はアクス達めがけ迫ってきた。
「カエル飛びダイナマイトアッパー!」
コッキィ大佐のマグナム カンガルーKOがしゃがみ込み
上空高くアッパーをして槍を弾きとばした。
弾き飛ばした槍がディックのキャタピラーに
突きさっさた。
「あれー!コアラ大佐!僕のキャタピラー動かないよ!」
「コッキィ大佐だ!自分で何とかしろ!」
「ディックちゃん。死んでも怨まないでね」
「ディックは動けないとすると俺達2機で相手2機相手か」
「キャタピラー動けないみたいね。おバカな奴ら!」
バーバラのマグナムがアレックスのマグナムにナイフで襲いかっかた!
「おりゃあ!」
アクスは大剣エクスカリバーで弾いた!
「カンガルーちゃんカモーン」
シャウラのマグナムはコッキィ大佐のマグナムにおいでおいでと手招きした。
「舐めやがって。失神KOしてやる!」
シャウラのマグナム レッドスコーピオンとコッキィ大佐のカンガルーKO
は対峙して、相手の出方をうかがっていた。
「毒針でもくらいな」
シャウラのマグナムレッドスコーピオンの口から毒針が出てきた。
「コークスクリューパーンチ」
コッキィ大佐のマグナムがパンチで毒針を弾き返した。
「一応今まで生き残ってきただけはあるね。なら、これならどうだい!」
シャウラのマグナムは砂煙を上げ視界を遮ってきた。
「・・・・・」
(あたしの尻尾の毒液をたっぷり注ぎこんであげるよ)
シャウラのマグナムがコッキィ大佐のマグナムの背中を狙って毒針を
射しこんできた!
その瞬間
コッキィ大佐のマグナムは上空に飛んだ!
「上空からのコークスキュリューパンチ!」
「うわぁああ」
ドーーーーーン
シャウラのマグナムは左腕がもぎ取られた!
「まだまだだねぇ」
シャウラの尾っぽの毒針がコッキィ大佐のマグナムに
首筋に突き射さった!
ブスッ!
「うおおおおろろろ!早く解毒剤を飲まなければ。」
コッキィ大佐は解毒剤を飲んだ。
「解毒剤は効かないよ!通常の3倍の毒薬だからねぇ!もって10秒だね!」
「ダイナマイトブロー!ダイナマイトブロー!うおおお」
コッキィ大佐のマグナムは左右のボディにパンチを連打した。
「効かないよ、あたしのマグナムの装甲は特別さぁ」
「ダイナマイトブロ!ダイナマイトブロー!はぁはぁ」
「効かないっていってんだろ!5・4・3」
シャウラのマグナムからコッキィ大佐のマグナムに毒が注入され続けた。
「まだまだ。ダイナマイトブローダイナマイトブローーーー」
左右のボディブローは続けられた。
ボディブローした途端シャウラの装甲にヒビが入った。
「2・1・0、終わったね。」
コッキィ大佐のカンガルーKOは、ついに動かなくなった。
「あたしの硬い装甲にヒビを入れるだけでも対したもんだよ。」
シャウラのマグナムが毒針を抜いた瞬間だった。
「ダイナマイトアッパーー」
シャウラのレッドスコーピオンの装甲は粉々に砕け上空高々と
放物線を描くように舞い上がった。
「ば、ば、かな・・・」
ドカーン
ボーン
シャウラのマグナムは地面に叩きつけられ爆発した。
コッキィ大佐はアッパーの動作のまま生き絶えた。